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政治でも経済でもアニメでもニュースなものが好きです。

★週刊文春最新号(1/17)目次「<紅白出場>純烈メンバー「凄惨DV」と「三千万」使い込み」「米津玄師「引きこもり」を「若者の教祖」に育てた<10歳上>「彼女」」&レーダー照射でトランプ氏が韓国に激怒! マティス氏退任で「在韓米軍撤退」も加速か(加賀孝英ZAKZAK)

◆藤原かずえTwitterより
NEWS23雨宮塔子アナ
日本と韓国の双方が映像を公開したわけですが、両方とも決定的な証拠とは言い切れずに水掛け論が続いてますよね


何でそんな結論になりますか(笑)
こんな感想を番組から言わされている雨宮アナに心底同情いたします


★黒井文太郎‏ Twitterより
日韓レーダー問題では、どちら側に非があるかはもう韓国側に決定してるので、自分が知りたいのは、韓国側内部に何が起きてるのか?ということですね。
安全保障というより韓国政治の分野なので、そちらの専門家の分析を知りたい。
(なんか根拠情報のない憶測が今のところ多い気が)






ドナルド・トランプ米政権が、韓国にブチ切れ寸前となっている。韓国海軍の駆逐艦が、海上自衛隊のP1哨戒機に「敵対行為」といえる火器管制用レーダーを照射しておきながら、稚拙極まる反論動画を公開して「自国の非」を認めないからだ。韓国は反論動画を計8言語で発信する計画という。米中新冷戦が激化し、北朝鮮が非核化を先延ばしするなか、トランプ政権は、日米韓連携を壊しかねない文在寅(ムン・ジェイン)大統領への不信感を高め、「米韓同盟解消」も念頭に置き始めたという。注目される、ジェームズ・マティス前国防長官退任の影響とは。ジャーナリストの加賀孝英氏による最新リポート。


 「今回の問題は100%日本が正しい。韓国は常軌を逸している。全世界に恥をさらした。トランプ大統領は文政権との決別を本気で決断するかもしれない」


 旧知の米情報当局関係者は、こう吐き捨てた。


 昨年末に発生した韓国駆逐艦によるレーダー照射問題。年が明けても韓国は「レーダー照射はなかった」「悪いのは日本だ」などと、大ウソ連発の“狂気の悪あがき”を続けている。


 韓国国防省は4日、やっと反論動画を公開したが、4分26秒のうち、自前の映像(=韓国海洋警察撮影)はたった10秒。あとは全部、防衛省が昨年末に公開した映像のパクリだった。韓国側があれほど主張した「(海自哨戒機の)威嚇的な低空飛行」は、何と証明画像はゼロ。「レーダー照射はなかった」という証拠も示せなかった。


 防衛省関係者は「韓国の反論動画で、海自哨戒機が国際法規に従って安全飛行していたことが、さらに証明された。それなのに非を認めず、まだ『日本は謝罪しろ!』と喚(わめ)き続けている。あの国は理解不能だ」とあきれた。


今回の韓国による異常暴走の裏で、一体何があったのか。以下、複数の日米情報当局関係者から得た極秘情報だ。


 「欧米各国は『文大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と、国連主導の経済制裁の緩和=制裁破りの密約を交わしているのではないか』と分析している。正恩氏による年内のソウル訪問が延期されたのは、『北朝鮮が、韓国の約束違反に激怒した結果で、今も文氏を責めている』という情報がある」


 「米CIA(中央情報局)は昨年末、『ソウル拘置所に収監中の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が12月30日にも保釈される』という未確認情報を入手し、慌てた。北朝鮮が『正恩氏暗殺計画の首謀者』として、朴氏の身柄の引き渡しを韓国に要求していて、文氏が北朝鮮のご機嫌取りで実行する懸念があった」


 そして、今回のレーダー照射問題との関係だ。


 「トランプ政権内では、文政権への不信感、警戒感が爆発し、『北朝鮮への制裁破り』で、韓国へのセカンダリー・ボイコット(二次的制裁)の検討が始まっている。今回のレーダー照射問題は異常過ぎる。米国は『韓国駆逐艦は本当に救助活動中だったのか?』『北朝鮮漁船の目的は何か?』『なぜ、韓国は非を認めることができないのか』と、重大な関心を持って調査に乗り出した」


 海自哨戒機などの情報収集によって、日本は決定的証拠を握っている。官邸関係者は「安倍晋三首相は『淡々と、毅然と韓国側に事実関係の証明を徹底的に求める』と言っている」と明かす。
冒頭の米情報当局関係者は「トランプ氏は、ホワイトハウスで文氏のことを罵(ののし)ったりしている。ブチ切れ寸前だ。文政権を、北朝鮮と一体の『反米・反日レッド政権』『敵性国家』と見て、本気で『在韓米軍の撤退』『米韓同盟の破棄』を考えている。それを唯一止めていたのはマティス氏だ。だが、昨年12月31日付で退任した。米国は韓国に対してもう容赦しない」と語った。


 韓国については、いわゆる「元徴用工」判決や、慰安婦合意の事実上破棄、竹島問題もある。日本はこれ以上、「無法国家」の横暴は断固許してはならない!


 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。



【生田のいくバズ Part3 】②改めて!ファーウェイとは?深田解説致します




★週刊文春2019年1月17日号



春ワイド


いだてんスクープ


裁判所は“VIP待遇”連発 ゴーンが獄中ですがる「仏陀の教え」


「オレはそんなに軽いのか」 安倍晋三が元旦にキレた



ご学友が明かす 天皇陛下一般参賀異例お出ましの原点


3.3億大間マグロ漁師は本誌に「松方弘樹さんが釣らせてくれた」


史上最年少9歳囲碁棋士 叔母が語る「3歳4カ月の覚醒」


レーダー照射韓国反論動画に三つのウソを発見せり


前宮司が暴露 靖国神社「外資系証券の運用で大損」の“売国”


青学原監督箱根駅伝失速「選手に責任転嫁」「政界進出」を直撃


「スポーツ万能の秀才」が原宿暴走犯に堕した不動産屋父の急死 


“遺書”に「気合を入れられた」 原宿署自殺警官を叱責した女性警部補


中居も二宮もタッキー引退ヨイショで消された「さらば! すばるよ」


2分で10億円 メイウェザー戦に蠢いた環境省副大臣(47)


JAL現役パイロット 「オーストラリア飲酒隠蔽」を告発する


野党が狙う東大首席美女(35)に参院選出馬を聞いてみると…


AKB名物記者が“情報漏洩”で日刊スポーツを“クビ”になった


2億円を詐取 京王電鉄子会社・京王観光が“キセル”で大儲け



貴乃花 我が相撲道 連載第一回


 自分は親父の「分け身」。私は本来、臆病で怖がり。叩かれても、裏切られても、腐らず生きてこられたのは、親父・貴ノ花の代わりに生きなきゃと思っているからです。



10分我慢、男性は手術・投薬、女性は骨盤底筋トレ 「頻尿」に克つ   長田昭二


欽ちゃんのボケないキャンパス珍道中(41)


野球の言葉学   原 辰徳(読売巨人軍監督)



THIS WEEK


政治 自民党を去る“選挙の神様”「引き際の美学」


経済 おせちが届かず 今年も杜撰管理 ヤマトのクール便


社会 不法就労の必須アイテムで提携 中越犯罪グループ


国際 懲役33年 朴槿恵が単独房で読み漁る漫画とは


スポーツ ラグビー帝京大V10ならずも残した改革の功績


芸能 北大路欣也は“最年長視聴率男”


新聞不信・食味探検隊


グラビア


原色美女図鑑   深田恭子


初春めでたや   お祝いお菓子


2019年にブレイクする平成生まれのU-30


紅白(秘)舞台裏


▼サザン 大団円の陰にセクハラP更迭事件 ▼ユーミン 「不甲斐ない」涙からリベンジ ▼北島三郎 バーター? “兄弟”出場の真相 ▼一番かわいそうな演歌歌手は…



米津玄師「引きこもり」を「若者の教祖」に育てた<10歳上>「彼女」



<紅白出場>純烈メンバー「凄惨DV」と「三千万」使い込み


全身に大ケガを負わせ、流産した同棲相手に「逆によかったやん」と暴言を吐き、接触禁止の誓約書を書くはめに。別の彼女には借金、人妻とも不倫。中高年女性に人気の「スーパー銭湯アイドル」のもう一つの顔。



連載


夜ふけのなわとび   林真理子


本音を申せば   小林信彦


悩むが花   伊集院静


そこからですか!?   池上 彰


ツチヤの口車   土屋賢二


いまなんつった?   宮藤官九郎


パンタレイ パングロス   福岡伸一


考えるヒット   近田春夫


人生エロエロ   みうらじゅん


川柳のらりくらり   柳家喬太郎


言霊USA   町山智浩


この味   平松洋子


時々砲弾   宮崎哲弥


0(ゼロ)から学ぶ「日本史」講義   出口治明


人生論ノート   万城目学


美しき愚かものたちのタブロー   原田マハ


フィデル!   海堂 尊


ロッキード   真山 仁


司馬遼太郎 漫画化第二弾


 新選組血風録 沖田総司の恋   森 秀樹


阿川佐和子のこの人に会いたい   石破 茂


新・家の履歴書   今野 敏


文春図書館


『昨日がなければ明日もない』   宮部みゆき


『ノマド』   ジェシカ・ブルーダー


私の読書日記   酒井順子


著者は語る   山口恵以子


文庫本を狙え!   坪内祐三


ミステリーレビュー   池上冬樹


漫画の時間(終)   いしかわじゅん


ベストセラー解剖/新刊推薦文



見もの聞きもの


テレビ健康診断   亀和田武


尾木のママで(終)   尾木直樹


木曜邦画劇場   春日太一


シネマ桜吹雪   桜庭一樹


クローズアップ   渡辺真起子


言葉尻とらえ隊   能町みね子


シネマチャート/DVD/すごいアート


マンガ


タンマ君   東海林さだお


沢村さん家のこんな毎日   益田ミリ


日々我人間   桜 玉吉


てこずるパズル/ぶらりわが街[路面電車編]/淑女の雑誌から


この人のスケジュール表   富田靖子、松江泰治、山本芳久


伊藤理佐のおんなの窓/読者より/表紙はうたう(和田 誠)



おまけ

オウム真理教元幹部の手記 富田隆
平成最大の大事件
オウム真理教事件


ボディガードとして最も近くで見続けた男が語る、
 麻原彰晃の狂乱の日常と日々。


●著者は松本サリン事件で懲役17年! 出所後すべてを語る!
●麻原は本気で自分は最終解脱者だと思い込んでいた
●ロシアからの超大型ヘリ購入や潜水艦建造のお粗末な裏側と真実、「軍事訓練」も単なる兵器体験ツアー
●信者の家族関係を破壊する一方、自分の家族は大事にしたがその扱いはひどかった
●あの上祐氏も! 麻原は日常的に信者を精神的に追い込み、凶悪犯の人格を持たせた
●高級料理よりラーメン、贅沢を知らなかった麻原、肥満の原因はジャンクフード
●お金の使い方もろくに知らず、逮捕時に所持の1000万円もただ不安だったから


平成6(1994)年6月27日の昼少し前、私と端本悟は新実智光の部屋へ呼びだされ、私、端本(悟)、新実(智光)、村井(秀夫)、中川(智正)、遠藤(誠一)、中村(昇)の7人分の作業服を買ってくるようにいわれました。
 端本悟とふたりで買い物を終えて、集合場所だといわれた第6サティアンの横にあった2階建ての小屋に行き、中村(昇)と新実(智光)と4人で村井(秀夫)を待っていました。
 村井秀夫がなかなか来ないので、新実智光はイライラしていました。
 本来なら昼前には出発していなければいけない予定になっていたようです。
つまり、サリン散布は日の高いうちに行う予定だったのです。
あまりに村井が遅いので、しびれをきらした新実がこういいました。
 「先に説明しておきます。松本へガスを撒きに行きます。シーハ師(私)とウパーリ師(中村(昇))は警備です。撒くのを邪魔する者が来たら、車から飛びでて排除してください。その間にわれわれは逃げますから。戦う相手は警官になると思います」(本書より)


著者紹介 富田隆(とみた・たかし)
1958年青森県八戸市生。日本大学理工学部建築学科中退。少年期より空手を学び、心身を鍛錬。後にダンス教師となり、ここで出会った最初の妻とともにオウムに入信。修行に励み、麻原の信頼を得て幹部に。後に松本サリン事件に加わることになる。教団幹部として麻原に接する中、その真実を知り、2度目の妻とともに教団を脱出。地下鉄サリン事件後、出頭。懲役17年の刑期を終え、出所。


Amazonレビュー一部抜粋


著者の富田氏はオウムの中堅幹部であり、麻原彰晃のボディガードを務めていた。
富田氏は、麻原には霊能力があったが、霊能力があることと人格の素晴らしさとは何の関係もなく、最低の人格の持ち主だったと述べている。麻原はダライ・ラマ14世を初めとした現在のスピリチュアル界で覚醒者と呼ばれている人々の多くから、高い悟りを得たと認められており、悟りを得ることと高い人格とは関係ないという。


空手とダンスをやっていて(ダンスの動きは空手に役立つ)、霊的なものにも興味を抱いていた富田氏は、麻原の著書を読んだ最初の妻と共に、当時はヨーガ・サークルだった麻原のところへ見学に行ったところ、麻原本人が直に対応してくれた。その時に感じた麻原のパワーはものすごく、その場で入会を決める。そしてその後、眉間に親指を置いて15分ほどエネルギーを注入する「シャクティパット」を受けて、対外離脱体験をし、麻原の能力を確信する。
富田氏は麻原の指導で様々な神秘体験や体質改善ができ、麻原の霊能力は認めたものの、聖者とまでは思っておらず、修行者として未完成なのに最終解脱を名乗ってしまうところに傲慢さを感じていた。にも拘わらず、出家を決めたのは、ヨーガの指導者としての腕は超一流で、ヨーガを極めるには麻原に学ぶのが一番早いと思ったからだという。
またオウム真理教の「戒律」に、「不殺生戒」があり、ゴキブリや蚊などの害虫さえも殺さないというもので、この不殺生を愚直に守る者の間で生活するのが心地よかったとも述べている。


オウムの協議が変化したのは、昭和63(1988)年、チベット密教を本格的に移入してからだという。チベット密教では矛盾だらけの説を平気で唱えており、麻原は更に勝手な解釈を加え、無理に無理を重ねた協議を作ることによって、オウムも麻原も神の愛からどんどん離れる道を歩んでいったという。
また村井秀夫や井上嘉浩ら取り巻きたちは、麻原に徹底的におもねり、胡麻を擦り続け、麻原の暴走を煽り続けたとも述べている。
平成元(1989)年の選挙活動で、ダンスができた富田氏は選挙カーで踊ることを命じられ、「オウムシスターズ」と呼ばれる4人姉妹の長女Mと出会う。麻原はその後、仏教の教えを音楽と踊りで表現するダンスチームを作り、Mもそのチームに入ってきた。最初は妹のように思っていたMに、富田氏は次第に恋心を抱くようになる。
平成5(1993)年半ばごろから、麻原は「オウムは毒ガス攻撃を受けている」と言い出し、多くの者がそれを信じていた。富田氏は麻原のボディガードをしているうちに、昔は強かった霊的能力がどんどんなくなっていき、その頃にはほとんどゼロだということに気付いていた。またオウムの化学班は失敗続きで、唯一の成功例は土屋正実が作った毒ガスのみ。ロシア軍事ツアーもただの体験、お試しツアーでしかなかった。そんななか、富田氏は次第にMと一緒にオウムから逃げ出すことを考えるようになる。
そして、松本サリン事件の手伝いをさせられたことから、オウムからMを連れて逃げる決意をする。富田氏はオウムの毒ガスには殺生能力などなく、ちょっとした悪戯程度にしか考えていなかった。また側近たちも緊張感がなく、サリンの効果はたいしたものではないと舐めていたのではないかと述べている。だから、数人の死者、多数の重軽傷者が出たと知った時は、ショックのあまり、小太刀で頸動脈をかき切ろうとしたが、仲間に止められた。富田氏は人の何倍も不殺生に拘って生きてきたのに、殺人の片棒を担がされ、精神的に耐えられず、凄まじいまでの自殺願望が出てどうしようもなくなっていた時、Mを連れて逃げるまでは生きるという思いに至ったという。
その後2度、自殺を図ったが、同じ仲間に止められ、その仲間の協力で逃げることに成功した。そして、地下鉄サリン事件の後、日本テレビに匿われ、取材を受ける。当時のマスコミ報道には捏造が多く、その元凶は井上嘉浩だったという。側近たちと実行犯として使われた一部の者を除いた出家修行者たちは、日本転覆計画など知る由もなかった。事件に関与したということで逮捕された者の半分以上は、何も知らないまま突然、巻き込まれてしまったというのが実感だと富田氏は述べている。井上の他、数人の詐話師たちがいい加減な情報を流したせいで、何も知らなかった者が、裏のワークを知っていた極悪人と同一に見られるようになってしまったという。当時の出家者のほとんどは平和主義者であり、不殺生戒を厳密に守って生活していたのである。
富田氏は、自分は松本サリン事件のもたらす結果を知らずに参加していたため、殺人や殺人未遂をしたという認識はないが、道義的責任は強く感じるという。深く反省し、被害者やご遺族には誤っても謝り切れないと述べている。そして受刑生活の中である光明に出会い、それがこの本の出版につながったのである。
富田氏の真面目で誠実な人柄が感じられた。


・・・・
今年オウムの死刑囚13人の刑が執行されたことから、「サリン事件死刑囚 中川智正との対話」アンソニー・トゥー (著)、「オウム死刑囚 魂の遍歴――井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり」門田隆将 (著)と、元死刑囚の本が続いて出されている。これらは元死刑囚本人の著書でないため、著者の特性が影響して、オウムがどのような宗教だったかについて分かりにくい。信者でもなく、特に興味のない人が、特定の宗教の本を読むのは難しいし、苦痛でもあるだろう。そういう意味で、科学者や作家の手を経ていない本書は、当事者の文章なので、当時のオウムの実態について知りたい人に最も薦められる本だと言える。
本当のところ、予約していた時点では、あまり期待していなかった。ネット上では富田のことを幹部と言えるかという議論が沸き起こっていた。読んでみても、作家によるものでないので、美しくも技巧的でもない、素朴な普通の人の文章である。しかしとてもよく整理されているし、この人こんなに分かっていたんだ、と驚くほど観察眼もある。もちろん今から振り返るから分かる、ということもあるのだろうけれど、分かっていてもそれを文章化するのは難しいことだ。


僕は元サマナだが、最近出た本の中川、井上と同じく富田とも同じ部署になったことはない。だからぱっと見の印象しかないが、社交ダンスをしていたためか、オウムには珍しくどことなく上品さを感じさせる人だった。清潔感があり、ハンサムだったのでこの人モテるんだろうなと思っていた。彼が責任者を務めるAEI(ダンスチーム)には若くて美しい女性も多かった。噂では彼は性欲のコントロールができていて、絶対に性欲の破戒はしないという話だったが、今考えればこのような噂があること自体モテた証拠である。オウムは狭い社会だったけれど、部署ごとの交流はほとんどなく、信徒時代の知り合いか、以前同じ部署だった人でもない限り、話す機会もなかった。


オウムを去り、自立したサマナたちがどのようにオウムと事件を総括しているのかは、それぞれに違いがあって面白い。本書の特徴は極力曖昧さを排除した表現になっていることだろう。かなり割り切った見方をしている。極端な言い方をすると、精神病の麻原が自らを最終解脱者と思い込み、周りの人たちを修行によって、同じように精神病にして支配した、ということである。そもそも麻原は悟りと狂気は紙一重だと言っていた。修行によって到達する意識状態は常人とは違う。ということは、現代医学からみれば異常なのだ。現代医学は常人の状態のことを正常と考える。ならば修行によって変化した意識状態は正常ではないということになる。富田はあくまでも現代的な精神分析に視座を置いているのである。もちろん精神科医ではないから、突っ込みどころはあるかも知れない。
しかしその内容は当時のオウムを的確に説明できているように感じられた。僕の記憶にあるところでは、麻原はサリンを密造していながら説法で平気でサリンという単語を出してしまうとか、自分の雑念と直感を勘違いし、科学班に現実離れした研究をさせる。修行が進んだと言われたのに、むしろ愚鈍になってしまう人がいたことなど。真我を純粋観照者としていたが、まさに離人症の症状と見ることができる。
またスピリチュアル系の矛盾をついている。特に何でもスピリチュアルや慈愛の心で物事が好転するとか、解決するといった考え方の甘さを、具体的な例を示して反論しているのは現実的で説得力があると感じた。


坂本弁護士一家殺害事件に参加した端本の話もある。夜うなされていたり、突然目を覚ましたりしていることに気付いていたという。自殺を止められた時の話や、恋人Mとの脱走の手助けをしてくれた時の話は、本当に遺族の方には申し訳ないけれど胸が熱くなった。富田は麻原の指示で殺人を犯し、死刑となった端本によって生を与えられたのだ。またそれらのサポートのタイミングの良さは、いかに端本が富田を心配していたか、端本自身が過去の罪に苦しんできたかを物語っている。
本書から推測するに、端本にとって富田は最も失いたくない友だったに違いない。その友の脱走を手助けしたのは、この時点で麻原を信じていなかったし、富田にとってオウムを去ることが最善であることに気付いていたからに違いない。
端本はこのあと指名手配から逃れるためにMの妹との逃亡生活を送る。二人は互いに恋していたようだ。精神的には一時、富田と端本は義理の兄弟だった言えるのだ。
坂本弁護士殺害事件の時点でオウムを去り、警察に協力していればその後の事件はなく、端本自身も命はあったかも知れない。もちろん量刑については未知数ではある。当時教団の中で端本に腕っぷしでかなうものがいなかったとすれば、麻原も対応に相当困ったはずだ。端本は最期まで後悔していたのではないかと思う。


最近発売された2冊の本の主人公である中川と井上についても触れている。大事なことは中川と井上が麻原の取り巻きであり、富田は少し離れたところから、冷静に見ていることである。麻原はヴァジラヤーナと称して一部の女性たちを愛人にし、嫉妬心でコントロールしたとされているが、男性幹部たちも嫉妬心でコントロールされていたように思う。彼らの言うことには思惑があるかも知れないが、その範囲外にいた富田の言葉にはそれは感じられず、その分客観的で信用できる。


立て続けにオウム関連書籍を読んでいるので、それぞれの人の視線でオウムや事件について埋めていくことが出来つつある。そういう意味で、内容ごとに何年何月ごろ、という具体的な時期が記述されていたらなお良かったと思う。
他の信徒らと同じく様々な精神世界を経て入信したらしい。やはり神秘体験が麻原を信じた動機で、オウムがヨーガ主体の頃の方が、そうしたエピソードが多いのも、オウムが急速に変化していくのは、故カール・リンポチェと麻原が出会ってから、というのも井上の書籍と共通している。麻原はヨーギーとしては超一流でも、宗教家として、特に仏教者としては、教えの文脈を読むこともできない人物だったと言えるのだろう。


本書の印税はすべて弁護士を通じて、オウム関連事件の被害者の会へ寄付されるらしい。これは重要なことだ。僕がレビューを通じてオウムについて語るのも同じ理由からだが、何らかの形で利益を得る前提で書く文章というのは、確実にその影響を受けるものだ。従って利益を動機としていない本書は、著者にとって正直な内容になっているはずだ。
・・・・


◆朝鮮半島はなぜいつも地獄が繰り返されるのか: 中国人ですら韓民族に関わりたくない本当の理由 石平 
 目次
第1章 朝鮮半島で育まれた悲しくも迷惑な民族性(独自のアイデンティティをもたない韓国人の悲哀
韓国がゴールポストをいつも移動させる理由 ほか)
第2章 内紛と他力依存に見る韓民族の本質(現代まで内ゲバばかりの朝鮮半島
最初の朝鮮人王朝も内紛で崩壊 ほか)
第3章 儒教に染まり堕落し続けた「礼儀の国」の真実(最初から最後まで一族の殺し合いだった李氏朝鮮
儒教と事大の国として完成 ほか)
第4章 近代化を妨げて自壊、現代も続く朝鮮の悪癖(日本を激怒させた極度の排外主義の大院君
嫁と舅の壮絶な殺し合い ほか)
第5章 自立できない韓国と暴走する北朝鮮の宿命(韓国にはなぜ建国記念日がないのか
朝鮮人の自業自得だった南北分断 ほか)

・・・
Amazonレビュー一部抜粋
歴史を見れば、この半島人が常に強者におもねるお家芸、コウモリ外交繰り返し、言いつけ専門イガンジル、嘘と裏切り朝飯前、その上恩は仇で返す、それが朝鮮半島の常であったことが分かる!そして今も。石平さんが朝鮮の「ウリナラ史観」の根本理由を解説。
本書を読むと、すでに明治の御代に「アジア東方の悪友との謝絶」を唱えた福沢諭吉は正しかった事が分かる!戦後、在日を半島に帰すよう主張した白洲次郎も正しかった事が伝わってくる。「なぜ韓国はいつまでも『建国記念日』を作れないのか」の頁では、韓国内の左右対立で建国記念日を決められないという笑うに笑えない理由が書かれている。朝鮮半島において国家の正当性が確立されていない事が生みだす現状・・・。
・・・
題名は過激だが、要するに朝鮮半島の略史である。朝鮮の歴史は内紛と殺し合いの繰り返しであった。内紛を治めるために外国を巻き込むのが朝鮮のお家芸である。百済が新羅に滅ぼされたとき、日本は大兵を送ったが、百済側は内ゲバにより大混乱し、遠征軍は白村江の戦いで大敗した。朝鮮という国名は、高麗から王権を奪った李成桂が明の太祖洪武帝に選んでもらったものである李氏朝鮮は明の忠実な属国となったが、新興清から朝貢を求められたとき清を夷狄として見下す朝鮮はこれを拒否し、清に一撃されて降伏した朝鮮王は清の皇帝に三跪九叩頭の礼をおこない、大清皇帝功徳碑を建てさせられた
 日清戦争の結果、清が朝鮮の独立を承認、朝鮮は初めて独立国になった。しかし、相手が弱いとみるとすぐ侮り敵対するのが朝鮮人のさがである。日本が三国干渉に屈するや、朝鮮はロシアにすり寄り、国王がロシア大使館に避難して政務をとるという異常事態が発生した。日本としては、朝鮮がロシアの属国になることは看過できない。日本はロシアの南進を防ぐため日露戦争に踏み切った。日露戦争後、日本は列強の承認を取りつけたうえで韓国を保護国とし、外交権を委任された。日韓合邦はもともと朝鮮側の提案であったが、伊藤博文の暗殺を機に合邦の機運が一気に高まり、1910年日韓併合が実現した。
日本は莫大な投資をして教育システムをつくり、鉄道、道路、上下水道、電気網を整備し、ダムをつくり植林事業を進めた。その結果、併合時代に識字率は6%から22%に上がり、人口は1300万人から2500万人に増えた。大東亜戦争後、朝鮮半島は38度線以北に朝鮮民主主義人民共和国、南に大韓民国が成立した。
 統一政府ができなかったのは、お決まりの内ゲバと外国勢力(米ソ)利用の結果である。北朝鮮は1950年6月、突如として韓国領内に進入、李承晩大統領と韓国軍は我先にと逃げ、釜山まで追い詰められたが、米軍中心の国連軍が介入し、ほぼ 3か月で北朝鮮軍を韓国内から撃退した。米国も国連も38度線回復で停戦の予定であったが、李承晩が強引に韓国軍を北進させたため、米軍も追随するはめになり、鴨緑江に達したところで中共軍の介入を招いた。米中両軍はその後 3年近くにわたり苦闘を続け、多大の犠牲者を出した。米中を巻きこみ、戦争を拡大させた李承晩の罪はきわめて重い