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★/7/20(木)ザ・ボイス 有本香&「日本のソボクなギモン」竹田恒泰、&蓮舫会見に対する意見いろいろ(若干書き起こしメモ)

2017/7/20(木)ザ・ボイス 有本香
 ニュース解説「日本獣医師会が山本大臣との面会記録文書を開示」「トランプ大統領が20日で就任から半年」など


≪取り上げたニュース一覧≫
3:03 日本獣医師会が山本大臣との面会記録文書を開示
13:34 トランプ大統領が20日で就任から半年
18:04 米中対話 赤字削減策は見送り
21:58 日産の新型リーフ 世界初ワンペダルで走行する機能を搭載へ
23:29 ザ・フォーカス 劉暁波さんの死について
27:55 ご意見紹介
28:16 後半戦オープニング
34:29 ニュース
38:36 防衛監察結果 早ければ明日にも公表へ
42:02 韓国 文政権は5カ年計画を発表
44:40 2020年の聖火リレー 出発点は沖縄か宮城
46:05 エンディング


本日時間変更!20:30開始予定「日本のソボクなギモン」第242回2017.7.20LIVE! 完全放送は→https://goo.gl/ZsN9JH|【公式】竹田恒泰チャンネルのライブ ストリーム



★蓮舫氏への質問意図と、引き出せた新たな政治的争点 --- 新田 哲史
7/20(木) 16:49配信 アゴラ

7月18日の蓮舫氏の記者会見で、彼女がアゴラから要求していた3点セット、すなわち戸籍謄本、台湾籍の離脱証明書、台湾時代のパスポートを含め、手続き中の申請書も含めた書類を全面的に開示したのは、正直想定外のことだった。その中身の妥当性については池田信夫が疑義を呈している(http://agora-web.jp/archives/2027277.html)が、その検証は今後にするとして、本稿では会見に出席した者として、質問に込めた意図、そして彼女のコメントから見えてきた問題点について整理しておきたい。


 開示資料については、昼過ぎに大串政調会長が出席した事前レクで、蓮舫氏の会見以降の解禁を条件に出席者に配布された。想定問答については、前日までに池田信夫、八幡和郎さんと検討は重ねていたが、一度、アゴラのオフィスに戻り、改めて開示資料を分析。質問が一度しか指名されない可能性も踏まえ、ポイントを絞り込んだ。政治家と国籍の関係性は、同席した左派メディアが人権問題等に論点をずらしていくことが予想されたため、アゴラ編集部としてもっとも重大に見ている経歴詐称の問題を第一に練った。


 迎えた本番。5人ほどの記者たちの質問のあと、ようやく私が指名された。ここで私は事前に用意した隠し球を手に最初の質問に入った。(書き起こし部分は自力でしたかったのだが体調がすぐれず断念。恐縮ながら産経ニュースからの引用をベースに一部加筆させていただきます)


“(新田)昨年10月7日に国籍選択宣言をしたということは、二重国籍の状態でその時期までいたということになる。2004(平成16)年の選挙公報には『台湾籍から帰化』と、結果として事実と異なる経歴を表示していた。そのことに対する政治責任は。”


産経の記事では、あっさりまとめられているが、Vlog(https://www.youtube.com/watch?v=FcA4MI5kyuc&t=184s)でご覧いただくとわかるように、選挙公報のコピーを私は手にかざしている。蓮舫氏の回答。


“(蓮舫)「国籍法に関しては、手続きを怠っていたのは事実だが、故意に怠っていたわけではない。17歳の時に日本国籍を取得してからずっと台湾籍が放棄したものだと思っていた。思ったままだった。その中で2004年から政治家をさせていただいたときに公報に書かせていただいた部分は、台湾から日本人になったという部分で、日本国籍取得を『帰化』として使わせていただいたという認識で、それ以上深いものではなかったと思っている。そこに故意性はないとご理解いただければ」”



オーストラリアの事例を問いかけたかった理由


この質疑のとき、私は念押しで、こだわりの質問をしていた。蓮舫氏にとっては「よりによってこのタイミングで」と歯がゆい思いであったろうが、オーストラリアで先週に続き、またも二重国籍の議員が辞意を表明するというニュースが飛び込んできた(朝日新聞もやっと報じた(http://digital.asahi.com/articles/ASK7L56R4K7LUHBI01M.html))。政治家のコンプライアンス意識の違いを問いかける事例でありながら、時事通信以外の日本のメディアは先日は報じておらず、今回も報道されない恐れがあったので、何が何でも蓮舫氏に問いかけたかった。


“(新田)オーストラリアでは二重国籍が発覚した議員が辞職を表明した。議員報酬返上の検討もある。なんらかの政治責任をとるべきではないのか?”


蓮舫氏の回答。


“(蓮舫)「オーストラリアの件に関しては憲法違反だったと思うので、その法的評価は私にはちょっとわかりません」”


ずいぶんとあっさりしたものだった。「国情の違い」を理由にかわすと思ったので、ほぼ想定通りの淡白な反応。ただ、結局、この日の会見でオーストラリアに言及したのは私だけ。私がいなければ、話題に全くならなかったかもしれない。


また、前述の質問ともども、彼女自身の政治家と国籍を取り巻く遵法意識を浮き彫りにするのが目的だった点でいえば、「故意性はない」に集約している。オーストラリアの辞職した2人も過失犯だったが、書類を出しただけで、手仕舞いにしようとしているかのような蓮舫氏の不誠実さを感じた者も多かったはずだ。


 代表辞任、議員辞職はおろか、議員報酬返上すらしない。なんらの政治責任を取っていない。東京選挙区の有権者に3度、事実と異なる経歴を提示していたことへの反省は、うわべにしか見えなかった。
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「ごめんなさい」で済むのか?


さて、恥ずかしながら、複数回の指名されるチャンスがあるとは思っていなかったので、事前に台詞の言い回しも含めて、中身を固めていたのはこの一問だけ。ただ、意外に一人の取材者が2、3回手を上げては発言する機会があった。その成り行きを見守りながら、私は、最初の質問への回答に対し、過失犯を強調するばかりで、行動を伴わない蓮舫氏にだんだん苛立ちを覚え始めていた。何度か手を上げ、ようやく指名された。2度目の質問。


“(新田)過失とはいえ一定の責任がある。結果的に違反してしまったことへの見解は。”


蓮舫氏の回答。


“(蓮舫)「公職にある者として反省している。やっぱり思い込んでいた。それが事実と違った。その解消に向けての最善の(対応をしようと)最速で努力してきた。それに関する資料は今回お示しした通りだ。これに関しては、やはりもう深く反省するしかない」”


えっ、深く反省するしかない?……“ごめんなさいで済めば警察はいらない”的なフレーズが脳裏をよぎる。政治家の関わり合いの深い公選法では「うっかり違反」もたまにあり、候補者や陣営関係者が摘発されることも珍しくないが、「過失犯だから説明をするだけで許してもらえる」と、いう思惑が見え見えで、あらためて不誠実さを確認した。


私が冷静さを装った質問が思わぬ収穫


ただ、怒っている場合ではない。私は、ここで冷静さを装って、あえて党の代表である蓮舫氏に、政策的見地からの質問をぶつけてみた。


“(新田)先ほども触れられていたが、民主党は2009年の政策インデックスに国籍法改正による多重国籍容認を盛り込んでいる。自民党もかつて河野太郎さんらが、公職を除き二重国籍を容認する案も考えていたが、臨時国会での法案、あるいは次期衆院選で公約として掲げる考えはあるのか?”


蓮舫氏の回答。産経新聞さんは非常によく拾っているので、引用させていただく。


“(蓮舫)「後段の部分においては、2009年の、民主党時代の話であって、民進党ではまだ議論もしていない。党首である私が今こういう部分で皆さまのお手を煩わせて取材にも来ていただいている。このことがある意味、いろいろとこれから広がると思う。実際に2つ、あるいは3つの国籍を持っておられる、例えば日本の国籍法でどちらかの国籍を選択をしろ(という規定は)、あたかも自由のように思えるが、他方で日本以外の籍、日本以外の国で国籍を抜けることができない制度になっている国もある。わが国の法律でいうと、日本国籍を選択できないという逆の強要を迫る法律という立て付けにもなっていると思うので、このことについて真剣に議論を始めたいと思う」”


 “(蓮舫)「もちろん、始めることによって逆の意見もおありだと思う。多様性といいながら国会議員は重国籍はだめだという判断をしておられる方もおられるかもしれない。ただ私はそうではなくて、いろんな方が多様性を持ってわが国の共生社会をどうやって実現していくことができるか、そのための戸籍法、国籍法はどうあるべきか、これはぜひ考えさせて議論させていただいて形にしたいと思う。時間軸については『いつまで』というのはなかなか今示すのが難しいが、必ずやらせていただきたいと思っている」”


動画では一目瞭然だが、最後のくだり「必ずやらせていただきたい」という彼女の言葉は実に力強かった。そして、この回答については、私が想定していたよりは踏み込んだものだった。下線部を引いたところが、まさに「収穫」だったが、将来的に国籍法が改正されて重国籍者を認める場合、国会議員については、彼女はどちらかといえば、制限を設けないほうがいいとの意識を垣間見ることができる。


もちろん仮に民進党が、国籍法改正案を出す際に、その通りになるのか、それとも2008年の自民党河野私案のように公職は対象外とするのか、そこは党内議論の行方もあろうが、現時点での党首としての思いを推定させるだけの意味づけはあったと思う。これによって、自民党や維新との政策観の違いを浮き彫りになる。私としてはこの日、数少ない収穫だったと思う。


安積氏の鋭い追及、大江アナの執拗な質問に蓮舫氏は?


なお、最後に反省。おそらく新聞やテレビの記者は尋ねない、しかし蓮舫氏の二重国籍が過失犯だったのか確信犯だったのかを問うネタとして、あのことはもっと綿密に準備しておくべきだった。もちろん私自身も二重国籍は本で書いたくらいなので、ある程度、即興ではいえるが、私の代わりに安積明子さんがたたみかけてくれた。


“(安積)政治家になる前、タレントとしての活動に台湾のアイデンティティーを個性として使っていた。週刊現代で『父は台湾で私は二重国籍なんです』、朝日新聞で『在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい』、雑誌クレアでは『私の国籍は台湾なんですが』と発言している。これらの記録は先ほどの説明と矛盾するが”


さて、蓮舫氏、どうする?


“(蓮舫)「タレント時代の私が事実の確認や認識、あるいは法的評価を混同して、いくつか今お示ししていただいたように発言していた。今振り返ると、ずいぶん浅はかな発言だったと思っている」”


 “「中国や香港、台湾、アジアの問題と日本をつなぐジャーナリストの役割を果たしたいという部分は、これは自分のルーツをもとに際立たせていたこともある。その部分で、ハーフという部分、ダブルという部分を強調したことが、結果として今、法的な評価、あるいは事実関係を含めて齟齬が生じているのは本当に申し訳ない。当時の発言が軽かった」”


タレント時代の発言をごまかしていた時点からすれば、蓮舫氏は詫びたように見えるが、しかし、それでも確信犯だった疑いは拭えていない。安積さんには、この日の記者たちでMVPをさしあげたい。


そして最後に。敢闘賞をさしあげたかったのは、テレ東の大江アナ。経済ニュースを読む穏やかな口調でいて、何度も執拗に「代表を続けていく意思に変わりはないのか?」と、ゆさぶる。古典的な手法ではあるが、これはボディーブローのように効く。


 最後の大江アナの質問への蓮舫氏の回答。


“(蓮舫)「きょうは、ごめんなさい。国籍の話で説明させてください」”


蓮舫氏もたまらず打ち切った印象だった。センシティブな質問を80分も受け続けたことで、やはりやつれたようにも見えたが、この日の会見は、果たして党として、反転攻勢の転機とできるのだろうか。


Vlogを未見の方は、本稿で提起した内容を踏まえると、より立体的に見えてくることもあるだろう。


“【Vlog】ついに蓮舫氏と直接対峙!(https://youtu.be/FcA4MI5kyuc)”
一応参考図書で拙著も。


 蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗 - (ワニブックスPLUS新書) [新書](http://amzn.to/2uamp2w)
 新田 哲史ワニブックス2016-12-08


◆ ◆ ◆


蓮舫氏、なお残る挙証責任 
「発言が軽かった」ごまかすように回答したが…会見の核心
7/20(木) 16:56配信 夕刊フジ



 民進党の蓮舫代表は18日、自身の「二重国籍」問題をめぐり、昨年9月に台湾籍を離脱したうえで、翌10月に日本国籍の選択宣言をしたことを示す戸籍謄本の一部などを開示した。9カ月間も開示を拒み続けたことで、民進党の党勢は回復不可能なまでに低迷している。いち早く、この問題を指摘した評論家の八幡和郎氏が、蓮舫会見の核心に迫った。 


  蓮舫氏がついに、「戸籍謄本」「国籍喪失許可証書」「台湾旅券」の3点セットを公開した。当初は戸籍謄本を公開すると伝えられたが、党内左派や自称リベラル系マスコミの圧力で後退する発言をしていた。夕刊フジなどが「3点セットを公開しないと『二重国籍』状態が解消したかどうかすら不明のままだ」とキャンペーンを張ったことが功を奏した。満足すべき大戦果である。


  これで、「政治家たるもの、国籍について曖昧な点を残していけない」という画期的な前例になったことは喜ばしい。少なくとも国会議員については、そうあるべきだ。


  折しも、オーストラリアでは国会議員2人が「二重国籍」を理由に議員辞職に追い込まれた。二重国籍を認めてないのに、いい加減な運用をしている日本は甘すぎるのだ。


  ただ、蓮舫氏が開示した3点セットのうち、台湾旅券は最新のものではない(=1987年以降は取得してないと主張)。日本旅券を公開しなければ、台湾出入境時に台湾旅券を使用していない証明にはならない。


  あくまでも、「二重国籍の事実は知らなかった」と強弁したが、大富豪だった台湾人の父親が亡くなったときの相続過程で気付かなかったとは思えない。タレント時代には、自分で「父は台湾で、私は、二重国籍なんです」(週刊現代1993年2月6日発行号)などとも発言していた。


  このことを記者会見で追及されて、「結果として法的な評価、あるいは事実関係を含めて齟齬が生じている」「発言が軽かった」などと、ごまかすように答えていたが、過去の自分の発言を「嘘を言っていた」というなら挙証責任は蓮舫氏にある。


  「戸籍を強要されて開示することは前例としてはならない」などとも語っていたが、世界の常識として国籍はプライバシーなどと認識されていない。ヨーロッパでは、国民も身分証明書携行が義務で、買い物するにも提示を求められる。日本は外国人が少なかったから必要がなかっただけで、今後とも、それでいいかは著しく疑問だ。世界に開かれた国にするためにこそ、安全装置は不可欠だと思う。


  それから記者の質問は甘く、隔靴掻痒だった。あの東京新聞の女性記者はいないのか。
菅義偉官房長官に浴びせた20連発のような質問をしたら褒めてあげるのにと思った。


◆ ◆ ◆


蓮舫氏・戸籍公開の波紋…民進党は復活?分党?解党?7/20(木)
11:30配信 ホウドウキョク


民進党の蓮舫代表は、自身の「二重国籍」の問題を解消したことを示す資料として戸籍謄本の一部などを公表した。
今回の資料開示は、都議選の大敗で党内から説明を求める声や批判が上がっていたことに配慮したものとみられている。


◆ジャーナリスト佐々木俊尚の解説◆


このニュースはどう評価するかで相当意見が別れています。


まず、いかに国会議員であろうと戸籍を公開するのはよくないという意見。そもそも我々の社会は、外国人や日本人の区別なく多様性をもっと大事にしていきましょう。そのうえで、今回のような前例が作られてしまうと、同じことが繰り返されてしまうという話で、朝日新聞も、13日 朝刊の社説に同じような主張を載せています。外国籍の親を持つ人びとにも影響が出る、悪しき前例になるんじゃないかというんですね。


これに対して産経新聞は批判的な意見を展開しています。もちろん差別はあってはならないんだけど、蓮舫氏は国会議員であり、野党第一党の党首なので、首相の座も狙える立場にある。ということは、外交や安全保障に対する責任もあるので、一般人とは違って、どこの国籍かは非常に重要であるという意見。


どちらも確かに一理ある。個人的には、あまり国籍にこだわるより、もっと社会の多様性を大事にしていったほうがいいんじゃないか、だからここまでやらなくても良かったんじゃないかなと思っています。


このニュースは「なぜこの時期にやったのか?」ということもポイントです。都議選で敗退したからという話なんだけど、それは蓮舫氏の国籍がはっきりしてないからではなく、民進党に魅力がなかったからでしょう。それを国籍問題にすげかえているのは不思議な感じがします。
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蓮舫氏・戸籍公開の波紋…民進党は復活?分党?解党?
戸籍公開で民進党は存在意義を否定したのでは
立命館大学政策科学部教授 上久保誠人さん


都議選の大敗と蓮舫氏の問題は関係ないでしょう。しかし、民進党の中には都議選で負けた責任をとりたくない人たちがいて、蓮舫氏の国籍問題で負けたことにすれば責任追及から逃れて退陣しなくてすむというわけです。


 民進党は、その前身である民主党時代に多様なバックグラウンドを持つ人を受け容れてきました。蓮舫氏自身もそうですよね。マイノリティを受け容れてきたというところに存在意義があったんです。一方、自民党などは家族主義を大事にしようみたいなことを言っていて、その中に入れない人を民主党がカバーしてきた部分がある。今回のニュースはそういう部分を完全に捨てて、民主党時代からの存在意義そのものを否定するような行為ではないかと思います。


なぜ民進党は都民の声に応えなかったのか


小池都知事はゴルフに例えて、スライスでもフックでもなく真ん中のフェアウェイを狙ったと言っていましたが、要するに「中道」を望む都民が多かったわけです。


ところが民進党は、共産党と共闘を組んで「中道」の都民にまったく応えてこなかった。そればかりか民進党から都民ファーストに鞍替えする候補者が相次ぎ、全く信頼を失ってしまったことが大敗の大きな要因になったのでしょう。


 民進党は、国政選挙で自民党と戦うために、組織票を持つ中規模の政党と組まないといけないと思っていました。自民党は公明党と組んで長年うまくいっています。それに対抗するためには、共産党と組むしかないと考えたんです。


ところが共闘すると、共産党に反することがないよう政策が引きずられてしまうんです。例えば、増税して社会保障を充実させるというような政策は打ち出せない。


 同じように、安全保障や憲法もしかり。結果、政策的な選択肢の幅を奪われてしまったんです。野党共闘を捨てられないのは選挙が怖いということに尽きるんじゃないでしょうか。今すぐ公明党と自民党が別れるわけでもありませんからね。


あと共産党に影響されると、党内の批判が許されない状況になってきます。都議選に関しても、民進党は15議席を5議席に減らしておきながら、蓮舫代表を真っ向から批判する声はあがっていない。言論の自由や、風通しというものが党内からなくなってるような感じです。


解党か分党か それとも再生か


これからは、やっぱり新しい勢力を望む声はますます強くなるでしょうから、旧来から持っている労働組合の組織票にしがみつくのではなく、党から飛び出すことも必要になっていくんじゃないでしょうか。今、都民ファーストには4人くらい国会議員がいて、難しいかもしれませんが5人になれば政党が作れます。


もしそうなったとき民進党は、ちょっとラディカルな言い方かもしれませんけど解党すると思います。小池都知事や離党した長島昭久元防衛副大臣のようなスターではない保守の誰かが動くのか。いずれにしても、もう党は割れざるを得ない感じだと私は思います。


 逆に言えば、民進党を再生するのであれば、まず共闘をやめる。そして過激な言い方ですけどリベラルを追い出す。これしかないでしょう



戸籍公開は話題を作っただけ
日本大学法学部教授 岩渕美克さん


戸籍を公開したところで、蓮舫氏の信頼感が増すとか、都議選惨敗の理由が解決するわけではありません。惨敗して離党者も出たという時に、そんなことをやってる場合なのかという感想です。


 蓮舫氏は、若い頃 優秀なタレントで、台湾出身の話題になると中国語で挨拶したり、台湾人である父のエピソードを披露したり、メディアが喜ぶことを話してくれた印象があります。それが、議員になり民進党の代表になった今、17歳の時に日本国籍を取得したって言われても、「そうだったの?」っていうぐらいしか思いません。


 一方、政治理念というか、代表として民進党をどうするのかという思いに欠けているようで、今回も党内からの突き上げに対して応えたと言うことですよね。近頃メディアに出てなかったので、話題を作ったということなのかなとも思います。
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反自民派の受け皿にはなれない


去年「私はバリバリの保守です」と言ったものの、憲法をどうするのかということに対して、蓮舫氏の口からこうしたいという話は出てこない。まあ、ただでさえ求心力がない代表なので、これを言い出すと党がバラバラになってしまう恐れもあるんですけど。このままでは民進党が信頼感や支持率をアップさせることにはならないでしょう。
 民進党の代表には、やはりきちっとした対応が求められていて、それが党の復活につながっていくと思います。


 例えば、民進党には玉木雄一郎さんや大塚耕平さんなど、経済通と言われる方がいらっしゃいます。こういう人たちにアベノミクスに対抗する経済政策を考えるよう指示したとか、そんなこともない。


なんか民進党は普段何をやってるのかよく分からなくて、自民党が失点を犯したときに出てきて批判するだけなんですよね。自分から積極的に、プラスの案を有権者に訴えることがほとんどない感じがします。だから民進党は、安倍政権の支持率が落ちても、離れた有権者の受け皿になれないということなんでしょうね。


櫛の歯が欠けるように離党者が出る

都議選で分かったのは、そういう「安倍ではないよね」というような民意の塊が、東京都に一定数あったということです。これが東京都だけではないということになれば、全国的に同じような民意があるわけで、民進党も代わりになる経済政策や、憲法改正案や、テロ等準備罪に対抗する法案などを打ち出して、やっぱり頼もしいなってところを見せなきゃいけないのに、まだ加計学園問題とかの失点をつくだけ。
 批判は得意だけど日本のかじ取りを任せてみたら何もできなかったっていう、民主党政権の負の遺産を全く払拭しようともしていないんですよ。


 今のままでは、どんどん櫛の歯が欠けるように離党者が出ていって、かなり厳しい状況になるのがなんとなく見えはじめています。個人的には、いったん白紙に戻してから政策なりをすりあわせ、人が集まれる状況にしなければいけないと思います。


まとめ:蓮舫氏は自業自得か


安保法制でも共謀罪でもいいんだけど、例えば「共謀罪はある程度テロ対策に必要です」という意見と、「でも今の共謀罪の法案はやりすぎです」という意見があったら落とし所を探すのが、民主主義の議論です。Aの意見とBの意見が対立してるだけだと進まないので、A5割・B5割にするのかA3割・B7割にするのか、折り合いをつけるわけです。


ところが今の民進党のやりかたって「絶対反対」しか言わない。「お前は共謀罪に賛成か反対かどっちなんだ」って問い詰めて、ちょっとでも賛成だったら「敵だ!」みたいに切り分けたがる。


 敵味方に別れて「石」を投げ合ってたら、民主主義ではなくて単なる戦争ですよ。そこを民進党は激しく勘違いしている。まあ、ちゃんと議論するということをやってこなかったがゆえに「石」を投げることくらいしかできなくなってる現状もあるのかなと思いますが。


 今回の国籍問題はちょっとかわいそうだし、こんなことは追及してほしくないなとは思うんだけど、蓮舫氏の政治姿勢にはかなり疑問があります。今まで「石」を投げまくってきて、それ以外なにもしてない。政策論争もまともな提案もしてないわけです。だからかわいそうだと思いながら、自業自得という気がしないでもないんですよね。


FLAG7 7/18放送分より



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蓮舫氏は「しおらしさがない」、広報の専門家が分析する蓮舫氏の弱点
7/20(木) 16:26配信 THE PAGE

 「それは愚問です」 ── 。自身の二重国籍問題に絡み、会見を開いた民進党の蓮舫代表は、記者の質問に対して、いつものように強気で応じた。リスクコミュニケーションの専門家である石川慶子さんは、「しおらしさがない。もう少し正直に話した方がいい」と話す。石川さんが指摘する蓮舫氏の弱点とは何か?


 このタイミングで戸籍情報を公開した理由を会見で問われた蓮舫氏は「自身の子どもが今春成人となり、家族から了解がえらえたため」などと回答したが、取材陣からは同種の質問が繰り返された。


  記者とのやり取りに関する石川さんの印象はこうだ。「何度も質問が繰り返されるのは、腑に落ちない説明だから。子供が成人したのは春のことであり、時期が少しずれている。本当のことを言っていないような気がした」。


  記者からは、蓮舫氏に対して「政治責任をどう取るのか」など厳しい質問も飛んだ。石川さんは「いつもと変わらず強気の蓮舫代表だったが、しおらしさがないから責め立てられてしまう」と指摘。


  戸籍情報の公表にいたるまで、蓮舫氏には葛藤があったはず、と心中を察したうえで、「葛藤や苦しい思いを抱えているのなら、もう少し正直に話し、弱さをみせた方が伝わる。弱さを見せられないところが彼女の弱点なのかもしれない」と分析。「いつもとは違う弱々しい感じで会見の場に立ったら雰囲気は違っていただろう」と話した。


  一方、同じく二重国籍問題が問題になった自由民主党の小野田紀美参院議員は、昨秋に自らの二重国籍が判明後、その事実と戸籍謄本を自らのフェイスブックで公表。今日にいたるまで大きな問題にはなっていない。蓮舫代表と明暗を分けた格好に見えるが、石川さんは、民進党のトップである蓮舫代表と小野田参院議員は立場も注目度も違うので単純に比較するのは難しいとした。


 (取材・文:具志堅浩二)
◆  ◆おまけ◆  ◆
フラッシュダンス / 歌詞



Gonna Fly Now ロッキーのテーマ