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2017年1月~2月 あさラジ 宮家邦彦&高橋和夫

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米中衝突の可能性=米大統領就任-宮家邦彦キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹
  -トランプ氏はどんな米大統領になるか。
 大統領選で公約を言いたい放題言ってきたが、相反する利益の中で政治判断を下す準備ができているのか。記者会見は2カ月に1回しか行わず、ツイッターでどんどん情報を発信するのは選挙のやり方だ。非常に危うい。ロシア情報当局が大統領選に介入したとのうわさがある。トランプ陣営が外国と協力して勝利した疑惑があり得る。そうした報道を行ったメディアに対し、トランプ氏はけんかを売った。メディアをうまく使わないと劇場型政治は長続きしない。


 -閣僚の評価は。
 今まで第一線に出てこなかった無名の人が多い。寄せ集めで一貫した政策がない。調整を誰がやるのか非常に心配だ。


 -安倍晋三首相との関係構築は。
 首相がトランプ氏と会い、日本政府は同氏の陣営と頻繁に連絡しているから素地はできている。大きくこじれることはない。新大統領が首相と早い段階で会談できたらいいと思っている。


 -経済面で日本政府や日本企業が攻撃対象になることはあるか。
 経済合理性を曲げてでも自国産業を優先する保護主義が、米国と世界にいかに不利益か歴史が証明している。いずれ分かるだろう。日本がうまく対応できる余地はある。


 -トランプ氏は大統領選で在日米軍の駐留経費負担増を主張したが。
 そのことを(最近は)言わなくなっている。日本側が全額負担して米兵の給料まで払えば、米軍は日本の傭兵となるからだ。「防衛費を国内総生産(GDP)比1%よりもっと増やせ」と言ってくる可能性の方がはるかに高い。


 -米中関係は緊張するのでは。
 「中国が一番困るのは台湾問題だろう」と、一つの中国の問題を交渉のテーブルに載せ、譲歩を迫ろうとしている。非常に稚拙だ。中国に妥協の余地がない問題を交渉材料にしている危うさに気付いていない。


 -東アジア情勢は不安定になるのか。
 安全保障分野で、米中の誤解や誤算に基づく短期的な軍事衝突や対立が起こる可能性も否定できない。今のところ中国は冷静に対応しているが、偶発的衝突の蓋然(がいぜん)性は今までよりはるかに高くなる。