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★【キラーコンテンツ!新たなメディア革命の誘発なるか】「72時間TV」元SMAP3人と森且行で「視聴者数6000万人」キー局真っ青

★「72時間TV」元SMAP3人と森且行で「視聴者数6000万人」キー局真っ青
11/5(日) 15:00配信

「ふざけんな! と思った。これからだと思ったし、なんで言ってくれなかったんだって」
 今から21年前、下積みを重ねたSMAPにようやく人気が出始め、まさにこれからという時、メンバーの森且行から脱退を知らされた当時の香取慎吾が思ったというホンネだ。しかし、森もまた、思い悩んでいたという。子供の頃からの夢であるオートレース選手になれる最後のチャンスを逃したくはなかったし、いまSMAPを抜けていいものか――。


  これが生で放送されたのが、インターネットテレビ局AbemaTVの「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」。ジャニーズ事務所を去った元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の3人による11月2日午後9時から3日間、ぶっ続けの生放送である。放送は同局社長である藤田晋(44)の持つ軽井沢の別荘から始まった。都内に移動し、脚本家の三谷幸喜(56)や山田孝之(34)、市川海老蔵(39)らをゲストにトークを繰り広げた。


  3日夜に堺正章(71)と行われたトークの舞台は六本木の焼肉店「An」で、ここはSMAPが解散した昨年12月31日に、稲垣・草なぎ・香取と中居正広(45)、森且行(43)、平たく言えば木村拓哉(44)を除いた元SMAPが食事をした曰く付きの店である。そこではかつてザ・スパイダースの元祖アイドルともいえる堺から、グループ解散後の個々の生き方についてのアドバイスに神妙に耳を傾ける3人の姿があった。しかし、「木村君にも中居君にも頑張ってもらいたい」との堺の言葉に3人は反応を示さない。彼らから「SMAP」という言葉すら発せられることはなかった。


「森くん」のキーワードが世界1位を獲得


 翌4日、3人は浜松オートレース場に現れる。画面には「このあと21年ぶりに共演」と謳われ、番組最大の目玉である森との対談に期待は高まる。ツイッターと連動した書き込みには「森くん」の文字が躍り、ついに“世界のトレンド”で「森くん」のキーワードが世界1位を獲得までに。3人は、選手として出場する森の車券を1万円ずつ購入。残念ながら森は8位に終わるが、その後に森を交えて始まったトークが冒頭のホンネだ。


 香取「帰り道でね、泣きながら叫んだような気がする。でもね、『こうしたいんです!』って森くんから聞いて、その思いはなくなった」
 森「本当に迷惑かけたと思う」
 香取「森くんが居なくなって大変だった」
 草なぎ「歌が上手かったからね」
 稲垣「俺はパートが増えたんだよ」


  森が加わった時点での累計視聴者数は3800万人だったが、3時間後には4300万人を突破。あくまで累計での数字だが、500万人が増えたのである。


  5日に入ってからも数字は着実に増え、午後1時に6000万人を超えた。ITジャーナリストの井上トシユキ氏もこれには驚く。


 「3時間も話し続けられるのが、カッチリした枠を持つ地上波とは異なるネット放送の強み。とはいえ、6000万人という数はテレビ局にとっては新たな脅威として認識されるでしょう。いくらスーパーアイドルSMAPの元メンバーとはいえ、いわば四十を過ぎたオッサンたちの井戸端会議を延々と3時間。しかし、これを見たかったという視聴者がこれだけいるわけです。地上波のような作られたものではなく、多少の台本はあったのかもしれませんが、素の姿が見られる放送がネット放送には合いますから。つまり民放が抱えていた企業広告が流れる可能性がある」


【将来性は地上波以上?】 
 AbemaTVは無料で視聴が可能だ。同社は民放地上波と同様、その収入の大半はCMで賄われる。現在、トヨタや楽天、JT、docomo、auといったCMも入っているが、自局の番組宣伝であるいわゆる自社広が目立つ。
 「藤田社長は年間200億円の赤字と言っていましたが、今後はそれも変わってくる。登録者が増えれば、視聴者層から商品のターゲットも絞れます。企業にとって、地上波とは明らかに異なるメリットです。乗っかりやすい企業が増えることは間違いない」(井上氏)
  一方、在京キー局の編成マンは青ざめる。
 「視聴率は1%=100万人と言われています。5日午後で6000万人だと単純計算すれば60%です。が、元の数字が延べ人数ですから意味がありません。多分、リアルタイムの視聴率を推計すると、6~7%程度ではないでしょうか。ネット視聴者層は若年層であり、50歳以上の女性F3層、男性M3層となるとまだまだ地上波に分がある。潜在的には1.5倍ないし2倍の視聴率が望めます。これを見せつけられたら、彼らにオファーしないわけにはいきませんよ。ジャニーズは面と向かって言わないでしょうが、共演NGなどチラつかせるかもしれませんけどね」
  11月5日にはゲストに佐藤浩市を招き、香取は来日したばかりのトランプ大統領に扮して浅草雷門を練り歩くなどして、午後1時頃に6000万人を超えた。はたして、番組終了の午後9時までに何人が3人を見ることになるのだろうか? 


 「週刊新潮」WEB取材班
2017年11月5日 掲載 新潮社


◆ ◆
(管理人の感想)
久しぶりに「キラーコンテンツ」という言葉がぴったりくる番組をみた(ちょっとだけ)。こんな番組年1回やるだけでもインパクト大。
「野茂大リーグ」やドラクエ、FF級のコンテンツかも。
これを機に、嵐クラス、AKBクラス、福山雅治、星野源クラスが同じようなコンセプト番組をやるようになったら…
お笑いでも、「みなさんのおかげです(実食)」「めちゃイケ(テスト)」みたいな一部抜粋の企画をネットでやったら…。




★森且行、21年越しに語るSMAP脱退の葛藤「本当に迷惑かけました」
11/5(日) 5:00配信 オリコン



 元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の3人が4日、AbemaTVの生放送番組『稲垣・草なぎ・香取 3人でインターネットはじめます「72時間ホンネテレビ」』(2日 後9:00~5日 後9:00)内で、1996年5月にSMAPを脱退するとともに芸能界を引退し、オートレーサーに転身した森且行(43)と21年ぶりに共演。メンバーに脱退を告げる前後の葛藤や“ホンネ”を、21年越しに赤裸々に語った。


 この日、稲垣、草なぎ、香取の3人は、『第49回SG日本選手権オートレース』準決勝に出走する森を応援するため、静岡・浜松オートレース場を訪れた。3人はそれぞれ自腹で森の単勝車券1万円を購入し、身を乗り出して応援。スタートこそ3位だったが、すぐさま最後方に下がり、最後まで巻き返せずに最下位の8位に終わった。しかし、レース前の午後1時10分ごろには、「森くん」のワードがツイッターのトレンド世界1位になるなど、3人の訪問はSNSで爆発的な反響を呼んだ。


  レース後、私服に着替えた森は3人の元へ駆けつけて熱い抱擁を交わし、21年ぶりにメディア共演を果たした。3人が来ることを知っていたという森は「ごめん、負けちゃった」「緊張した。参った! いいとこ見せたいと思ったのに」としょんぼりし、3人から「焦った?」と気持ちを見透かされると「焦った!」と正直に告白。SNSでは「信じられない」「夢のよう」「涙が止まらない」と歓喜のコメントであふれ返った。


  21年の間にメンバーと会ったのは、SMAPの20周年コンサートと、昨年大みそかの解散当日、都内の焼肉屋で3人と中居正広の5人で会食した2度だけという森は、自身の職場であるレース場の食堂や宿舎、コースなどを案内し、最後に整備場で自身のオートバイ「メジャイ23」を紹介。その後、3人からの質問を受ける形で96年にSMAP脱退を決断したときの“ホンネ”を語り始めた。


  子どもの頃からの夢だったオートレーサー転身を考えたのは、年齢制限最後の年に身長制限が従来の170センチから175センチに緩和されたことがきっかけだったという。それまであきらめていた夢への道が開け、ラストチャンスの試験にかけて猛勉強を始めた森の異変に気づいたのは、当時、頻繁に遊びに連れて行ってもらっていたという香取。急に勉強し始めた森を見て、弁護士になるものと思っていたという。


  3人は21年の時を経た今だからこそ聞ける質問をぶつけ、オートレーサーの試験に受かってからメンバーに話すまでの間の心境を聞かれた森は「きつかったよ、結構。でも、刻々と養成所に入らなきゃいけない期間が迫ってくる。どうしよう、どうしようって悩んだかな。でもやっぱり、夢だったんだろうね。夢を取ったんだよね」と振り返った。


  森から脱退の報告を受けたときの心境について、草なぎは「森くんの夢のデカさを感じたから、送り出すことができたと思う」と話し、森と同い年の稲垣は「森くんもまだ22~23歳で決心して。やりたいことは誰にも止められない」と同調。森を兄のように慕っていた最年少の香取は「でも正直、最初に聞いた時は、小さいながらにも、一番下ながらにも、ふざけるなと思ったよね。本当にこれからという時だったし」と本音を吐露した。


  当時の思いを聞いた森が「本当に迷惑かけました」と謝ると、稲垣は「そんなこと一回も思ったことない」とフォロー。香取は「でも悲しかったよ、そりゃ。帰りの車でどこか途中で降りて、暗い道で1人で泣いたのを覚えてる。“ふざけんな”って人気(ひとけ)のないところで叫んだ。兄貴が急に夢かなえるとか言い出して、兄貴、ふざけんなよ! みたいな感覚」と置いてけぼりにされた弟のような思いだったことを告白。その日中には「森くんがやりたいことなんだから」と気持ちを飲み込んだというが、香取と草なぎは森の脱退報告の直前、「マネージャーさんが鍵を“カチャン”とかけた音を覚えてる」と口をそろえた。


  草なぎは、香取がいつから大人になったのかを思い返し、「急に森くんが違う道に行ったときだったのかな」としみじみ。稲垣は「これからみんなで頑張ろうと思ってる時期なのにって、心の中で怒ったって言ってたけど、俺は気づいてなかった。そういう責任感とかを考えるような末っ子ではないと思ってた。よほど俺のほうが考えてなかった。そんなに熱いものがあったなんて知らなかった」と初めて知る香取の一面にも驚いた様子だった。


  オートレーサー転身後の森は、SMAPのことは気になりつつも、養成所がテレビ禁止だったことから1年間はほとんど観ていなかったという。「養成所から出た瞬間、テレビにしがみつくように観てたね。1年観られなかった時期があったから、スパッと観られたんだと思う」と回顧。今でもメンバーが出演する映画を観たり、番組を録画したりしているといい、「最近、『新しい地図』を立ち上げてからみんなの目の輝きが違うのがわかる。すごく楽しいことやっているんだなって伝わる」とエールを送った。


  草なぎは「森くんのオートレースを初めて見て、勝負の世界ってすごいなと思った。厳しく自分を見つめたい。どこか甘えちゃう部分ってあるから、甘えを捨てて頑張っていかなきゃ。そういう志で頑張りたい」と勝負の世界に生きる森から刺激を受け、気持ちを新たにしていた。


(管理人の感想)
森且行というと、SMAPがさほど売れてない(とはいってもそれなりに活躍はしていたが)頃の「夢がMORI MORI」で、白の子ということで記憶している(間違ってたらゴメン)。森口裕子がそれなりに好きだったんでみてた程度。正直ジャニーズファンでないから、SMAPが出ていて知ってる番組なんてこれくらいで。白は割と目立っていた方だった気がするので辞めたとか聞いて、「ああSMAPってジャニーズのなかでは、あんまり売れないんだな」と勝手に思った次第。でも、やめて間もなくSMAPが「青いイナズマ」でブレークし、そこからSMAPを認知するようになった。森且行はももクロの早見あかりを彷彿させる存在です。



【全文掲載】「72時間、超楽しかった!!」稲垣、草なぎ、香取が涙と感謝のコメント
11/5(日) 21:34配信 ザテレビジョン


多くの出演者、視聴者からのメッセージを見て稲垣吾郎は号泣




11月2日よりAbemaTVで放送してきた「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」が、4日夜9時、無事に72時間の生放送を終了した。





グランドフィナーレに観客を前に72曲連続で歌った稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人は、70曲目の「上を向いて歩こう」で森且行との再会シーンが流れると涙ぐむ様子も。最後、72曲目の番組テーマ曲「72」を歌いあげ「ありがとう~~!!」とライブを終えた。



 以下、ライブ後のコメント。



 稲垣「ちょっとボロボロだったけどなんとか、皆の気持ちとひとつになれたのかなというか。もちろんテレビ見てくださってた方ともね。ボロボロだったのはごめんなさいって感じですけどね」



 香取「ボロボロだったけどね~。ずっとボロボロだった僕らを皆さんが助けてくれて、僕らここまで来たから。まだまだボロボロだけど」



 草なぎ「そうだね、やっぱりここからだね。皆さんに助けられてばっかりで、なんとか下手くそなんですけど支えられて。感謝の気持ちだけですね、なんか原動力で。あの、泣いてないですよ。強い気持ちをもってやっぱり3人なんで。今までだったら泣くところもぐっとこらえて。ひとつ大人になってね。次の階段を上っていかなきゃいけないので。森くんのレースもしっかり目に焼き付けたというか、もっともっと強くなって前に行きたいね。本当皆の応援を原動力にがんばっていきますので、これからもよろしくお願いします」



 香取「楽しいね、でも本当は立ってられないよね、72時間もやってきたんだから。でもこうやって他のスタジオの皆も、テレビの前から本当たくさんのパワーをいただいて72時間ここまできて、皆本当にありがとうございました!!」と、3人それぞれがファンへ感謝の気持ちを述べた。



72時間の放送最後には、これまで登場してきた著名人・芸能人からのメッセージVTRが流れ、視聴者から3人への応援コメントもたくさん届き、目に涙を浮かべた3人。



 香取「本当にありがとうございました。本当に最高のスタッフの皆さんで、いろんなところから力を貸してくれて集まってくれて、そして応援してくれてるファンの皆様はもちろんですし、テレビの前で見てくれてる視聴者の皆さんも、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして何よりもね、こんな僕らのこんな番組に出演してくれた皆さん、本当にありがとうございました!感謝。132組だって、出演していただいた方」



 稲垣「スタッフは総勢1000人です、本当にありがとうございます」



 草なぎ「この番組が最後まで辿りつけたのもファンの皆さんと、この番組に出演してくださった皆さん。何をやるかもわからない状態で、企画も定かじゃなかったんですけど、出演者の方も出演を承諾していただいてありがとうございます」。



そして放送時間は残り2分40秒。最後に改めて、1人ずつ感謝の言葉を述べた。





 稲垣「本当にありがとうございました。言葉が出てこないですけども。でも本当にこういう機会を作ってくれた方々には力を与えてもらったので、なんとかのりきることができました。本当にありがとうございました!」



 草なぎ「本当に感謝しかないですけど、これからまた前を向いてがんばっていきますので、皆さん、これからもよろしくお願いします」



 香取「ホント、ホントばっかなんですけど。スタッフの皆さん、ファンの皆さん、視聴者の皆さん。この今の気持ちを皆さんにお返しできるように。楽しいこといっぱいやれたかなって思ってます。72時間、超楽しかったです!!ありがとうございました!」



そして3人は、放送後もこれからもSNSを続けることを誓い、3人仲良くスマホ撮影をしながら72時間の放送を終了した。



 最終的に番組に関するTwitterの総コメント数は「約508万以上」、稲垣ブログは「3日連続総合1位」、草なぎのYouTubeは「合計再生数約536万回」、香取のInstagramは「フォロワ―数 100万以上、総いいね!数 1426万1000以上」を記録。そして、番組関連ワードのトレンド入りは「世界1位を含む107以上」、総視聴数は「3日間合計7200万視聴以上」という前代未聞の注目度であった。




 女性自身
2017年11月07日 00:00
 元SMAP3人「72時間」成功にあった“10億円大勝負の重圧”

「テレビ局に激震が走りました。今まで『インターネットテレビはテレビより格下』という認識がありました。しかし3人が手掛けた番組は既存のテレビ番組を圧倒するほど、日本中で大きなインパクトを与えたのです。彼らが“新しい時代”を切り開いたといっても過言ではないでしょう」(テレビ局関係者)


11月2日から3日間にわたって放送された、インターネットテレビ局AbemaTVの「72時間ホンネテレビ」。稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)の3人にとっては、独立後初共演という“勝負の場”だった。


オープニングパーティーを終えた後、視聴者の質問に答えるコーナーがあった。時間は午前2時。稲垣が「今日が一番、3人の思い出になるんじゃない?」と漏らすと、草なぎもしみじみと「間違いないね」と答える。その予感は的中した。


3日間の累計視聴数は7,400万を突破。また稲垣はブログ、草なぎはYouTube、香取はInstagramを活用し、Twitterでのつぶやきも開始。すると稲垣のAmebaブログは3日連続総合1位、草なぎのYouTube動画は合計約536万回の再生、香取のInstagramフォロワー数は100万人超え!総ツイート数は508万件という驚異的な数字が発表されたのだ。だがそうした番組成功の陰には、大きなプレッシャーがあったという。


 「今回の番組は、総製作費が10億円以上かかっているといわれています。現在の民放のドラマ製作費が2億円ほどなのに対し、AbemaTVは3億円。潤沢な製作費をかけることで知られています。また日本テレビの24時間テレビは製作費が約4億円と言われていますが、今回は72時間。同程度の製作費だとしても、単純計算で3倍の12億円がかかりますからね。3人は『本当に大丈夫なのか』と不安を抱えていたそうです」(前出・テレビ局関係者)


 番組共演者も超豪華だった。オープニングムービーには矢沢永吉(68)がVTR出演し、3人の門出を激励。その後も錚々たる有名人たちが出演している。


 「3人は『ザラザラな出来映えでもいいから、今までにないインパクトを与えたい』と意気込んで番組を作っていたそうです。実際、SMAP時代にはなかった演出が随所にみられました。SNS展開やネット上での写真公開はもちろんのこと、ギリギリまで踏み込んだ本音トークも披露。そうした3人の“殻を破ろうとする心意気”に、周囲も動かされたのでしょう。当初は出演者探しに難航しているともいわれていましたが、ふたを開ければみんなが彼らを応援したのです」(前出・テレビ局関係者)


 番組では稲垣が「お嫁さんを探したい」と打ち明けてパートナーを募集!さらには元メンバー・森且行(43)との共演まで!いずれも、SMAP時代には考えられなかったことだ。


 「今回の成功は、実に大きな意味を持っています。最近のクライアントは“どれだけ広告が見られたか”だけでなく、“どれだけSNS上で拡散されたか”を重視するようになっているからです。テレビと違い、AbemaTVは主にスマートフォンのアプリで見るもの。思ったことをすぐTwitterでつぶやけるため拡散はしやすいのですが、これまでは肝心の視聴数が伸び悩むという課題がありました。しかし3人はSNSでの拡散力もさることながら、視聴数も驚異的に伸ばした。つまり、クライアントが望む両方を兼ね備える存在になったということです。今後は、多くのCMオファーが出てくるでしょう」(広告代理店関係者)



 NEWSポストセブン
2017年11月06日 16:00
 元SMAPの『72時間テレビ』、地上波番組に与える影響は?

SMAPの元メンバーである稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所退所後に初めて共演したインターネットテレビ・AbemaTVの『72時間ホンネテレビ』が11月2日午後9時から5日の午後9時まで放送された。3日間の累計視聴者数は7400万を超えるなど大いに盛り上がった。


 72時間も放送するという尺の問題のためか、ゆったりした番組作りが目立った。4日には、SMAPの元メンバーである森且行が出場する静岡・浜松のオートレース場を3人が訪れた。レースが始まる1時間以上前に足を運ぶと、特にVTRを挟むわけでもなく、余計な煽りを入れるわけでもなく、3人がレース場を見ながら、これからのレースの行方や森について話していた。テレビ局関係者が話す。


「このとき流れたVTRは、森が出場した前日のレース模様だけでしたよね。時間を大幅に取っていたからできたのだと思いますが、地上波テレビではなかなかできない作りです。普通なら、それまでの森に密着したり、3人に森への想いを聞いたりしたVTRを流すという番組作りになるはずです」


 その後、レースが終わると、3人は森とご対面。食堂や宿舎、ロッカー、レース場を回り、当時の思い出や現在の心境を振り返り、計6時間近く浜松オートレース場に滞在。「なんか雑誌の取材みたいだね~」という言葉が漏れるほど、テレビらしくない作りでゆったりとした時間が流れた。


「余計な煽りや編集がない分、4人の素が見えたと思います。ファンや視聴者が望んでいた形ではないでしょうか。これが今の地上波にない要素だと感じました。地上波だと、細切れでいいコメントだけを抜き取り、ナレーションを加えないといけない。いけないってこともないんでしょうけど、何もしなかったらプロデューサーにああしろ、こうしろと言われますから。今のテレビの視聴者は年齢層が上がっているので、うるさい作りは逆効果だと思いますけどね。


 編集なし、ナレーションなし、テロップなしというコンセプトの新番組を始めない限り、現状を崩していくのは難しい。ただ、今回の『72時間ホンネテレビ』が業界で話題になって、プロデューサーなど上の人が感化されれば、地上波でも“余計な煽り”を止めようという方向に傾くのではないでしょうか」(同前)


 テレビ局の上層部はどう捉えるのだろうか。


「テレビは視聴率、AbemaTVは累計視聴者数と評価基準が違うので、単純な比較はできない。ただ、話題になったことは間違いないし、ネットだけではなく、スポーツ紙でも大きく取り上げられていたので、年齢が上の層も気にしてウォッチしていたはずです。


 もし地上波で何かの番組が、煽りの多い作りを止めて数字を取れば、一気に業界はそちらに傾くと思いますよ。何かが成功すると、どこの会議に行っても『ああいう作りをしたいと思っていた』『あれが面白い』と急に言い始めますから(笑い)」(同前)


 AbemaTV『72時間ホンネテレビ』は、地上波テレビにどんな影響を与えるか。



山本直人
2017年11月07日 10:54
 「72時間ホンネテレビ」で感じた”さすが”と”やっぱり”。  

「72時間ホンネテレビ」が、ちょっとした嵐を起こしている感じだ。メディアや広告に関わっている人は相当気にしているように思う。


それは、そうだろう。その視聴者数が今後どのようなメディア価値、平たく言えば広告収入に換算されていくかはわからないが、AbemaTVへの注目度はさらに上がっただろう。


そして、「テレビはタブーだらけで面白くなくなった」という“言い訳”も通用しなくなった。別にBPOが悪いのではなく、テレビ局が誰に遠慮しているかが分かったからだ。


ちなみに、テレビ局と芸能事務所の関係についてはこのような分析もある。


で、僕が今回の「ホンネテレビ」で感じたことは、「さすが」と「やっぱり」の二面がある。


「さすが」というのは、既に言われていることだけどタイトル通りの「ホンネ」がにじみ出ていたことで、これは出演者のホンネと視聴者のホンネが一致したということだろう。


ネットが登場してから、マスメディアはどんどん建前の世界になり、ネットではそこで覆い隠された感情が噴出するようになった。


それは、事件をめぐる報道や政治に関する話題でも同じで、しかも世界的な傾向になっている。


今回はネットのホンネ感覚のままで、マスの世界に入っていったのだけど、そこには「土足で上がる」ような乱暴さはない。「テレビ的な感覚」を大事にしてると思うし、これは「マツコ&有吉」で上手にホンネを料理していたテレビ局が関わっていることもあるのかなと思う。


その一方で「やっぱり」と感じたのは、「タレントは強いんだなあ」ということだ。


将棋というテレビとの相性が悪いコンテンツにスポットをあてたり、ボクシングで思い切った企画をやった時には、いかにも間隙を突いている感じがあった。


しかし、今度の企画の核はあくまでも「大物タレント」だ。この発想は、テレビが一番得意にしているし、いまの日本で最も注目されるコンテンツなわけで、斬新のようでいながら実は手堅い。


いわば、「人気の食材で、新しい調理をしてみました」というわけで、その「食材と調理」の意外性がインパクトを持ったということだろう。しかも、人気グループの解散やメンバー同士の軋轢など、昨年以来の情報の文脈をうまくつかんでいる。


ただ、これほどの人気グループの解散というのはそうそうないわけで、上野動物園でパンダが生まれるくらいレアなんじゃないか。だとすると、これからどうするんだろ。


これからも、国内で話題になるコンテンツを作るならタレントに依存することは近道だろうし、もしかしたらますますそうなるかもしれない。


じゃあ、AbemaTVはどうするのか?タレントとは別の世界でも新しい鉱脈を掘り当てるのか。そこが一番気になっている。