ニュースが好き

政治でも経済でもアニメでもニュースなものが好きです。

★大高未貴著書「父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白」などより(若干書き起こしメモ)

【DHC】12/8(金) 上念司・大高未貴・居島一平【虎ノ門ニュース】

出演:上念司・大高未貴
00:00:00 オープニングトーク
00:00:59 番組スタート
00:02:45 上念司氏・大高未貴氏オープニングトーク
00:14:25 タイトル
00:17:16 NHK受信料「合憲」 最高裁大法廷 初判断
00:29:40 巡航ミサイル調査費計上を批判 野党「国益に反する」
00:37:28 米「エルサレムは首都」宣言 イスラム諸国猛反発/米認定 首都エルサレム 何が問題なのか
00:51:44 日本人医師にジョン・マドックス賞 子宮頸がんワクチン問題
00:58:23 ミキペディア(歴史戦 南京大虐殺!?がカナダに飛び火 日中問題研究家 松尾一郎)
01:30:32 お知らせ(募集終了:政府主催国際シンポジウム「圧力強化の先に見えるもの-制裁の効果と今後の展開」)
01:31:47 トラ撮り!(上念司氏:表参道イルミネーション)
01:36:06 トラ撮り!(大高未貴氏:済州島の慰安婦象)
01:38:53 「朝日新聞購読やめた」市長のツイッターに小西議員が異議
01:43:33 共産党市議「赤旗」購読を勧誘
01:50:13 尖閣での衝突回避 日中大筋合意/尖閣の宇名変更 中国が「いんちき」と反発
01:56:42 「報道は間違いばかり」 米長官 更迭論取り合わず



オープニング
①NHK受信料
NHK受信契約、テレビあれば「義務」 最高裁が初判断
岡本玄2017年12月6日15時18分



 NHKが受信契約を結ばない男性に支払いを求めた訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は6日、テレビがあればNHKと契約を結ぶ義務があるとした放送法の規定は「合憲」とする初めての判断を示した。事実上、受信料の支払いを義務づける内容だ。男性は受信契約を定めた放送法の規定は「契約の自由」を保障する憲法に違反すると主張したが、最高裁は男性の上告を退けた。


 判決は、NHKからの一方的な申し込みでは契約や支払い義務が生じず、双方の合意が必要としたが、NHKが受信料を巡る裁判を起こして勝訴すれば、契約は成立する、と指摘した。


 争われたのは、2006年3月、自宅にテレビを設置した男性のケース。NHKは11年9月、受信契約を申し込んだが「放送が偏っている」などの理由で拒まれ、同年11月に提訴した。


 1950年制定の放送法の規定は「受信設備を設置したらNHKと契約しなければならない」と定める。この解釈について、男性側は「強制力のない努力規定。受信契約が強制されるなら契約の自由に対する重大な侵害だ」として違憲だと主張。NHKは「義務規定。公共放送の意義を踏まえれば必要性や合理性がある」として合憲と訴えた。


 また、受信契約の成立時期について、NHKは、契約を申し込んだ時点で自動的に成立するとし、テレビ設置時にさかのぼって受信料を支払うべきだと主張。一方、男性側は、NHKが未契約者に対して裁判を起こし、契約の受け入れを命じる判決が確定した時点で契約が成立し、それ以降の支払い義務しかないと反論していた。


 一、二審判決は、放送法の規定は合憲で、契約義務を課していると判断。契約の受け入れを命じる判決が確定した時点で契約が成立し、テレビ設置時にさかのぼって受信料を支払う必要があると結論づけた。この裁判では、国民生活に与える影響が大きいとして、金田勝年法相(当時)も4月、規定は合憲とする意見書を最高裁に提出していた。(岡本玄)


【上念司】
時代に逆行するナイスな判決ですね。 門田 隆将の「裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)」。いかに裁判官の方々が常識のない人達で、今回の判決の感想は「 国際的な放送のトレンドから取り残される日本」みたいになっていくのかなと。


全世界的なトレンドですが、 電波帯がアナログであるため、チャンネルが10個ぐらいしか入らないような貴重な時代であれば一個一個のチャンネルが大事で 、そこで公平性とか配慮しなければならず、放送法もそのころにできた法律です。


NHK は
 ①広く薄く国民からお金を集めて、
 ②「放送の内容は 政治的に偏ってない」と言う建前を「今でも実現している」という前提で、
 ③受信設備があったら 滞納せず、払いなさい というルールに、3つぐらいのっかっている。


帯域の問題ですが、圧縮技術とデジタル技術の進化によって、昔放送していた電波帯域に1バンドに3チャンネルを入れることができるようになった。(例 フジテレビだとONE、TWOとかいうやつ)。圧縮しようと思えばもっと圧縮できます。


電波帯が貴重だったころ、電波帯がもらえる業者は 高い倫理観を持って、 公平公正にやらなくちゃいけないというものだったが、圧縮技術が進化すれば100チャンネルぐらいできるわけで、好きなように(当然最低の倫理観はキープ)放送していいわけです。 これが世界のトレンドです。
ところが日本は最高裁が(世界のトレンドを取り入れての)判断をしないので、 国会で法律を変えるまでは(最高裁判断も)変わらないです。日本は世界の放送のトレンドに完全に乗り遅れている。既得権者であるテレビ局及びそのオーナーの新聞社、 そこが岩盤規制をやってるわけですよ。 ビーチ前川(前川喜平前文科次官、ラブオンザビーチでの貧困調査)のような岩盤規制。それに最高裁までが迎合してきているわけです


大高
政治の力を借りたいですが、国会中継を見ても不都合な部分は放送せず 。 どうでもよく、くだらないモリカケばっかりとか。もう全然の偏向報道。国民の怒りが 右からも左からもよせている のに。たぬきみたいにほっかむりして…。
でも、今回判断で(NHKは)放送内容を公平公正に行うべくの義務が生じたということです 。(注 NHK問題に詳しい立花孝志氏も大高氏のような見解を述べていると思われる)


居島「青山繁晴さんが、北朝鮮の漂着した船 にいた人のなかに、もし天然痘の人がいたら どうするということで、バイオテロの可能性も見ておくべきだと指摘されていた。 その国会質疑をテレビが全く報道しない。 それで視聴者などが報道しない件について NHK に抗議の電話やメールをしたが、 NHK の対応は「担当の者に伝えます」とだけ。木で鼻をくくりすぎの回答しかなかったと。視聴者がどうやってもそれ以上に行かないという現実があります。」
上念「(くだんの判決は)地上波と言う貴重な資源をタダ同然 で払い下げられて、それを使ってもいいといわれた業者様(テレビ局)には すごい賢い人がいて間違えない。 地上波テレビ局には絶対に間違えた判断をしないという人がいるとの前提での判決です。それだけ信頼できる業者で、皆様の NHK なんですと。だから広く薄く負担して受信料を払いなさいと。(判決の下にある考えが)古いんですよ!(最高裁判所裁判官は)実態を知らないですね。デジタルテレビがどういうテクノロジーで映ってるのか全く考えない人達なんでしょうね。論点を整理すると2つあり、
①電波とかの国際的な技術のトレンドに対し、日本の裁判官の考え方はとにかく古い。
②NHK は本当に公平公正な放送やってきたかです。
②については大高さんが詳しいですが、本当にNHKは公平公正な放送やってきたんですか?」
大高「自分の足で取材して 捏造をちゃんと暴いた。 断言します。 NHK は公平公正な放送をやってこなかったんです。例えば JAPAN デビューという番組。あれは日本と台湾の分断工作ですよ。日本と台湾は戦争をしていないのに『日台戦争』という言葉を使って…。現場でもヤラセや捏造があったんです。こんなの氷山の一角で、 NHK がやってきた過去のインチキごまかし、洗脳番組が あるんです。もういい加減やめろというこの怒りはどこにぶつけたらいいのかっていう話です。敵に塩を送るような放送を海外で繰り広げてきて、それで国民には『受信料を払え』と。冗談じゃない !どうするんですか、最高裁でこんなとんちんかんで判決が出て。」 


ジャパンデビュー




上念「論点③として提案したいことがあります。 チューナー無しテレビ。 つまりモニターですが、みなさん、モニターを買いましょう。テレビチューナーは入れない。 ちょっとベンチャー企業で NHK 受信料を払わなくて良いチューナーを 出せばいいんですよね。そしてシームレス構造にすれば良い。BS も NHK が映らないようにして、 スカパーとネットばっかりみたいな。まあパソコンにモニターをつけるようなもんですが。 あるいはモニターに Apple TV や Cromecast を入れるとか。




居島「こういう判決が出ると余計テレビ離れに拍車がかかりそうです」
上念「 NHK の集金人が無茶な方法で確認してきそうなので、その場合はニコ生で中継して実況したらいいと思う」
大高「どこの企業も一生懸命やっているのに NHK社員の平均年収は1700万円。ふんぞり返って」
上念「技術進歩があったとしても、コンテンツがついていかない、あるいは法整備が追いつかない。戦前日本が八木アンテナを発明して、レーダーにもなるすごい発明だったのに、日本の軍がその価値に全然気が付かなくて、欧米でその特許公開したら、「これはすごい」てんで巨額の資金を投じてレーダーにした。それが日本の艦艇がどこにいるとか、どこから飛んでるくるのかを発見して、日本に大きなダメージを与えた。デジタルテレビにしても日本のメーカーが良いものを開発したとしても、コンテンツやコンテンツをめぐる法整備とかが整備されていないと、八木アンテナ状態になりますよ」
「またNHKは内容がろくでもない。朝ドラでも歴史の偏向捏造を入れてくるわけですよ。戦争が終わった場面で『あなた中国でひどいことしたんでしょう』とか」
大高「日曜美術館で、 なんで姜尚中から美術の説明を聞かなくてはいけないのか。美術の専門家を出せばいいじゃないですか」
「外国人労働者が日本に増えてきたがその人たちから NHK の受信料は徴収しているのか。日本人差別をしないでいただきたい、」
上念「NHK の BS は韓国でも見ることができるので、韓国に行って徴収しなければなりませんね。少なくとも釜山に NHK の集金所がないとおかしいです」



【巡航ミサイル調査費計上を批判 野党「国益に反する」】

 政府が長距離巡航ミサイル導入に向け、2018年度予算案に調査費を計上する方向で調整していることに関し、野党からは6日、「ごまかしのようなやり方で防衛政策を進めるのは国益に反する」(立憲民主党の長妻昭代表代行)といった批判が相次いだ。
 長妻氏は「政府は『自衛隊は敵基地攻撃能力を持たない』と国会で繰り返し答弁してきた。どう整合性を付けるのか」と国会内で記者団に語った。希望の党の玉木雄一郎代表は記者団の質問に「予算編成の過程で突然出てくるのは違和感を禁じ得ない。そういった手法は国民の不信を招く」と指摘した。
 民進党の増子輝彦幹事長は記者会見で「わが国の防衛は専守防衛に資する装備に限定されなければならない」として、国会で追及する考えを表明。共産党の穀田恵二国対委員長も会見で「専守防衛の立場を超えている。直ちに検討をやめるべきだ」と強調した。
(共同)


上念「どこの国の国会議員でしょうか。まず言葉の定義がおかしい。国益という言葉と専守防衛という言葉を使っているんですが、野党の彼らは言う国益とか専守防衛とかは通常使われる意味とは違うと思われる。国益というのは「国民の生命や安全を守る」、 専守防衛というのは「国を守ることに専念する」ですが、野党の彼らの国益専守防衛には、国を守るとは違う、何か他に守りたい別の教条ドグマがあるんですよ。例えば日本人は無抵抗で死ねと。 野党の彼らにとって日本人が無抵抗で死ぬことが「平和」です。平和憲法というのは野党の彼らの解釈では日本人は抵抗で死ねと書いてある憲法だと。やくみつるさんも森永卓郎さんも日頃  言っていることです。
 専守防衛ですが、日本には防衛兵器になるものがあって、それしか持っちゃいけないと。
でも兵器って自分が相手を攻撃するためのものであって 。ミサイル防衛だって敵のミサイルを撃って落とす。その時点で攻撃ですよね。野党の彼らは具体的な安全保障を 神学論争に変えようとしている。 また防衛の技術的なトレンドというのもある。トレンドが変化すれば戦術戦略も変化する。弾道ミサイルの出現で変わりつつあるんですよね。無人機やドローンが出てくるとやっぱり変わる。そうするとまもる方も変えなくちゃいけない。法体系が古く、あれもダメこれもダメと言うのであれば何もできません。
日本の野党が言ってることは80年代とか前の時代のこと。社会党が言っていたようなことを今言っている。 20年も30年も前であれば、テレビラジオで流せばみんな洗脳されたんだろうけれど、 今は(インターネットとかもあるので)違う。続く



★父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白
「耐えられない」
 父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることも、それが史実として世界に喧伝され続けることも、これ以上、私は耐えられません。
いったい私は吉田家最後の人間としてどうやって罪を償えばいいのでしょうか…。
せめてもの罪滅ぼしに決断したことがあります。


 長男の決意から始まった「撤去」をルポ
日韓関係、「謝罪碑」、父が発信した虚偽、父・吉田清治とは何者か、日本と日本人への思い……
「吉田清治」長男がすべてを語る


「朝日新聞は父の証言に関する記事を虚偽と認定し、たくさん取り消しました。その中には八三年に父が韓国に建立した謝罪碑に関する記事も含まれています。つまり、父が建てた謝罪碑に刻まれている文言も虚偽だということです」


 「これで慰安婦問題を終わらせたい! 」


 【目次】
プロローグ 「父の謝罪碑を撤去します」
 第一章 終わらせる
第二章 父・吉田清治
 第三章 「語り部」にされた男
 第四章 社会党、挺対協、北朝鮮
 第五章 誰が「吉田清治」をつくったか
 エピローグ リアリズム
 あとがき



出版社からのコメント


5月12日の産経新聞1面で〈慰安婦「謝罪の碑文」取り消し〉と報じられたように、慰安婦問題の原点といえる吉田清治氏が建てた「謝罪碑」が「慰霊碑」に書き換えられました。
なぜ「吉田清治」長男は「謝罪碑」を書き換えようと思ったのか。
どのように書き換えは行われたのか。
なぜ「慰霊碑」という碑文にしたのか。
 「取り消し」がいかに大変なことか。
 長男の苦悩が明らかになります。
また、父・吉田清治とは何者か、誰が吉田清治をつくったのか、慰安婦問題とは何かもよくわかる内容です。
そして、「あとがき」で明かされる書き換えられた「慰霊碑」の衝撃の結末…。


・・・
「朝日新聞は父の証言に関する記事を虚偽と認定し、たくさん取り消しました。その中には八十三年に父が韓国に建立した謝罪碑に関する記事も含まれています。つまり、父が建てた謝罪碑に刻まれている文言も虚偽だということです。そういったものを放置しておくことは、日韓双方の方々にご迷惑をおかけすることになります。ですから遺族として撤去したいのです」(吉田清治氏の長男)
故吉田清治氏が韓国・天安市の「望郷の丘」に建立した謝罪碑について、その長男がそのままにしておくべきではないと考え、代理人を通じて、頑丈にコンクリートで据えられていて容易に撤去はできない状態のその碑に「慰霊碑」としたものを新たに貼り付けた。この碑は元々韓国側に寄贈されたものではないので、所有権は韓国側にはなく清治氏の遺族側にあるという。本書は、この故清治氏の長男のインタビューを中心に、本来虚実が入り混じったフィクションのような清治氏の文章や発言が証拠として利用され拡散されていった経緯を振り返りながらまとめられている。


清治氏は長男には厳しく接することはなく、子煩悩で、勉強がよくできたことが嬉しかったようだ。ただ、家が貧しかったので普通に大学に行くのが難しく、長男も次男も当時社会主義を広める意図もあって各国から留学生を受け入れていた旧ソ連に、学費も旅費もすべてタダという条件で留学している。そのためロシア語が堪能で、日本に帰国してからも長男はそれを生かした仕事をして、病気の母と弟、そして父の生活を支えていたという。本書で紹介されている発言を通して見ると、この長男は確かに常識も思慮もある人で、父親である清治氏についても息子の立場から公平に淡々と語っている。謝罪碑についても、このままにすべきではないと判断して協力者を探して慰霊碑としたようで、今回本書のための取材に応じたのも、「“日韓双方の皆様方に、父の虚偽証言を再度、謹んでお詫び申し上げます”と、謝意を書きしるしておいてください」と伝えたかったこともあったようだ。
「(父親の清治氏は)寝込んでからはよく言っていました。正しい情報を持たないでやってしまったからと」。
改めていうまでもなく、吉田証言が歴史に残した傷跡は非常に深いものがあるが、本書を読む限り、物書きにあこがれる気持ちがあって懸賞マニアでもあり経済的にも恵まれていなかった一介の人物にすぎない清治氏が、真実よりインパクトを優先して想像をまじえて大げさに書いたり発言したものが、朝日新聞・旧社会党・自民党の左派勢力・反日国際弁護士・韓国・北朝鮮の息のかかった活動家などによって、徹底的にうまく利用された感を強くする。もちろん、だからといって許されるわけではないが、吉田証言のような稚拙な内容のものがこれだけ国際的に大きな問題につながってしまった背景には、本書においても各所で明らかにされているように、真実をろくに検証せずこのようなものを都合よく大々的に取り上げた報道機関や集団や勢力があったのだということは、しっかり心に留めておくべきだろうと思った。


・・・
所謂従軍慰安婦という捏造を本にして出版し、慰安婦問題の発端を作り上げた吉田清治という人物の長男に取材し、吉田清治が私費で韓国に建てた「謝罪碑」なるものの碑文を「慰霊碑」と書き換えることに成功した長男の行動とその心情、そして、吉田清治という人物の出自、吉田清治と慰安婦問題がどんな経緯で極大化されていったのかを丹念に調べ上げて書かれた本であった。


そこには、意外にも吉田清治という人物が主役級で、自ら物語を作り上げていったものではなく、朝日新聞と北朝鮮の工作にのった旧日本社会党の政治家たちの活動があって、今日の慰安婦問題の複雑怪奇な実像が作られていった一連の動きが克明に記されていた。


朝日新聞の記事捏造は既に全貌がほぼ明かされてきた感があるが、旧日本社会党の慰安婦問題への関わり方は、あまり国民に知らされてこなかったと思う。
更に、日本社会党と北朝鮮との関係が密接な連携の下で一連の日本工作に利用されて事実は、多くの国民に未だに知らされていない。


北朝鮮がその出先機関としての朝鮮総連を通じて日本国内で様々な工作を行うとき、社会党系や共産党系の政治家を工作活動に使うことは、折に触れ指摘されてきた。
しかし、どういう組織の流れで一連の工作活動が行われたかは、今日においても全貌が明らかになっているわけではなく、国民に知らされないままの事実が数多く眠っていると思われる。
その活動の一端を明かし、そうした点まで掘り下げて慰安婦問題の根本の原因を探ろうとした一級の調査報道資料だと思う。


それにしても、旧社会党の政治家の汚さは罪深い。
北朝鮮による日本人拉致問題がようやく明るみに出ようとしているとき、拉致被害者のお一人である有本恵子さんのご両親が外務省に出向き、真相解明を願おうとして、門前払いを食らわされ、藁にもすがる思いで社会党本部に助けを求めたとき、当時の社会委員長土井たか子は、追い返すのみならず、北朝鮮当局に、このことを通報までして、真相が暴露されないよう工作活動まで依頼していたことが明らかになっている。


表では、人権重視、労働者の味方、権力と戦うとのたまわり、裏で最悪の人権蹂躙を行う左翼の狡猾さに慄然とする。
そして、こうした日本国内外の反日活動は、表向き真っ当な形を整えた組織の力によって浸食され続けている。
国会に議席を有する政党にも、新聞社、テレビ局、大学、財界・・・。
吉田清治の作り話を都合よく利用し、日本の国際的信用を貶め、賠償金名目の金を引き出させる魂胆は、朝日新聞とそれに類する一部のマスコミだけの力だけではできなかったことだ。


「正義」を振りかざした「人権ビジネス」という「反正義」。
日本の黒い闇、いや、赤い闇が暴かれる日がくることを願う。


・・・
私は、慰安婦問題の根拠となった吉田証言が虚偽であったこと、朝日新聞社が吉田証言を元にして慰安婦問題を喧伝した30件以上の記事を2014年に誤報として取り消した事は知っていたが、吉田が虚偽の証言をし続けた動機が何だったのかを知りたく本書を購入した。
「父の謝罪碑を撤去します」という吉田の長男の心意気には感服したが、朝鮮に行った事もない吉田が3年間に数十回にわたり朝鮮に行き約6千人(内、従軍慰安婦950人)を強制連行したという虚偽証言を何故し続けたのかは、長男をしても推測するしかないというのは期待外れだった。(私の父も戦時中のことについて余り話さなかったし、私自身も聞かなかったので、吉田親子の疎通不足を責めるつもりはない)
吉田が済州島に行ったこともないのに、昭和18年初夏の一週間に済州島で2百人の若い朝鮮人女性を狩り出したという虚偽証言について長男は、「出版社や周りにいた人たちに発言していただきたい」という下りは、吉田証言は彼一人でできるものではなく、それを都合よく利用したい新聞社や政治家、活動家達が吹聴して書かせたことを示唆している。読めば、それが朝日新聞社や旧社会党がそれぞれの筆頭であることがわかる。
1992年に秦郁彦氏の済州島調査に基づく吉田証言の信憑性を疑う報道が出てもなお、吉田証言を検証することなく吉田を担いで22年もの長きにわたり社会を煽動してきた朝日新聞社が、当時は研究不足で誤用してしまったとして記事を取り消しただけで謝罪もしないのは、社会の正義を守る主力報道機関としていかがなものか、残念でならない。
長男が父「吉田清治」の偽証の原点ともいえる謝罪碑を撤去するというのは、個人的に出来るかぎの努力であり、その実行を支援する奥茂治氏をあっぱれと評価したい。
一方、朝日新聞社は記事の訂正だけで謝罪すらない。その煽動活動が、韓国民や韓国政府を被害者と信じこませ慰安婦少女像問題にまで発展させ続いていること、国連においては日本が慰安婦=性奴隷を20万人にも強要した国だと誤認させるに至っては、新聞記事の取り消しだけでは済まず、世界に拡散した誤認識を解消する償い活動が必要ではないか。
例えば、朝日新聞社やテレビ朝日は、慰安婦問題や慰安婦少女像の報道をするたびに、
「朝日新聞社が吉田清治の虚偽証言を検証せず喧伝し続けたことで、韓国や世界に誤解を与えてしまい、このような事態が続いております。お詫び致します。」と説明を付加していただきたい。
なお、旧社会党(現社民党)は北朝鮮による日本人拉致事件を隠蔽し続けたことの社会的制裁などで弱小化してはいるが、忘れずにおきたい。
韓国の慰安婦問題に対する活動はとどまるところを知らない。国連まで広がり歴史をねじ曲げてしまう勢いだ。朝日だけでなく他の新聞社やテレビ局は、慰安婦問題の報道をする度に、誤報であることを説明していただきたいものである。
・・・
従軍慰安婦問題の火付け役のA級戦犯は、朝日新聞・吉田清治・植村隆の3巨悪であると思っている。
朝日新聞はありもしない従軍慰安婦問題に火をつけた捏造記事を書きまくって日本政府(特に宮沢政権)を窮地に追い込んだコーディネーターとして一番たちが悪い。植村隆は朝日新聞の記者でありながら、韓国の反日団体挺対協関係者を妻に持ち、韓国の少女20万人を挺身隊の美名のもと、慰安婦に駆り出したという記事を書いた張本人である。
しかし、悪人中の悪人は稀代の詐話師、吉田清治である。
彼は、自分が行ったことさえない韓国の済州島で自ら慰安婦狩りを実行、罪のない韓国人少女を銃剣で脅してトラックに積み込んだと主張「私の戦争犯罪」なる著書をものにし、朝日新聞の宣伝に乗って日本各地で講演活動を行った張本人である。朝日新聞は2014年8月になって、吉田清治に関する記事は取り消し、植村隆の記事の誤りも認めたが、時すでに遅し、世界は日本を慰安婦狩りを行った野蛮国として、国連や米議会に糾弾される存在に貶めてしまった。
アマゾンの広告で本書の存在を知った私は飛びついて買った。
あの悪名高き吉田清治が韓国に建立した謝罪碑の碑文部分を、その長男が協力者の力を得てそぎ落とし、従軍慰安婦や強制労働者を対象にしない、「慰霊碑」なる文言に摺りかえてしまったのである。韓国政府もまさか、こんなことをする人間が出てこようなどとは思わず、守備が甘かったようである。この快挙には私も快哉を叫んだ。
本書の第一章は、この謝罪碑を慰霊碑に切り替える作業を詳述している。吉田清治の長男にしてみれば、この一事で彼の贖罪は済んだということで、今は市井にひっそりと暮らしているようである。
第二章は吉田清治の生い立ちであるが、このころから詐話師としての才能は芽生えていたようである。
第三章は、さしも猛威を振るった従軍慰安婦狩りの話も識者の間では信憑性がないと分かり、寂しい余生を送ったさまが記述してある
第四章 社会党、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)と北朝鮮の関係が書かれている。
我々は、ともすれば慰安婦不問題は日韓問題と捉えがちだが、裏では韓国と北朝鮮はガッチリ手を握って対日工作を仕掛けているのである。北朝鮮にも挺対協ならぬ朝対協なる組織があるのである。しかも、この組織は当時の土井たか子率いる社会党と裏でつながっていたことが示唆されている。
第五章 誰が「吉田清治」を作ったか  では慰安婦問題を通じて自らの名声を高めたい反日日本人、社会党議員清水澄子や本岡昭次などの活動の様子が書かれている。


韓国の新大統領文在寅は6月20日の米ワシントン・ポスト紙のインタビューで、「慰安婦問題について(解決するためには)日本政府がその行為について法的責任を受け入れ、公式に謝罪することだ」と発言したそうである。
しかし、朝日新聞の慰安婦関連記事がすべて捏造であると判明した今も、韓国ではこの事実を受けいれず飽くまで日本政府の公式謝罪と国庫からの補償金の支出を求めている。韓国では朝日新聞の取り消し記事が受け入れられていないのである。
慰安婦問題が朝日新聞によて大々的にキャンペーンされたころの宮沢内閣、加藤官房長官、河野洋平などは、事実を調べもしないでとりあえず日本政府として謝罪してしまっている情けない状態である。
この状態を覆すためには朝日新聞が英文その他で、自社の記事は捏造であったと海外に発信するほかはないと思うが、朝日はこれ以上の処置を取るつもりはないらしい。
日本政府は丁寧にまず国連のクマラスワミ報告書の取り消しなどから〉地道に取り組んでいくしか道はないようである。
しかし、極悪人、吉田清治の長男が快挙をやってのけたことだけでも、とりあえず祝いたいものである。
・・・
「新潮45」平成28年9月号の記事で、吉田清治氏の長男は「慰安婦像をクレーン車で撤去したい」と語っていたが、今年に入り、長男は「慰安婦像は一民間人の私が撤去することは不可能だが、父が私費を投じて建てた謝罪碑であれば、遺族の権限で撤去することは可能なはずです」と著者の大高氏に語り、元自衛官のO氏に代理を頼んだという。


第一章では、その経過が書かれている。
謝罪碑は国立墓地「望郷の丘」にあり、O氏が確認に出向いたところ、撤去は物理的に難しいので、同じ大きさの石の板をその上に貼り付けて謝罪碑の文言を書き換えることにしたという。新しい碑文は「慰霊碑 吉田雄兎 日本国 福岡」である。吉田雄兎は吉田清治の本名である。
長男は「朝日新聞は父の証言は虚偽だったと発表したのだから、間違いは正さなければなりません。朝日新聞社は謝罪碑の間違いを正さないでしょうから、正すことができるのは私しかいない。私が心配しているのは、将来、政治的な問題になることです。あの熱狂的な韓国人の中で謝罪碑が政治問題化したらもう消せなくなります。ですから、誤った歴史が残らないようにしたいのです」と語った。事前に管理事務所に碑文書き換えの申請をすると、国を挙げて阻止されると思われたので、事後に申請したという。


第二章と第三章は、「新潮45 平成28年9月号」の記事の内容で、そちらの方でレビューを書いたので省く。
第四章では、社会党、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)、北朝鮮のつながりが書かれている。
1980年代に千田夏光氏の「従軍慰安婦・慶子」を読んでショックを受け、慰安婦慰霊碑建立のために活動をしてきた女優H氏が、挺対協の代表に連絡をとったところ、1991年11月に会った時は前向きな返事をもらったのに、翌年10月に会った時には態度が急変し「募金も署名もいらない」と言われたという。H氏は、挺対協の代表が土井たか子の秘書から多額の現金を受け取るところを目撃しており、旧社会党と挺対協は密接な関係にあったようである。
慰安婦問題は91年から92年にかけて、社会党の議員が国会で20回以上質問し、一気に政治問題化した。H氏は、挺対協は日本人の誠意ある謝罪が欲しかったのではなく、未来永劫、政治カードとして利用できる”日本国家の謝罪”が欲しかったのだろうという。挺対協の代表も初めて実名で証言した元慰安婦の金学順氏も北朝鮮の出身で、国家補償を取りにいくということで、旧社会党、挺対協、北朝鮮の思惑は一致している。国家補償こそが「挺対協代表の豹変」の理由だと推測する。彼らの行動は「慰安婦」の存在などそっちのけで、日本国家の謝罪、国家補償を取ることこそが重要なのである。


第五章では、樺太残留韓国人問題が慰安婦問題の原点であることが書かれている。
この問題は日ソ不可侵条約を破って樺太を占領したソ連と南北に分断された朝鮮半島の複雑な事情が絡む問題で、日本の責任ではないのに、莫大な支援金が今も支給されているという。この樺太残留韓国人帰還請求裁判(サハリン訴訟)終結の2年後の1991年に、突如として慰安婦訴訟が始まった。吉田清治はこの樺太裁判でも証言しており、慰安婦訴訟と同じ弁護士が担当している。
「これでは戦後補償産業です。慰安婦問題は仕組まれたものです。日本政府から国家補償を引き出すため、サハリン訴訟に関係した面々が、次の題材として慰安婦問題を用意したのです」とこの問題に詳しい女性が指摘している。
日本の国益を損なうことに懸命になる日本人の存在には怒りと恐怖を覚える。彼らに「外患罪」を適用できないものかと思う。


更に韓国では、親北派の文在寅氏が大統領になり、日韓合意の見直しを主張し、「強制徴用」の歴史カードを突き付けてくることは容易に予想がつく。「戦後、朝連(後の朝鮮総連)から日本企業に、徴用された労働者の未払い賃金が請求され、朝連はかなりの金額を企業から徴収し、それらのほとんどは強制連行者に渡らず、朝連の活動資金に回された」と朝鮮総連に属したことのある作家が書いている。大高氏は、日本政府は今後、韓国政府に対してこう言えばいいと述べている。「強制徴用についての補償請求は、すべて朝鮮総連にしていただきたい」と。
韓国の理不尽な要求に対して、日本は絶対に譲歩してはならないのである。
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【宮家邦彦 】 最新ニュース速報 ! 2017年12月8

0:09 東京五輪をシミュレーション

5:01 プーチン 任期 スターリン超え

10:04 トランプ大統領 エルサレムを首都認定で大混乱


高島「キヤノングローバル戦略研究所が 東京オリンピックを狙うテロにつき考えられる限りのシミュレーションをした。これはどういう試みなんでしょうか 。」


宮家「2020年の2ヶ月前に東京五輪で、攻撃するテロリストと守る政府側に分かれ、あなたは大統領、あなたは総理大臣、あなたは外務大臣といったロールプレイングで行なうシミュレーションゲームです。これはひとつの頭の体操であり、将来を予測するものではありません。 」「テロリストはイスラム系や某国のものなど、タイプによって攻守はいろいろ異なる。」「頭の体操で一番わかったのはテロリストは正義の味方ではない。卑怯者だから一番弱いところを狙う。残忍であり、一番恐怖を与えるところを狙う」




【プーチン、次当選すれば24年の政権の座。超長期。】
高島「ロシアのプーチン大統領が来年3月18日の大統領選への出馬を表明した。 新聞を読むと笑っちゃうが、『プーチン大統領は権力を握って18年。次に当選すれば24年(1期6年)になる。ソ連時代のブレジネフを越えスターリン以来の長さとなる』と。」


宮家「プーチン大統領は実質的に終身大統領です。帝国の皇帝様です。対抗馬は、いつのまにか消えちゃうから、いなくなっている。独裁者というのは後継者を作らない。」


「今支持率は8割を超えている。プーチンは、欧米が何を言おうが、クリミアをやって、かつ経済制裁を受けても必死で頑張ってる。」「ロシアの国民には『冷戦が終わってロシアが崩壊した後、自分達は 欧米に協力した。共産主義を倒したのに自分たちは敗戦国みたいに扱われて…なんだ一体、不愉快だ』いう屈辱感があり、これがプーチンの権力の源泉です。」


高島「プーチンはKGB出身だといわれ、そしてその力が背後に隠然と…恐怖共々で。」


宮家「だから対立候補はでてこない。『命あってのなんとか』だからね。」


高島「また、プーチンは結構日本びいきと。柔道をやったり、安倍さんと会談をしたり…あわよくば北方四島のこととか…腹の探り合いをやっています」


宮家「狐と狸の化かし合い。まともにやって対応できる相手ではない。そのことは安倍首相を理解して行なってると思います。」


高島「私が聞いたのでは、新体操のカバエワ(アリーナ・カバエワ)を自分の彼女にしちゃう。本当か嘘かわからないけど・・・。何でもやることは自由 。 また噂ですが、あの事件この事件の背後には大統領の指示があったとか…。ロシアの人って幸せなんですか」


宮家「どうですかね。経済制裁も少しずつ効いているんじゃないでしょうか 。それよりもロシアの国民からすれば、やられちゃったら、これはおかしいと。屈辱には耐えられない。だからやっぱり強いリーダーが必要だ。…こういうことをプーチンさんは、政治の権力(の原動力)に変えているんじゃないでしょうか。大したもんですよ。この人一種の政治の天才ですからね。プーチンがいなかったらロシアなんて…。だだ広くて、寒くて。資源しかないでしょ。作れるものは兵器だけです。プーチンがいるからこそ、ロシアは超大国のフリができる。そういう意味でプーチンさんはロシアにとって必要な人です。他国にとってはマイナスだが。」



【トランプ大統領 エルサレムを首都正式認定で大混乱】


高島「今までのトランプさんの反応として、オバマがやってきたことをひっくり返すと。これを同じ流れで捉えると、これもそうなのねと判断できないではない。でも今回のひっくり返しはこれまでのひっくり返しとは全然意味が違う。 」


宮家「マグニチュードが違う。 今から50年前の1967年、第三次中東戦争。イスラエルはもともとエルサレムの西側を持っていた。で、戦争で東側も取っちゃった。それで国連決議242というのができて、どっちに帰属するかわからない状態での占領中ということ。それを前提にしてパレスチナの自治をやろうとか 、あるいは2国を作って交渉をやろうと。…交渉の大前提は、 東エルサレムの地位はまだ未解決だということ。これでやってきたわけです。ところが、トランプさんが言う「現状を認定しただけ」なら、それは実はイスラエルの東エルサレムの占領を認めるということです。 でもそのことはパレスチナしてもムスリムにしてもアラブにしてもまた我々日本にしても「えっ、それは違うでしょ」ということです。」
高島「さわらぬ神に祟りなしと言うけれど。現状維持することがエルサレムの平和を保つための根本の要因」
宮家「交渉で最後にすべき部分を最初もしくは途中にやった」 「イスラエルの言い分を認めたということは、今まで積み上げてきたものが壊れていく。」
高島「 1995年の議会でエルサレムをイスラエルの首都とする決議がされたが、大統領は先延ばし先延ばし(で判断保留)。それが一番平和だった。 この辺との整合性はどうなってるんですか」
宮家「 トランプ氏はおそらく過去誰もやってなかったことをやりたかった。ただやり方が問題です。 また実務をやってる人からすればこれは大変なことだとわかっているから、 反対したんでしょう。でも反対にもかかわらず、トランプ大統領はやると決めた。なぜだろう。私が見るに理由は簡単で、ひとつはトランプ氏の個人的な野心、過去誰にもやっていなかったことをやりたかった。歴史に名を残したいのかどうかわからないけれど。もう一つは内政。 トランプ氏は今ロシアゲートでいろんな捜査が進んでいるから、 お尻に火が付いてるかもしれない。 こういう時にトランプ氏は目くらましをやるんです。今回はまさにこれじゃないかなと思っています。 なぜこんなことをするかと。ユダヤ系のアメリカ人を念頭に置いているのだろうという見方もありますが、実は相手はキリスト教右派なんです。 福音派エバンジェリカというんですけども、 その福音派の人たちは何て言ってるかと言うと「アブラハムとの契約で神がこのエルサレムをイスラエルにあげた。 だからイスラエルが支配して当然なんだ」と。キリスト教徒の中に親イスラエル派がいる。で、 その人達の票が3000万とも言われるんです。その昔、共和党ブッシュさんもこの票を取ろうとした。トランプさんにしたら熱烈な支持者ですから、 そういう意味では国内的利益 が国際的利益よりも優先してしまった。 」
高島「ロシア問題目くらまし、 自分の支持者の発掘、固定化。 一石二鳥である。」
宮家「ただし外交的にはむちゃくちゃ。本当これでいいのかい。」
高島「今日の新聞に書かれていますが、早速、パレスチナ数千人のデモ、軍発砲…」
宮家「まだゴム弾ですけどね」
高島「これから先危険な状況になる?」
宮家「テロリストの肩を持つわけじゃないんですか、黙ってないでしょうね。危険は高まる。問題はこれからどれだけ封じられるか。最小限にしなくちゃいけないんでしょうけども、悪影響は避けられないでしょうね。(トランプ?イスラエル?は)四面楚歌。誰も応援してくれなくなる。OK と言っていってるのはイスラエルのネタニヤフさんだけ。和平交渉も進展しない。さらに大変なことは、暴動が起こる、抗議が起こるということは、今まで穏健派のアラブ諸国とされ、アメリカと結構仲良くしてきた、トランプさんとも話をしていたような人たちがですよ、民衆からすれば「なんだ。トランプさんはあんな事やってるじゃないか。あんたらはトランプとつるんだだろう」といわれ、 穏健派の指導者たちがもしかしたら窮地に陥るかもしれない。二重の意味で中東の不安定化に拍車をかけるかもしれない。 そういうことを私は恐れている。」
高島「クシュナーさんとか、ホワイトハウスの中の 身内はともかくとして、 他の人はみんな反対してるんですよね。だけどトランプさんがあの性格ですから…やっちゃった」
宮家「 だって大統領はそう決めたんであれば、そうせざるを得ないでしょ」
高島「どう収拾をつけようとしてるんですかね。常識派とかいう人たちは…」
宮家「いずれにせよ、もう害は生じてしまっている。英語では『DAMAGE IS DONE』というんですが、ダメージが生じてしまった以上は、それを最小限にとどめるしかない。ティラーソン氏はおそらくずっと反対していた。だからトランプ氏は「あのアホ」とか言ってるわけでしょ。おそらくこれからはどうやって(大使館を)移転しましょうかねとか、議論するわけだ。時間がかかるでしょ。そして調査をすればするほど「これはヤバい」。そうなればお蔵入り。動かさないと。そう抵抗するしかないんじゃないでしょうかね」