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★週刊文春最新号(5/24)目次『「夫カルロスゴーンは私の首を絞めた」リタ前夫人<激白4時間>』『皇太子の眞子さま説得と小室圭さん「修士論文[渦中に提出]」の読み方』&『前川喜平氏の「大活躍」』(高橋洋一 Voice)&「蓮舫氏と有本香氏の因縁、二重国籍問題再燃か?」(若干書き起こしメモ)



◆前川喜平氏の「大活躍」
2018年04月19日 公開
高橋洋一(嘉悦大学教授)



【事務次官なら噓をついても記事になる?】
加計学園の件がこじれにこじれたのは、文部科学前次官の前川喜平氏が『朝日新聞』の取材に答えて、「行政のあり方が歪められた」と発言したからです。しかし、これもまったくの間違いです。


前川氏の発言が真実とは限らないのにどうしてこれほど大きく取り上げるのか不思議でしたので、知り合いの新聞記者に聞いてみました。


その人がいうには、「事務次官という肩書きだけで記事になる」とのことでした。「事務次官がいっていても、噓だということもあるでしょう?」と聞いたら、「それでも、記事にする」といっていました。事務次官クラスの発言なら、ウラも取らずに記事にすることもありうるようです。


しかし、事務次官が噓をついてもニュースになるのなら、事務次官はそれこそ「フェイクニュース」で国政を左右することだってできる存在だ、ということになります。もちろん、よほどの「悪」でなければ、そんなことはしないでしょうが、しかし、そんなことを許していて、マスコミは本当にジャーナリズムの役割を果たしているといえるのでしょうか。


そういうマスコミも、文科省の天下り斡旋問題のときには、文科省や前川氏を批判していました。天下り斡旋問題は、再就職等規制違反の重大問題ですから、厳しい処分が科されます。


事務次官だった前川氏は2017年2月7日の衆院予算委員会で行なわれた文科省の組織的な再就職斡旋についての集中審議の場で、「再就職等監視委員会から、(文科省には)組織的斡旋の枠組みが存在し、人事課が深く関与していると認定された。事実として受け止める必要がある」「私の責任はきわめて重い。文科省、政府に対する国民の信頼を揺るがしたことは万死に値する」と陳謝しています。


「その疑問の根拠を出してください」


私自身も前川氏に関しては、直接の面識はありませんが、あまりいい思い出がありません。


2005年のことです。当時、文科省初等中等教育局初等中等教育企画課長だった前川氏が、2004年に発足した規制改革・民間開放推進会議(以下、規制改革会議)に出席して問題を起こしたことがあります。そのころ、私は財務省から竹中平蔵内閣府特命担当大臣の補佐官として内閣府に移っていましたが、「ある会合に文科省の前川課長が出席して、『文科省側には責任がない。すべてそちらで調査しろ』などと変なことをいってきて、紛糾した」と内閣府の人間が教えてくれたのです。


その会合の議事録が公開されています。2004年7月12日に開かれた、「第十四回教育ワーキンググループ」の議事録です。


(http://www8.cao.go.jp/kiseikaikaku/old/minutes/wg/2005/0712/summary050712_01.pdf)


規制改革会議側からは、草刈隆郎議長(日本郵船会長)、白石真澄委員(東洋大学経済学部教授)、安念潤司専門委員(成蹊大学法科大学院教授)、福井秀夫専門委員(政策研究大学院大学教授)が出席。一方、文部科学省からは、前川喜平氏(初等中等教育局初等中等教育企画課長)ほか3名が出席しています(いずれも肩書きは当時)。


当日の議題は、「教員免許・採用制度について」「学校選択制について」でしたが、様々なやりとりのあと、委員から次のような問題提起がなされました。


「我々は日本の教育制度を議論しているわけです。日本の現に行われている養成制度や免許制度の効果測定について、実証的で科学的なものを我々は寡聞にして一度も見聞したことがございませんので、それは文科省の責任できちんと調べていただくべきものだと思います。次の質問ですが……」


ここで前川企画課長が「ちょっとお待ちください」と話を遮ります。


「ちょっとお待ちください。もし今の教員免許制度に意味がないとか、必要がないとおっしゃるのであれば、そちらの理由を挙げていただきたいと思います」


それに対して、委員がこう答えました。


「全然違います。必要があるかないかを議論するデータがないということなんです」


すると前川企画課長は、驚くべきことを言い出すのです。


「それを、そちら(原文は、規制改革会議委員の個人名)に出していただきたい」


この発言は、もちろん委員から、


「文科省は教育に責任を持つ中央官庁です。教育について自らやっていることについて論証していただくのはあなた方の責任であって、我々は説明を伺う権利がある」


と、たしなめられました。


しかし、前川企画課長はすぐに重ねて「疑問を提示されているのであれば、疑問を提示するだけの理由を出していただかなければ我々は答えられません」と返答。


委員たちから「エビデンスがないものを初めから信じるなどというのはばかげたことでしょう」「もともと証拠もないことを中央官庁としてやっておられるんだったら、それ自体ゆゆしき事態ですよ」と猛反論されています。


それでも前川企画課長は執拗に「その疑問の根拠を出してください」と何度も、何度も、繰り返したうえで、


「不十分な根拠で言い掛かりを付けているとしか思えません」


という発言を口にするのです。


この発言を聞いた委員から、もちろん強い指摘がなされました。


「そういうやくざの言葉遣いみたいなことはやめていただきたい。言い掛かりではないですよ。責任を持ってやるべき官庁が自らの施策の根拠を示すのは、国民に対しても責務でしょう」


この真摯な指摘に対しても前川企画課長は、なおも「それだけの疑問をおっしゃるのであれば……」と述べ続けます。


さすがに、委員も次のように語りかけます。


「とにかくやっておられるのにデータも持たずに、効果の測定もせずに、それを正しいと言って、それについて根拠を問われたら、おまえたちが示せと開き直るような、そういう中央官庁の職員の在り方そのものを問うているのです。全くおかしいと思います。自らやっていることについて国民にデータについても示せない、あるいは証拠についても示せない。そちらがやれ。そんなばかな官庁はほかで聞いたことがない。恥ずかしいと思っていただきたい」


決定的な言葉ですが、前川企画課長は挫けるどころか、まだまだ同じ発言を繰り返します。「疑問をおっしゃるからには、疑問の根拠をおっしゃってください」。


このやりとりは、誇張して書いているのではありません。実際の議事録では、同様のやりとりが、もっと続きます。



「やめましょう。こんな人を相手にしても仕方がない」


それから話題が転じますが、前川企画課長は「私ども任命権者でない立場でああしろこうしろということを言う立場にはない」「既に制度的に分権化されているもの」などという答弁を重ねて述べます。


これについても委員から、「その制度の所管官庁が文科省であるにもかかわらず、分権化したからそこで何が行われていようと知ったことではないと言うに近いような発言は慎んでいただきたい。そんなことを言う役所はどこにもない」と、たしなめられています。


しかし、その後のやりとりでも前川企画課長は、さらに「私どもでは承知しておりません」「これもひとえに市町村にゆだねられている問題なんです。これは市町村レベルで議論していただくべき問題です」という発言を繰り返していきます。


ついに委員たちから、「その発言をやめていただけませんか。あなたはこの場にいるのに不適格です」「申し訳ないけれども、今日はもうやめます」「やめましょう。こんな人を相手にしても仕方がない」「申し訳ないけれども、そんなことを言う人は国の制度にせよ、設計する資格はないです」「ましてや今日の会議は公開されているわけで、議事録は全部公開ですよ」「これは職務怠慢以外の何物でもないですね」「調べてもいないけれども、これが正しいなどというようなことはおよそ政策論としてあり得ない」などと、呆れかえって、さじを投げる発言が次々に飛び出します。


ここに至っても、なお前川企画課長は、こう発言するのです。「我々が調べている事実はここに発表しているじゃないですか」。


委員は率直に語ります。「こんなくだらないものを事実と思っているのですか。私の試験ならばこんなものは不可です」。


すると前川企画課長は、「これをくだらないとおっしゃるんですか」。


委員はこう繰り返さざるをえません。「もうばかばかしいからやめてください」。


最後に草刈議長が、こう締めました。「もう結構です。別途、私がおたくの官庁の人とお話をします。どうもご苦労様でした」。


きちんとファクトを調べたの?


あまりにも興味深い内容なので、つい長々と引用してしまいました。


いうまでもありませんが、規制改革会議は内閣総理大臣の諮問に応じて設置された、国政のあり方を真剣に考究するとても重要な会議です。その会議で重責を担っている委員たちの全員を、一官僚が露骨にここまで怒らせ、呆れさせる事例は、そうそうあるものではありません。この会合のあと、当時の前川課長の上司は、真っ青になって草刈議長に陳謝したそうです。


とはいえ、このような発言を繰り返した方が、その後、文部科学省の事務次官に上り詰めたわけです。文科省の内部では、「規制改革に敢然と立ち向った」ということで評価されたのでしょうか。ちょっと、一般の感覚とはズレているといわざるをえませんし、このような体質では「天下り問題」が破裂するのも当然であったように思えてきます。


ちなみに、これは公開されている議事録です。前川氏の「行政が歪められた」という発言に小躍りして、まるで英雄のように扱った大マスコミ会社は、同一人物の以前の行ないについてのファクトを調べたうえで、発言の思惑や信憑性について検討しているのでしょうか。


加計学園問題も、まさに文科省の岩盤規制にまつわる「規制改革」の問題に端を発していますが、前川氏を押し立てたマスコミは、そもそも政府が進める規制改革など間違ったことだと考えているのでしょうか。よもや、「安倍総理を叩ければ何でもいい」ということではないと思いますが。


(本記事は、高橋洋一著『「官僚とマスコミ」は噓ばかり』<PHP新書>を一部抜粋、編集したものです)



(有本香ツイッター)
けさ虎ノ門ニュースで百田さんが話された、1995年月刊誌の蓮舫さんへのインタビュー記事の件。私が編集長を務めていた雑誌で間違いありません。インタビュー現場にいたことは過去に月刊Hanadaに書いたり、虎ノ門で喋ったりしたましたが、肝心の記事内容は忘れていました。まさかこんな因縁あろうとは…




◆週刊文春2018年5月24日号
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皇太子の眞子さま説得と
小室圭さん「修士論文[渦中に提出]」の読み方


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