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★【有本香の以毒制毒(夕刊フジZAKZAK)】蓮舫氏に“宣戦布告” 改めて「二重国籍」問題迫る 23年前のインタビューで「すごい発言」&ネットで大炎上…前川喜平氏めぐる『笑ってはいけない議事録』 専門委員「やくざの言葉遣いやめて」 & 中国が北を「売る」シナリオも(高橋洋一)


 「アナタの記憶は自在になくなったり、思い出したりするのですか?」

 独特の少しハスキーな声で、柳瀬唯夫元首相秘書官にこう噛み付いたのは、立憲民主党の蓮舫参院議員だ。加計学園問題をめぐる、参院予算委員会の参考人招致(10日)。この挑発的な言い方に、冷静沈着だった柳瀬氏は一瞬ムッとした表情を見せた。

 当然であろう。柳瀬氏の心中は分からないが、あえて勘繰り代弁するなら「お前が言うな」ではないか。日本国の国会議員、いやしくも国務大臣まで務め、野党第1党党首になりながら、自身の国籍がどこにあるかさえ「知らなかった。記憶が曖昧」と言い逃れようとした人物が、他人の記憶をとやかく言うなど、笑止千万だ。

 蓮舫氏は、もはや多くの国民がウンザリし、冷ややかにチラ見するだけの「モリカケ国会劇場」に何とか衆目を取り戻そうと、捨て身のギャグを炸裂(さくれつ)させたのか。かわいそうな人だ。

 そう思いながら、国会審議のビデオを見返していた私の元へ、作家の百田尚樹氏から電話が入った。

 「『有本さんが20年以上前に、蓮舫氏から国籍に関する、すごい発言引き出していた』とネット上でちょっと話題になってるで。(問題の雑誌)覚えてる?」

 その後、複数のメディア関係者からも問い合わせをいただいたので、ここでお答えしたい。

 問題の雑誌とは、1995年7月18日発売の旅行雑誌『ジョイフル8月号』(近畿日本ツーリスト刊)で、「すごい発言」は巻頭インタビューで語られていた。私は当時、この雑誌の編集人(編集長)で、蓮舫氏にインタビューしたときのことも記憶している。

場所は、今はなき東京・六本木プリンスホテル。蓮舫氏側からの指定だった。写真映りを考えて、カラフルな服装で来るゲストが多いなか、彼女はシンプルな真っ黒のワンピース姿で現れた。しかし、その分、お祖母様の形見だという大ぶりな翡翠(ひすい)のブレスレットと、大粒の真珠のチョーカー、ピアスが美しく映えていた。

 こういうことは事細かに覚えているのに、私は彼女の「国籍」についての発言をコロッと忘れていた。人の記憶など、そんな不確かなもの、ましてや23年前のことである。

 この時の蓮舫氏は自身のことや、2つの祖国への思いを率直に語っていて、私はそのオープンな態度に好感を抱いた。国籍については、次のように語った。

 「今、日本人でいるのは、それが都合がいいからです。日本のパスポートは、あくまで外国に行きやすいからというだけのもの。私には、それ以上の意味はありません。(中略)いずれ台湾籍に戻そうと思っています」

 23年前のタレント時代の発言や記憶を糾弾するほど、私は卑劣ではない。だが、彼女が一昨年、「二重国籍」を脱した前後の釈明の記録を今読み直すと、解せないことだらけだ。その矛盾、デタラメに23年前の「考え」を当てはめると妙にピタリと来る。

 同じインタビューの中で、彼女は“台湾人”として「『台湾独立』への思い」と受け取れるようなことも語っていた。私が彼女に好感を抱いたのは、このあたりのことも作用しただろう。

 最近、多様性を旨とする移民国家、オーストラリアでの多重国籍議員の辞職が報じられた。一昨年の騒ぎの折、私はわりに静観していたが、今改めて「蓮舫議員の国籍問題」について、深く迫ってみたいと思い直している。


ネットで大炎上…前川喜平氏めぐる『笑ってはいけない議事録』 専門委員「やくざの言葉遣いやめて」 
2018.5.18 



 前川喜平前文科事務次官に関する議事録が、話題となっている。2005年の文科省課長時代に、有識者のヒアリングを受けたもので、ネット上では「笑ってはいけない議事録」として炎上状態になっているのだ。前川氏は、有識者の質問に対し、「言い掛かり」などと表現し、有識者からは「詭弁(きべん)」「不適格」などと総スカンを食らっていた。



 注目の議事録は、政府の「規制改革・民間開放推進会議」の教育・研究ワーキンググループが05年7月12日、「教員免許・採用制度について」「学校選択制について」という議題で開いた会合の発言を収めている。



 議事録で、前川氏は初等中等教育局初等中等教育企画課長として、文科省出席者の筆頭に名前が挙がり、民間の専門委員らの質問に答えているが、その内容がなかなか衝撃的なのだ。



 例えば、教員免許制度を運用する根拠をたずねる専門委員に、前川氏は「今の教員免許制度に意味がないとか、必要がないとおっしゃるのであれば、理由を挙げていただきたい」と述べた。



 専門委員からは「施策をやっているのは、あなた方だ。勘違いしないでほしい」「われわれは、規制改革に値するのかを見るべき立場だ」などと批判が相次いだ。



 一方、前川氏は、次の発言で火に油を注いだ。



 「不十分な根拠で言い掛かりを付けているとしか思えない」「何のためにお聞きになっているのか」



これには、専門委員も「やくざの言葉遣いみたいなことは、やめてほしい。施策の根拠を示すのは、国民への責務だ」「根拠を問われたら、お前たちが示せと開き直る。そんなバカな官庁は聞いたことがない」「詭弁」などと猛反発した。



 その後も、教員の正式採用前に行われる「適性判断」の実態や、小中学校への途中転入時の「学校選択」の可否が議題に上ったが、前川氏は「市町村レベルで議論すべき問題だ」などと繰り返した。学校選択制の運用実態については、「当面、調べる必要性を感じていない」と言い切った。



 別の委員は、学校選択制の効果と弊害を文書にまとめて提出するよう求めたが、前川氏は「ここで済ませてはいけないか」と食い下がった。



 専門委員らは「職務怠慢」「この場にいるのに不適格だ」「自治体の問題だから、国は関与しなくていいということにはなり得ない」とダメ出しし、最後は、発言しようとする前川氏に「もう結構」「黙りなさい」と通告した。



 議事録を読んで、前川氏がなぜ事務次官になれたのか、疑問を感じた。




◆米朝会談でサプライズあるか リビアの二の舞いはなさそうだが…中国が北を「売る」シナリオも 高橋洋一 日本の解き方


2018.5.18




 米朝首脳会談は6月12日にシンガポールで開かれることになった。この日にこの場所で開かれる意味と、北朝鮮の非核化をめぐる交渉のシナリオについて考えてみたい。



 米国によるイラン核合意の破棄は、トランプ米大統領が北朝鮮に対して軍事オプションをちらつかせながら恒久的・検証可能・不可逆的な非核化を求めていることを強く示唆したものだ。そうした中、米朝首脳会談を6月12日にシンガポールで開催するとトランプ氏のツイッターで明らかにされた。これはトランプ氏が自分のペースで首脳会談について決めていることを意味している。



 北朝鮮は開催地として平壌(ピョンヤン)やモンゴルのウランバートルを希望していたが、かなわなかった。シンガポールは、形式的には関係各国との等距離外交を志向してきた国で、米朝首脳会談の開催地としてふさわしい。



 シンガポールは、経済で中国との結びつきが強いが、安全保障では米国と近く、準軍事同盟国になっている。チャンギ海軍基地を米軍が使用する協定が結ばれており、米空軍機も定期的に来ている。そうしたシンガポールを訪問せざるを得なくなった金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「敵地」に赴く感覚だろう。



 6月12日というセッティングも絶妙だ。その直前の8、9日にカナダで主要7カ国(G7)首脳会議があり、西側先進国は一致団結して北朝鮮の恒久的・検証可能・不可逆的な非核化を求めるだろう。


 



一方、中国を中心とする上海協力機構の首脳会談は、中国の青島で6月中の開催とされているが、12日の前に首脳会談を開かざるを得なくなったのではないか。その場で、北朝鮮が同機構に加盟すると発表されるかもしれない。



 北朝鮮と中国は段階的な非核化を進める意向で、米国側とガチンコの交渉になるだろう。一方、米国がイラン核合意破棄でみせたのは、外交的に成功した合意も覆すということであり、軍事オプションを背景とした力の外交交渉になる。



 交渉の可能性としては、(1)決裂(2)合意(3)交渉継続-の3通りがあるが、これまでの下交渉から(1)の可能性は低くなった。



 (2)は北朝鮮が完全に米国に屈服する場合にあり得る。米国はいわゆる「リビア方式」を求めている。後ろ盾のいなかったリビアでは最高指導者のカダフィ氏が殺害されたが、北朝鮮の場合、中国が後ろ盾にいるため、リビアの二の舞いはないと考えられる。



 中国は対米貿易交渉で、対米黒字を1年間で2000億ドル(約22兆円)も減少させることを要求されるなど理不尽な二国間交渉を強いられているが、自国有利のために北朝鮮を「売る」ことも考えられる。




 一方、タフな交渉を考えると、(3)の可能性も少なくない。



 北朝鮮問題では、日本の一部の左派マスコミは、日本の「蚊帳の外」論を展開しているが、まったく的外れである。さらには「米朝会談直後 日米首脳会談へ調整」という状況だ。これも、日本が求められ「蚊帳の外」でない証左だ。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)