ニュースが好き

政治でも経済でもアニメでもニュースなものが好きです。

★セクハラにノーパンしゃぶしゃぶ…57年入省組はなぜ不祥事だらけか(ドクターZ、現代ビジネス)&「五輪まで知事やりたいよ小池百合子」「山尾志桜里は倉持弁護士とべったり?」「主犯より刑期が長い朴槿恵、韓国版空手バカ一代を読む」「秋元アナ仕事なし」「大谷翔平物欲なし?」【週刊誌欠席裁判】

◆セクハラにノーパンしゃぶしゃぶ…57年入省組はなぜ不祥事だらけか、スキャンダルは今回だけじゃない (ドクターZ)




【財務省に限ったことではないが】



福田淳一財務事務次官が、女性記者に対するセクハラ疑惑で追及を受け、辞任を表明した。



本人は行為を否定しているが、テレビ朝日の記者が、音声テープをもとに被害を名乗り出る事態にまで発展している。



福田氏は東大法学部を卒業して昭和57年(1982年)に旧大蔵省へ入省しているが、その同期は国会議員へ転身した片山さつき氏や森友問題で追及を受けた佐川宣寿氏など、いろいろな意味で特徴的な人物が多い。



【なぜ「57年組」はこのような人物たちが集まったのか。】



財務省に限ったことではないが、官庁の新人採用にはトップの意向や採用担当者の個性が出ることが多い。



57年組の採用時の大蔵大臣は渡辺美智雄氏で、庶民的なキャラクターの人だった。同氏は東大卒に偏っていた採用をもっと多様化するように、当時の採用担当だった中島義雄秘書課企画官に発案したといわれている。



その結果、56年組は24名中東大22名、京大1名、一橋大1名であったのに対して、57年組は入省者27名中東大22名、京大1名、一橋1名、阪大1名、早大1名、慶大1名となった。



東大の比率が圧倒的なのは変わらなかったが、阪大、早大、慶大は旧大蔵省ではきわめて珍しい。ちなみに、事務方官僚トップの財務事務次官は福田氏まで戦後54人いるが、京大出身2名を除き、すべて東大出身である。



57年組は「呪われた期」といわれている。彼らが30代後半にさしかかったころ、'98年のいわゆる「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」によって1人が逮捕、1人が引責辞職している。



ちなみにこのスキャンダル以前には、採用担当かつ事務次官候補だった中島氏も辞職に追い込まれているから、まさに「呪い」でもかかっているのではないかという有り様だ。



ここにきて、佐川氏と福田氏が渦中の人となった。病死はどの期でもあり得るが、種々のスキャンダルでの逮捕や辞任はさすがに他の期では見当たらない。



たしかに財務省の汚職接待が発覚したときに、57年組が脂の乗った課長補佐クラスあたりにいたことも影響がなかったわけではない。



金融庁が存在しなかった当時、金融行政部局は大蔵省にあった。そしてバブルで大もうけした金融機関の大蔵省担当者は、その豊富な資金を大蔵官僚の接待に充てていたわけなので、その当時に金融行政部局にいた大蔵官僚はほぼすべて接待まみれになっていた。



その代表格が、当時各部局の中核を担っていた57年組なのである。



それから20年経って森友学園問題が起こったわけだが、元理財局長で佐川氏と同様に関与を疑われた迫田英典氏も57年組であり、東大卒だ。



ちなみに、この57年組でこれらのスキャンダルに絡んだとされるのは全員東大出身である。大蔵官僚でもっとも多様性のある採用をした年であるにもかかわらずだ。



これまで財務省は東大出身かつ公務員試験の上位得点者ばかりを採用することで、霞が関の最上位たる地位を誇ってきた。相次ぐ57組のスキャンダルは、エリート採用主義が単なる虚飾であったことを、ある意味で浮き彫りにしたのかもしれない。



『週刊現代』2018年5月5・12日号より



★(参考)
官僚“癒着”の象徴 「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」とは何だったのか

「悪事が悪事になるのは、人が騒ぎ立てるからですよ。こっそり罪を犯すのは、罪を犯すことにはなりません」。大蔵省(現・財務省)のエリートたちはモリエールの戯曲『タルチュフ』に登場するペテン師と同じ心境だったに違いない。平成10年(1998)1月に発覚した「大蔵省接待汚職事件」では、官僚らが金融機関による接待の見返りに便宜供与を図っていた。そんな癒着の象徴が、「ノーパンしゃぶしゃぶ」である。


 ***


「掘り炬燵の席につくと、膝上20センチほどの短いフレアスカートをはいた20歳前後の女性が隣に座るんです。挨拶代りにチップを5000円渡すとその場でパンツを脱ぎ始め、それをお客さんの頭に被せたら、お楽しみの始まりです」
 ドンチャン騒ぎの様子を振り返るのは、何度も接待で新宿・歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ店「楼蘭」を利用したという、大手メーカーの元営業マンだ。
「天井から固定された4、5本のウィスキーボトルが逆さに下がっていて、注ぎ口にグラスを当てると中身が出てくる仕組み。客が水割りなんかを注文すると、女の子がグラスを持って立ち上がって手を伸ばす。するとセンサーが反応して、床から“シューッ”と空気が吹き出してスカートがめくれ上がるという寸法です」
 時にはヘアや局部まで丸見えになったそうで、
「無愛想な取り引き相手もハメを外してね。1本3000円のペンライトを購入すると、炬燵に潜って女の子の股間を間近に観察できるサービスもあった。お蔭で商談も上手く進み、接待場としては非常に使える店でしたよ」
 風俗店まがいのサービスがウリだけに、店は男性のみの会員制。料金は食事にアルコールの飲み放題がついて1人1万9980円也。が、女性に渡すチップを含めると、その支払額は優に1人当たり5万~6万円を超えたという。
 費用はかかるが、効果は絶大。格好の接待場所に、「MOF担」と呼ばれた金融機関の大蔵省担当者も目を付けた。連日連夜、「勉強会」「意見交換会」などの名目で、大蔵官僚たちを接待に誘い出したのである。その背景をベテラン社会部デスクが解説する。
「当時の金融行政は“護送船団方式”と呼ばれ、大蔵省が全ての金融機関を指導・監督していました。今と違って金融機関は新店舗の出店や新商品の発売など、何をするにも大蔵省の許可が必要でした。金融機関は、自分たちに有利な行政判断を下してもらったり、役所の本音を入手するための専門職を置いていた。それがMOF担で、彼らは日夜、大蔵官僚と酒食をともにして、懐柔や情報収集に当たっていたのです」
 ほとんどのMOF担は、東大法学部の出身者だった。
「大蔵官僚の多くは東大法学部の卒業生。そのため同じ接待をするにしても、同窓生なら共通の話題も豊富なので、費用対効果が高いと考えられたのです」
軍資金は月に数百万円から1000万円。赤坂、向島、浅草などの料亭や高級飲食店に留まらず、銀座や六本木の高級クラブで接待攻勢をかけ、行き着いた先が「ノーパンしゃぶしゃぶ」というわけである。
 実際にノーパンしゃぶしゃぶで接待を受けた、元大蔵キャリアが振り返る。
「何度か僕も課長のお供で同行しました。個人的には、ずっとつまらないと思ってました。いい年をしたオッサンが、必死に若い子のお尻を覗いているんですから」
 一方で、MOF担の意図はミエミエだったという。
「彼らは人には言えないような行儀の悪い遊びを、籠絡対象の僕らと共有するのが狙いだった。一度でもあれを経験すると、共犯関係というか、一種の仲間意識が生まれてくる。そこにつけこんで情報を引き出そうと考えたのでしょう」
 では、MOF担はどんな情報を欲していたのか。経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が解説する。
「最たるものは約2年に1度、抜き打ちで行われる金融検査の日程と支店の特定です。とくに数十兆円もの不良債権を抱えた大手金融機関は、多くの違法スレスレな案件を抱えていました。それが発覚すれば営業停止など、経営を直撃する厳しい処分が待っていました」
 酒色に溺れる官僚と手段を選ばず情報入手に奔走する金融マン。ズブズブの関係の両者に、司直のメスが入るのは時間の問題だった。
 10年1月、東京地検特捜部は大手金融機関による大蔵官僚への接待を贈収賄事件として摘発した。特捜部長として捜査の指揮を執った熊崎勝彦氏が言う。
「事件の端緒は、前年の第一勧業銀行の利益供与事件でした。一勧が総会屋に巨額の資金を融資していた事実が発覚し、裏付け捜査の過程で大手銀行や4大証券と、大蔵官僚の癒着の実態が明らかになった。大蔵官僚たちが受けた過剰な接待の中には、金融検査の日程漏洩など様々な利益供与が見返りとしてあった。まさに“接待の海”だったのです」
 最終的に特捜部は4人の現役官僚を逮捕した。当時の社会部記者によれば、
「ところがそこには証券取引等監視委員会に所属し、特捜部と共に捜査を担う検査官も含まれていた。とある証券会社の案件で裏付け捜査を担当していたのですが、よりによって特捜部はその人物を勤務先で逮捕した。余りに容赦のないやり方に、官邸からも“やり過ぎじゃないか”と批判の声が上がったほどです」
 が、何度も逮捕情報が取り沙汰された複数の大物幹部は逮捕を免れた。理由は諸説あるが、特捜部が様々な圧力に屈したとする見方は今も根強く残っている。
「誰からプレッシャーを受けたかは言えませんが、何回かそう感じることがあったのは事実です。まさに“進むも地獄、退くも地獄”でした」
 先の熊崎氏は圧力の存在は認めたものの、“政治決着で捜査を終えたのではないか”との指摘については
「そんなことは絶対にありません」
 と、捜査への影響をきっぱり否定した。その真偽はさておき、最終的に処分を受けた大蔵官僚は112人に上った。さらにこの年の暮れには、大蔵省から金融機関への検査と監督の権限が切り離され、金融監督庁が誕生。その間、大蔵省からは将来を嘱望された人材が次々と姿を消していった。
 事件は金融行政に大きな爪痕を残したが、腐臭に満ちた金融界の健全化のためには、避けては通れぬ“茨の道”だったとも言える。
 欲望に任せて「ノーパンしゃぶしゃぶ」に群がった金融エリートたち。彼らこそ、バブル経済に踊った日本人の残滓だったのである




GWワイド特集/五輪まで知事やりたいよ小池百合子/山尾志桜里厚顔無恥/竹林不倫秋元アナ/パワハラ学長谷岡さもありなん/大谷翔平ストイック|花田紀凱[月刊Hanada]編集長の『週刊誌欠席裁判』