ニュースが好き

政治でも経済でもアニメでもニュースなものが好きです。

★【アゴラ】民進党政権復帰の近道は安倍批判より自己批判だ」八幡 和郎&「都民ファーストの会は『秘密結社』か 」郷原 信郎。&進めない民進党 スポーツ新聞の「いじり倒し」がすごい(文春オンライン)。

★民進党政権復帰の近道は安倍批判より自己批判だ --- 八幡 和郎
9/15(金) 18:01配信 アゴラ



私が民進党など野党を批判すると、野党なんか期待しても仕方ないからそんなことするより、政権批判をしろという人がいる。そして、そういう人は、石破氏に代表される党内野党に期待して私にも応援しろという。


しかし、そんなものは、民主主義の基本に背く邪道だ。政権党に驕りがあるとすれば、その脅威となるのは健全で政権を担当させたくなるような野党の存在であることが、近代民主主義の基本だ。


 党内野党に期待するなどと言うのは55年体制の馬鹿げた逆戻り指向であって、そういう政治のあり方は、権力欲に根ざす政権たらい回しで短期政権を増やして大きな改革やダイナミックな外交の妨げになり、醜い派閥政治が40日抗争などの弊害を生み、のたれ死にしたものだ。再びそのような方向に戻っては絶対にいけないのだ。


 諸外国をみても、与党内での権力闘争でリーダーが交代する事はほとんどないのである。私はそういう意味で、野党の健全化が最重要課題だと思っている。


ところが、民進党は、政権時の失敗に懲りて、より現実路線に修正すべき所を、全く反対に、安保論争にう象徴されるように政権時より極左教条主義に堕してしまった。民進党は野党家マスコミとつるんで、森友事件とか加計学園の問題といった些事で政局を動かそうとした。


たびたび、アゴラでも書いているように、森友問題はプチスキャンダルだ。なにはともあれ、総理夫人がいささか問題の多い学校の宣伝塔になってしまったのだし、国有地払い下げについての財務局などの対応はいい加減すぎるし、稲田大臣の弁護士としての関与そのものが悪いわけでないが、国会答弁はいかにもお粗末だった。それを、プチスキャンダルに相応の謝罪をしておけばいいものを強行突破しようとしたのは、驕り以外の何でもない。


 一方、加計学園問題は、戦略特区の制度にやや未熟なところがあって、政治判断の位置づけにどっちもつかずのところはあるが、安倍政権に対して前川喜平氏らがしているのは、岩盤規制と縦割り行政こそが正義であってそれを侵害したからけしからんといってるだけのことだ。


いずれにせよ、民進党が安倍内閣の驕りから来る強気一点張りの対応に乗じて、些細な不手際を上手に使って内閣支持率を何十パーセントも落としたのは見事と言えば見事だ。


しかし、そんなことをしても、民進党の支持率は上がらなかった。もちろん、そこには、蓮舫氏の二重国籍問題をきちんと処理しないことで「おまえがいうな」とうブーメラン効果が働いたのも大きかった。


さらに、モリカケ問題でもそうだが、民進党の政府批判は、同じような事が民進党自身にもあることが、容易に予想できるものが多かった。その極めつけが山尾不倫騒動である。すでに「山尾志桜里、宮崎謙介、今井絵理子の誰が悪質か」(http://agora-web.jp/archives/2028281.html)でも指摘した事だが、この三者のなかではもっとも悪質なのは山尾氏のケースなのだが、もっと問題なのは、山尾問題だって自民党の幹部がこれをたねに議員辞職しろとかいっていない。


ところが、山尾氏ら民進党幹部は、宮崎謙介や今井絵理子を先頭にたって国政上の大スキャンダルといわんばかりに叩いていたし、だからこそ、ワイドショーなどの餌食になってしまった。そして、何よりまずいのは、モリカケにしろ、不倫にせよ、豊田真由子にせよ、つまらんスキャンダルをいくら叩いて受けたところで、民進党に政権を戻そうということにつながらないことだ。


 政権復帰は、民主党政権のときの不手際をいかに反省し、今度こそ同じ失敗を繰り返さないような党になったかを示せたときに実現するものだ。そして、そう国民が認めない限りは、安倍内閣の支持率が下がっても民進党の支持率が上がらないと言う事になるし、また、もともと、些事であるので、政府与党がちょっぴり反省し、内閣改造などして、特異の外交の舞台で少し得点を挙げたら元の木阿弥になってしまうのだ。


 「民進党政権復帰の近道は安倍批判より自己批判だ」というのは、そういう意味だ。


もちろん、安倍政権にも与党にも問題がないはずはない。しかし、本当に問題だと思うようなことを野党も党内反主流派も厳しく問題提起や政策を提案しているわけでない。そこのところは次回にでも論じたい。
.
八幡 和郎


◆ ◆
★都民ファーストの会は「秘密結社」か --- 郷原 信郎
9/15(金) 17:47配信 アゴラ



小池百合子知事による「小池都政」に対しては、昨年来、【「小池劇場」で演じられる「コンプライアンス都政」の危うさ(https://goo.gl/YPW4Gs)】【「拙速で無理な懲戒処分」に表れた「小池劇場」の“行き詰まり”(https://goo.gl/MDXsUw)】【「小池劇場」の”暴走”が招く「地方自治の危機」(http://agora-web.jp/archives/2024042.html)】などで徹底的に批判を続けてきた。


その小池氏が「都民ファーストの会」の代表に就任して臨んだ東京都議会議員選挙で圧勝した直後に、代表を辞任し、議員でもない小池氏の元秘書の野田数氏が代表に就任したことについては、【“自民歴史的惨敗”の副産物「小池王国」の重大な危険 ~代表辞任は「都民への裏切り」(http://agora-web.jp/archives/2026996.html)】で厳しく批判した。選挙後に代表を辞任する予定であったのに、敢えてその事実を秘し、選挙後も自らが代表を務める都民ファーストの公認候補ないし推薦候補であるように偽っていたとすると、その「公認・推薦」というのは、実質的には事実ではなかったに等しく、「候補者に対する人・政党その他の団体の推薦・支持に関し虚偽の事項を公にする行為」を「虚偽事項公表罪」として罰する公職選挙法の趣旨にも反する許し難い行為である。


そして、何と、その野田数氏は、9月11日に、就任後僅か2ヶ月余で代表を辞任し、後任には、同じ小池氏の元秘書の荒木千陽氏が就任したとのことだ。


 荒木氏の代表選任は、「代表は選考委員会で選ぶ」と定める党規約に基づいて、幹事長、政調会長と特別顧問の小池知事の3人からなる「選考委員会」で決定したとのことだが、その「党規約」は公開されておらず、党員である都議会議員も内容を知ることはできないという。


 小池知事に関しても、都民ファーストに関しても、全く評価していないので、多少のことでは驚かないが、都議会議員選挙で公認候補として当選した55人の議員を擁する「公党」でありながら、党の組織にとって最も重要な代表選任の方法、代表の権限等を定める規約が公開されていないというのは、一体どういうことなのだろうか。政党として届けられているのであれば、選挙管理委員会には党規約が提出されているはずだ。党員は議員であっても、情報公開請求で選管に開示を求めないと、その内容を知ることができない、ということなのであろうか。「都民ファーストの会」というのは、小池都知事のための「秘密結社」なのか。


 我々都民は、その「秘密結社」のような組織が最大会派である都議会と、それを背後で操る都知事の小池氏に、二元代表制の都政を委ねている。しかも、そのような「政治勢力」が、「第三極」などとマスコミに囃し立てられ、民進党の崩壊寸前の惨状の間隙を縫って、国政への進出を目論んでいるのである。民主主義への重大な脅威にもなりかねない事態に対して、我々は、最大の警戒を持って臨むべきであろう。



 編集部より:このブログは「郷原信郎が斬る」2017年9月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は、こちら(https://nobuogohara.wordpress.com/)をご覧ください。



(管理人より)
なお東京五輪のボランティアのユニフォームにつき
新旧どっちがよいかという論がでているようだが、
旧は論外。なぜなら、旧のデザインは李氏朝鮮時代の王宮守衛だったかにまったくおなじだったから(最初はドラえもんをコンセプトにしたのかと思っていたが、違うようだ)
そういう意味では小池百合子都知事はよい仕事をした。(少ない仕事しかしてないが)


新は川崎フロンターレ風とも。奇抜なデザインだこと。


◆ ◆
進めない民進党 スポーツ新聞の「いじり倒し」がすごい!
9/15(金) 7:00配信 文春オンライン


 政党名には自分たちが実現できない理想が込められているというジョークがある。


 「民主党は民主的ではないから、自由党には自由がないから、自由民主党には自由と民主がないから」


  それで言うなら「民進党」は国民と共に歩んでいる気配がまったくない。政権交代を訴える魅力が必要なのに、ここぞという時にグダグダ。
.


◆「今年もお疲れさまでした……」


 代表選挙が告示された8月21日、私はラジオの中継のため前原誠司、枝野幸男候補の共同記者会見の現場にいた。最も印象に残ったのは会見終了後に党の選挙管理委員会の人が「今年もお疲れさまでした……」とつぶやいて報道陣から失笑が漏れたことだ。思わず恒例行事感が出てしまったのだ。ああ。


  9月1日の代表選で前原氏が選出されたが、話題になったのは前原氏が演説の途中「大事なところで噛んだ」こと。


 《「政権交代を実現しようではありませんか!」と言うべきところで「実現」と言えず噛(か)んでしまい、失笑を巻き起こす一幕も。》(スポーツ報知 9月2日)


  この記事の最後に「民進党幹部の主な“失敗”発言」が掲載されていたが菅直人氏のエピソードが出色だった。


 《04年6月の参院選前の党決起パーティーで「乾杯(完敗)というと負けそうですから、ここは完勝と言いましょう」と音頭を取りながら「カンパーイ」と絶叫》


  菅直人氏も今更こんなエピソードを引っ張り出されて迷惑だろうが、この程度の温度だった代表選挙報道。
.
.◆「山尾はダメ」に鋭い指摘をした日刊スポーツ「政界地獄耳」


 さて、ここから巻き返すには党役員人事だ。しかし……。


 「民進 混乱の中発進 役員人事決定」(毎日新聞 9月6日)
 「前原民進 混乱の船出」(東京新聞 同)


  多くの新聞に「混乱」の文字が躍る。その理由は「山尾幹事長を断念」。


 《民進党の前原誠司代表は五日、重要な初仕事の執行部人事で、内定していた山尾志桜里氏の幹事長起用を一転して断念する失態を演じた。》(東京)


  はっきりと「失態」と書かれてしまった。そして、


 「民進幹事長断念その理由は? 山尾議員も不倫か」(スポーツニッポン 9月6日)


  時系列で整理すると、山尾氏の幹事長就任に反対する理由には二段階あった。最初は「当選2回の山尾氏では経験不足との声」があったから。そして「本当の理由は山尾氏に不倫疑惑が浮上したため」。


  さて、この「山尾はダメ」について鋭い指摘を連発していたのは日刊スポーツのコラムだ。


 《「経験」でいうならば、首相経験者の野田佳彦を幹事長に据えても「気に入らない」と協力しない政党だ。山尾は経験不足だからダメ、首相まで経験した野田もダメ。一体この党の議員は、誰が幹事長なら満足なのだろうか。》(「政界地獄耳」9月6日)


  そして翌日。


 《山尾が幹事長候補になれば、「経験不足」「選挙実務が足りない」と批判し、スキャンダル報道が出れば今度は「もう解党だ」「もう終わりだ」と嘆く。この党の文化とは何なのだろうか。》(同 9月7日)




前原誠司の「オール・フォー・オール」という皮肉


 不倫騒動を通して見えてきたのは、山尾問題よりはるかに興味深い党の体質だった。


 《他力頼みで、風や波に乗り当選。その時は自分のおかげで逆風が吹けば「もうだめだ」と自分以外の誰かのせいに。民進党の組織政党としての覚悟もプライドもないありさまにはうんざりする。》(同 9月7日)


  この体質、自民党のニヤニヤが見える。


  ここであらためて振り返ると、蓮舫氏の代表辞任から山尾氏の人事までキーワードは「幹事長」である。


  野田佳彦氏の幹事長辞任のあと、蓮舫氏は後任を見つけることができなかったので代表辞任を決断した。そして今回は山尾氏の幹事長就任をめぐって揉めた。鬼門なのである。では「幹事長」とは何か。


 「団体などのとりまとめをする役(の人)。特に、政党で、実務上の責任を負う役職。」(三省堂 大辞林)


  つまり、党をまとめる役割の人がまとめられないという事態が続いているのだ。統治できず、むしろトラブルの震源地。


  民進党は国民と共に歩んでいる気配がないどころか、党内でも共に進んでいないことを証明しているのだ。


 「政党名には自分たちが実現できない理想が込められている」は、もはやジョークではなかったのである。


  そう考えると、前原代表が掲げた「オール・フォー・オール(みんながみんなのために)」という代表選の公約は、確かに強烈な願いであった。
.
プチ鹿島