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★誰が検察を見張るのか?…検察は「正義の味方」ではない マスコミとの癒着と「暴走の過去」、真に懸念すべきことは何か(長谷川幸洋 現代ビジネス 書き起こしメモ)

★「検察の暴走」のほうが、はるかに心配…誰が検察を見張るのか?…検察は「正義の味方」ではない マスコミとの癒着と「暴走の過去」、真に懸念すべきことは何か(長谷川幸洋 現代ビジネスより)▼【闇に葬られた「冤罪」「検事の犯罪」】 国民が本当に心配すべきなのは「独立性の侵害」ではなく、「独立しすぎて、暴走する検察」ではないか。▼【大阪地検特捜部「証拠改ざん」厚生労働省の村木厚子さんの件▼陸山会事件「前代未聞の(検察による)でっち上げ事件」▼【マスコミが検察側に立つ理由】検察とグルになっていれば、ネタをもらうのに都合がいいからだ。彼らが「検察の独立性を守れ」と叫ぶのは「オレたちと検察の聖域を侵すな」という話である。左派マスコミは何かと言えば「権力チェックが仕事」と言うが、とんでもない。こういう場面では「権力のポチ」さながらである。



検察は「正義の味方」ではない…マスコミとの癒着と「暴走の過去」
真に懸念すべきことは何か
長谷川 幸洋ジャーナリスト


【闇に葬られた「冤罪」「検事の犯罪」】
検察官の定年を延長する検察庁法改正案について、
 安倍晋三政権が今国会の成立を断念した。
野党や左派マスコミは「検察の独立性を脅かす」として改正案に大反対してきたが、
はたしてそうか。
私は、逆に「検察の暴走」のほうが、はるかに心配だ。


反対派は「勝利」に勢いづいている。
朝日新聞は「検察庁法改正 先送りやめ廃案にせよ」と題した5月19日付の社説で
「問題は『先送り』では解消しない。
廃案にして政府部内で一から議論をやり直すべきだ」と主張した。

今回の法案は、内閣や法相の判断で検察官の定年を特例的に延長できる規定を盛り込んでいた。検事総長は現行65歳の定年を68歳に、次長検事と検事長は同63歳を66歳に引き上げたうえ、内閣が必要と認めれば「最大で3年延長できる」という内容だ。


東京新聞は4月24日付の社説で「内閣や法相が認めた人物だけには、その規定(注・役職定年)を適用しないばかりか、定年を超えても同じ役職で勤務が可能になる。これでは政治による人事介入の制度化である。政権の意向を人事政策によって検察の捜査などに反映させることも可能になろう」と指摘していた。


一言で言えば「時の政権が自分に都合の良い検事総長の任期を延長できるようになったら、検察の独立性や公平性が損なわれる恐れがある」という主張である。


だが、検察について、
 国民が本当に心配すべきなのは「独立性の侵害」なのか
私は、そう思わない。
 むしろ「独立しすぎて、暴走する検察」ではないか。
実際に、かつて検察が暴走し、とんでもない冤罪や検事の犯罪が引き起こされた実例もある。


中には、いまだに全容が明らかになったとは言えず、事実上、闇に葬られたも同然になっているケースもある。代表的な例を紹介しよう。


【大阪地検特捜部「証拠改ざん」】
まず、厚生労働省の村木厚子雇用均等・児童家庭局長(当時)が冤罪に巻き込まれた2009年の郵便法違反事件である。これは、実体のない障害者団体向け刊行物を同封することで、ダイレクトメール発行会社などが郵便料を不正に割引させた事件だった。


村木氏は厚労省の係長に「障害者団体を認定する虚偽の証明書作成を指示した」として逮捕されたが、係長の供述調書の多くが「検察官の誘導」によるものとして証拠採用されず、裁判で無罪になり、検察も上訴を断念した。


ところが、検察が上訴を断念した同じ日に、事件の主任検事が重要証拠である証明書を収めたフロッピーディスクのファイル作成日時を改ざんしていた事実が発覚した。最高検察庁は主任検事を証拠隠滅の疑いで逮捕、さらに上司の大阪地検特捜部長と副部長も犯人隠避の疑いで逮捕した。
一見すると、検察は身内の検事らを逮捕したのだから、自浄能力を発揮したかのように見える。だが、実際は必ずしもそうとは言えない。


東京地検特捜部検事の経験もある著名な弁護士の郷原信郎氏は、著書『組織の思考が止まるとき』(毎日新聞社、2011年2月)で「問題の本質は、証拠隠滅ではない」と指摘し「主任検事には、特別公務員職権濫用罪を適用すべきだった」と主張している。


なぜかといえば、主任検事は「不当に作成された検面調書の証拠採用という不当な刑事裁判が行われることを画策していた」うえ、証拠隠滅罪では「無実の罪で160日以上も村木氏の身柄を拘束したことに対する刑事責任として十分とはいえない」からだ。


証拠隠滅の法定刑は2年以下の懲役または罰金であり「司法作用に対する犯罪としては極めて軽い」。これに対して、特別公務員職権濫用罪の法定刑は6月以上10年以下の懲役または禁錮とはるかに重い。


本来、公正であるべき検事が不当な裁判と承知のうえで、村木氏を起訴したのであれば、どこかの暗黒国家のような話である。重罪に問うのは当然だろう。


そのうえで、郷原氏は「上司、上級庁の決裁において、不正な証明書の作成指示が『いつ』『どこで』『どのように』行われたのか、について客観的な証拠関係を質問せず、問題にしないことはありえない」と指摘し、事件は検察全体の問題だったと強調している。


郷原氏は、検察には「『検察という組織にとっての不祥事』と捉える発想も、それを社会との関係で考えるという視点もなかった」「検察中心の『刑事司法の正義』の発想でしか捉えられず、(主任検事逮捕という)判断を拙速に行ったことが、その後、国民の検察に対する信頼の失墜に向かう転落の契機となった」と厳しく批判した。


【陸山会事件】
そんな「予言」が的中したかのように、直後の11年12月には、もっと醜悪な事件が東京地検特捜部を舞台に起きた。民主党の小沢一郎元代表(当時)が標的になった陸山会事件で、検事が虚偽の捜査報告書を検察審査会に提出し、小沢氏を起訴議決の方向に誘導したのである。


これは、まさに「前代未聞のでっち上げ事件」だった。


取り調べを受けた小沢氏の秘書は、取調室に密かにICレコーダーを持ち込んで、検事とのやりとりを録音していた。録音された会話記録が何者かによってネットに流出し、事件発覚の証拠になる、という映画さながらの展開だった。


会話記録を読んだ当時の小川敏夫法務大臣は、捜査報告書がまったくのでっち上げであることに気づく。にもかかわらず、事件を「検事の記憶違い」として、うやむやに終わらせようとする法務検察当局に抵抗して、小川氏は「指揮権の発動」を考えた。



 
野田佳彦首相にその旨、了解を得ようとして面談を申し込んだが、2度目の面談直前に法相を解任されてしまった。私は当時、小川氏にインタビューし、2012年6月7日公開コラムで一問一答を紹介した()。

これは、いま読み返してみても、実に生々しい。


小川氏は
「捜査報告書を読んでみると、これは検事の記憶違いじゃない。とうてい言えない。…ほぼ全部が架空なんです」
「(当局は)『記憶違いという弁解を破れない』だなんて言って、ちょろっと『人事で相談』なんて言ってるから、…じゃあどうするかって話になる」などと、
指揮権発動を決断した経緯を率直に語った。


小川氏の法相解任によって結局、指揮権発動には至らず、事件は「検事の記憶違い」とした最高検報告書によって幕が引かれてしまった(一連の経過を辿ったコラムは、法相インタビューを含めて拙著『政府はこうして国民を騙す』講談社、2013年1月に所収。小川氏本人による著書『指揮権発動〜検察の正義は失われた』朝日新聞出版、2013年4月にも詳しい)。


この事件についても、郷原氏は著書『検察崩壊〜失われた正義』(毎日新聞社、2012年8月)で「国民から信頼され、世のあらゆる犯罪に対して、厳正かつ公正に立ち向かうべき検察の組織の実体は、既に崩壊してしまっているのである」と、絶望感をにじませて強く批判している。


【誰が検察を見張るのか?】
さて、そんな検察に対して「民主的統制」をするのは誰なのか。


それは、三権分立の原則から言っても、内閣と国会の役割だろう。
究極的には、国会を通じて間接的に内閣を選ぶ国民だ。
検事総長など認証官は認証官任命式で天皇陛下に拝謁する前に、
閣議決定で人事が内示される。


したがって、内閣が検察幹部を選ぶ形にはなっているが、これはあくまで形式である。
実際には、法務検察内部で幹部人事が固められ、
それを内閣がそのまま承認しているにすぎない。
重要なのは、検察庁法第14条に定められた「法相による指揮権」である。


 郷原氏は、前掲『検察崩壊…』で小川氏と対談し「私も『組織の思考が止まるとき』の中に書きましたけど、法務大臣の指揮権というのは、まさにそういう検察不祥事のときにこそ前面に出して積極的に使わなければいけないものだと思います」と語り、小川氏も「僕もそう思ったし、いまでもそれは自信を持っています」と応じている。


だが、このでっち上げ事件では、内閣が検察を統制する実質的な手段である「法相の指揮権」でさえも、法相解任という形で発動が封じられてしまった。検察の独立性はかくも強固なのだ。


ちなみに「法相の指揮権」というと、巷では1954年の造船疑獄で、犬養毅法相が自由党幹事長だった佐藤栄作氏の逮捕を止めるために発動された例があり「政権が検察の捜査に横槍を入れた悪例」と理解されている。だが、近年の検証によれば、実態は異なる。


郷原氏が監修した『コーポレート・コンプライアンス季刊第18号 政治とカネと検察捜査』(講談社MOOK、2009年7月)によれば、元共同通信記者の著書を根拠に「捜査に行き詰まった検察側が『名誉ある撤退』をするために、自ら吉田茂首相に指揮権発動をもちかけた『策略』だった」(郷原論文)という。私は当時、編集者に頼まれて同書の書評を書いた。


ここで紹介したのは、検察の暴走を示す典型的な2件の実例だが、郷原氏は前掲「組織の思考が止まるとき」の中で「過去の特捜事件に関して被告・弁護人側から、違法・不当な取り調べが行われた、と主張された例は枚挙にいとまがない」と指摘している。暴走例は、実はいくらでもあるのだ。


【「暴走」を防ぐ術こそ必要だ】
以上から、私は「検察の独立性」ではなく「検察が誰からもチェックされないような行き過ぎた独立性、すなわち暴走する事態」を心配する。検察庁法を改正するなら、内閣や国会によるチェック機能強化のほうが、はるかに重要である。


たとえば、検事総長ら最高幹部を内閣が指名したうえで、国会の同意を必要とする人事にすれば、内閣と国会による統制は強化されるだろう。定年の特例延長については、無用な誤解を避けるために、延長する場合の判断基準をあらかじめ明確にすればいい。


郷原氏は前掲『検察崩壊…』の中で(検察は)「組織の対面を取り繕うことを最優先したことにより、結果的に、そのような暴走行為に加担してしまった疑いが濃厚だ」と指摘し「統制機能を失い、国民の信頼を失い、正義を失った検察には、その期待に応えることは望むべくもない」「検察の存在価値そのものが崩壊しようとしている」と厳しく批判した。


その後、事態は改善されたかと言えば、残念ながら、変わっていない。検察を取り巻く法的環境、構造は変わらず「民主的統制が抜本的に強化された」とは言えないからだ。内閣が特例的に定年延長を認めるくらいでは、物足りないどころか、まったく力不足である。そもそも、定年延長は統制強化が狙いでもなかった。


とはいえ、OBを含めた法務検察サークルの一部が今回の法改正に反対したのは、実は法改正の裏側に、統制強化の匂いを敏感に嗅ぎとったからかもしれない。安倍政権はどうせ審議をやり直すなら、この際、真正面から検察の統制強化策に踏み込むべきだ。


【マスコミが検察側に立つ理由】
マスコミについても一言、書いておこう。


小川氏は私のインタビューで、指揮権発動をめぐる朝日新聞の社説を取り上げ「検察審査会で判断すればいいだなんて言ってるけど、まったくトンチンカンですね。検事は無罪になる証拠しか集めてないんですよ。それが検察審査会にいって、どうなります。証拠がないんだから。検審に行く意味がない」と批判していた。


冒頭に紹介した社説を含めて、朝日は一貫して検察側に味方している。今回の検察庁法改正問題では、左派マスコミはどこも同じだ。本来であれば、マスコミこそが「検察という強大な権力」をチェックすべきなのに、なぜ検察側に立つのか。



検察とグルになっていれば、ネタをもらうのに都合がいいからだ。彼らが「検察の独立性を守れ」と叫ぶのは「オレたちと検察の聖域を侵すな」という話である。左派マスコミは何かと言えば「権力チェックが仕事」と言うが、とんでもない。こういう場面では「権力のポチ」さながらである。


最後に、郷原氏は現下の検察庁法改正問題について
「絶対に許容できない」と反対の立場を明らかにしている点も申し添えておこう。


ここで紹介した著書から多くを学ばせていただいた郷原氏の主張については、あえて論評しない。多様な言論があるのは、いいことだ。




門田隆将‏
黒川検事長が賭け麻雀を認め辞意。
 自民党にも「こんな時期に何やってんだ」と庇う声なし。
検察幹部が報道機関にハイヤーの利益供与を受け、賭け麻雀まで暴露されては時期が時期だけに無理。ざっくばらんな性格で記者人気抜群だった氏。
それゆえ地位を追われるとは何とも皮肉。


黒川問題が文春砲炸裂で意外な決着。
本質は検察人事まで意のままにしようとした内閣人事局を牛耳る菅官房長官。
"省益あって国益なし"の官僚支配打破の為に内閣人事局ができたのは素晴らしい。
だが政治家の恣意的運用はその意義を消す。
政治主導とは国民主導。特定政治家への権限集中排除で意義を守れ。



黒川辞職は先になって大きな影響に。広島で進む河井夫妻への捜査だ。
金銭受渡し時、民間人だった案里氏はともかく夫の克行氏は厳しい。
その時、実際には黒川指揮でここまでやれたのに
マスコミは「黒川がいなくなったからできた」と真逆の報道をするだろう
首相自ら応援の選挙だけに政局は流動化する。



(リツイート)
●ちびっこギャング安住議員、黒川さんと飲み友達‼️
 オフレコで良いやつと言い触らしているbyWILL増刊号
 この茶番、何なんだ💢 安倍総理、トバッチリ😂



●実は今回漁夫の利を獲た林名古屋高検検事長の方が安倍さんには近い
確かに法務省次官など法務事務畑を歩いた黒川検事長は上川元法務大臣ら自民党法曹族の一部には近いが安倍さんとは遠い
黒川検事長の特例定年延長も法務省や検察からのごり押し
実態は報道の印象とかなり違う


●森友の土地売買の件も麻雀しながら貰った情報やったんか…


●門田さん、この騒動の当初からのご高察、お見事でした!
やはり官房長官が根っこでしたか。黒川氏は官房長官の子飼いとまでは言わずとも相当密接と言われてました。
「官邸に近い」とは、総理に近いのではなく官房長官に近いというワケですね。
総理も黒川氏もとんだ迷惑だったでしょう。


●検察からの事件情報を使って、メディアが飯ウマ状態を続けたいから、
今のメディアの検察との癒着がある。
個人的な付き合いがあっても、分別があるという極めて高い倫理観を求められる。
人間の弱さが招いているから、流されないような仕組みを作らないと終わらない。


●政治主導は国民主導。その通りだと思います。
役所も初めからそうではなかったはずだが、いつの間にか、国民の為に働くと言うより、省益のため、派閥の為、自己の為、とだんだんおかしくなってしまった。我々が選べるのは政治家だけ。



●今回の事件で政権、大手マスコミ、検察、上の方はみんなグルで癒着してたんだなと国民が知る機会になりましたね。


●もうマスコミ主導は勘弁。



●東大教授の玉井克哉氏「記者たちだけが何の咎めも受けないのはおかしい!」
そして、朝日新聞さん、
 京アニ事件時に「朝日は事件報道について実名で報じるのが原則」と主張していましたよね? どうして今回の朝日記者は匿名なの?



●種苗法改正反対ツイートの柴咲コウさん、
 共産党機関紙「赤旗」の一面に出ていた・・・



倉山満HPより


安倍内閣の投了図を解説する~呆守が正義の輿論に敗れる
今国会での検察庁法改正を、安倍政権があきらめる。
実に往生際が悪かった。


今朝の読売がスクープで打つと、他のメディアは軒並み追随。
ところがNHKだけは朝のニュースどころか昼のニュースでも「強行採決」と言い張る。


これなんでかと言うと、NHKは安倍首相と強いパイプを持つ岩田明子記者がいるので、
そこで確認をとったからだろう。
つまり、安倍首相本人は最後までやる気だったということ。
そして四面楚歌の中で敗れた。メディアでは、岩田明子の敗北となる。


こうなると、海部俊樹くらいのプライドを持つ総理大臣なら総辞職をするものだが、
安倍さんはどうしても権力の座にしがみつかねばならない理由があるらしい。
それが何か知らないが、コロナ対策そっちのけで検察庁法にのめりこんでたら、
「汚職隠しの為に検察に介入してんじゃないの?」と疑われて当然。


検察にも言いたいことは山のようにあるけど、
安倍内閣の検察への介入は明らかに正義に反するし、
政策の優先順位としても間違っている。
だいたい、正義があったら、国会答弁があんなに崩壊していない。


ほとんどの日本人が安倍内閣の不正義に対し怒り、
普段は声を上げないような芸能人や文化人たちも声を上げた。
 輿論の勝利である。


ところが、これに対し、居丈高な説教を垂れ、
あまつさえ政権御用ジャーナリストしてデマを垂れ流した人間たちがいる。
 特に罪深いのは三人。


一人め。櫻井よしこ
 自身のネット番組に安倍首相を呼び
「黒川さんに二人きりで会ったことがない」などと言わせ、
 総理大臣の主張を垂れ流すが、一晩で嘘がバレる。
 『週刊新潮』の連載でも、一方的な安倍擁護の主張。


二人め。加藤清隆
 検察庁法に反対する有名人に片っ端からツイッターで絡み、上から目線の説教。
 首相があきらめると「こんなのは大した問題じゃない」と言い出す。
では、その大した問題じゃないで人格攻撃をした相手に、
 土下座行脚でもするのだろうな?
 言っておくが、保守業界で流行る「謝罪プレー」ではなく、
 屈辱を伴う謝罪でなければ意味が無い。


三人め。須田慎一郎
 相変わらず「朝日新聞の陰謀だ」などと訳の分からないことを叫んでいる。
あげくに、検察庁法の改正案を通さないと憲法違反だ!などと言い出す。
じゃあ、今は違憲の法体系なのか?(苦笑)
この人間の言うことを信じるものなど保守業界にしかいないが、オレオレ詐欺の被害者が社会の超少数者だからと、加害者が免罪される訳ではない。


この三人、廃業する勇気も無かろう。
こいつらが何をしたか、読者視聴者が覚えておけばよい。




首相動静、空白ありまくり&内閣の検察への介入の例
5月20日の首相動静
午前8時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。
 午前9時41分、私邸発。
 午前9時55分、官邸着。


午後2時30分から同3時6分まで、加藤勝信厚生労働相。


午後5時7分、北村滋国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官、外務省の山田重夫総合外交政策局長、防衛省の槌道明宏防衛政策局長、山崎幸二統合幕僚長が入った。同30分、滝沢、山田、槌道、山崎各氏が出た。同36分、北村氏が出た。同6時2分から同25分まで、加藤厚労相、菅義偉官房長官、西村康稔経済再生担当相、西村明宏、岡田直樹両官房副長官、和泉洋人、長谷川栄一、今井尚哉各首相補佐官、樽見英樹新型コロナウイルス感染症対策推進室長、秋葉剛男外務事務次官、鈴木康裕厚労省医務技監。同26分から同32分まで、加藤厚労相、西村経済再生担当相。同33分から同39分まで、西村経済再生担当相。


午後7時28分、官邸発。
 午後7時43分、私邸着。
 午後10時現在、私邸。来客なし。


空白ありまくり。(笑)


当然、政府の自粛要請中に、黒川検事長が産経&朝日の記者と二度にわたって麻雀やってた件への対応でしょう。


日テレによれば、21日夕方までに進退決断とか。
それ、普通は「辞める」の意味ですね。


黒川麻雀問題、安倍応援団の諸君、どうやって弁護するんだろう?例によって陰謀論?「安倍さんは関係が無い!」とか帝政ロシアの人民みたいなこと言い出す?「安倍さんは黒川さんを切り捨ててでも権力を守る!すごい!」とかアクロバテック擁護?


芸能人の皆さんに「わかってないくせに発言するな」と議論参加資格を求めながら、
「検察庁の近現代史くらい読んだら?」と言われると、
「そんな勉強なんてしている時間は無い」などと言論の自由を振りかざす。
そんなダブスタに気付いていないんだろうなあ。


なんか、私にまでとばっちりと言うか八つ当たりが飛んできて、
「わかるように話せ」と命令してくる輩が多いけど、応じる気はない。
 私は聞く耳持つ気のある人間にしか語らない。


安倍御用一般人は「〇〇〇さんが言っていました!」って今回の検察問題の真相を知った気になっていますが、その〇〇〇さん、ことごとく私より素人かド素人。


なんか、「戦後、内閣が検察に介入した例は、造船疑獄(吉田内閣)と民主党政権しかない」なんて、トンデモ説を吹聴する人がいるようだけど、全然違います。
以下、重要な例だけ列挙。


吉田内閣・・・言わずと知れた造船疑獄。実は昭電疑獄でも動いている。
鳩山内閣・・・競走馬輸入事件。
石橋内閣・・・ジラード事件。検察どころか、裁判所にも介入。
岸内閣・・・ジラード事件の引継ぎ。売春疑獄。砂川事件では裁判所にも介入。
池田内閣・・・砂川事件の引継ぎ。大野伴睦主導だけど、岸本事件。
佐藤内閣・・・検察を最も使った内閣。
田中内閣・・・検事総長が角栄人事。
三木内閣・・・ロッキード事件で逆指揮権発動。
福田~中曽根内閣・・・ロッキード裁判対策で、角栄が同意しないと法相になれない。
竹下内閣・・・リクルート事件。
宇野~宮澤内閣・・・竹下派の介入。
細川内閣・・・吉永総長就任(竹下派排除)。ゼネコン汚職。
羽田内閣・・・ゼネコン汚職で中村喜四郎逮捕。


以上、歴史的に確定している部分だけで、これだけの介入がある。
現代史で民主党政権の介入を言うなら、小泉内閣の日歯連事件を無いと不公平。


そもそも検察官一体の原則は、重大事件に関しては法務大臣だけでなく総理大臣の同意が無ければ、捜査もできないのが法務検察。
たとえば、「田母神俊雄逮捕」を安倍首相が承知しないなんて、ありえない。
こんなのは、ちょっと実務を知っていればわかる。
総理大臣は法務検察がそうした同意を求めてきた場合、盲判を捺すだけとでも証明、
しかも上記のすべての歴史的事例に関して盲判だった、と証明できるのだろうか?


繰り返すが、「倉山の説明ではわからない」という声は知っているが、
そもそもわからせるために説明しているのではないのであしからず。


わからないことを知って、「だから学びたい」という人に向けて書いている。
人はわかった気になる為ではなく、何がわからないかをわかる為に学ぶのだから。


学びたい人は、倉山塾の支部の門を叩いてほしい。
1000円払うのが嫌なら、直接支部で教えを乞えばいい。




安倍首相、血迷う
黒川辞表。
ここで血迷った安倍首相が、「稲田も辞めろ」とか、
法律を無視した無茶を言っているらしい。
検察庁法で検察官は裁判官なみに身分保障があるのですが。
 監督責任を問うなら、稲田総長ではなく、安倍内閣の総辞職だろう。
自分で押し付けてきたんだから。
 今の安倍内閣、らりったチンピラにナイフを持たせたようなものだけど、上手く捌かねば、致命傷になる。
 首相官邸と検察がお互いが拒否権を行使し合えば東京高検検事長は空席になるが、ここで引いた方が負ける。妥協案は2通り考えられるが、どちらも妥協になっていない案。
 検察が100点満点の組織とは言わないが、今回の安倍内閣には一点の正義も無い。
 嘘ばかりついているネット媒体を見ていると「倉山の言っていることはわかりにくい」とか言うだろうが、ネットで軽くわかるほど検察人事は浅い話じゃないんで。



あいつらを逆賊と呼んでやれ
・黒川辞任。しかも政府の自粛要請中にマージャン賭博。
・黒川の後任は林。
・首相、稲田総長に「お前もやめろ!」と錯乱。
首相官邸、検察に完全完敗ですね。あとは追撃戦モード。
森法務大臣に至っては国会で「進退伺を出しました。私もつらい」とか言い出す始末。
それにしても、稲田伸夫検事総長の戦いぶりは見事。ヤン・ウェンリーの如し。
安倍首相が官僚と喧嘩して大敗したのは、木下ラインハルト康司を思い出す。
あの時の木下陛下は、圧倒的な大軍で包囲して安倍首相を降伏させた。
今回の稲田総長以下法務検察は、味方の2~3割が切り崩された中での孤軍奮闘。
イゼルローン要塞の地の利を生かした戦いぶり。
今からベートーベンの七番の第四楽章が鳴り響いて十三艦隊が突撃を始める局面。
まもなくローゼンリッターが、河井夫妻の首をあげるだろう。
さて、
木下=ラインハルト
稲田=ヤン
だとすると、
安倍=エルウィン・ヨーゼフ二世
で、
保守言論=ランズベルク伯の日記
みたいなもの。
しかし、
たいていの保守言論人=フリューゲル
今の日本=末期ゴールデンバウム王朝
みたいなものか。
そして、
自民党=貴族連合
あいつらを逆賊と呼んでやれ。
法務検察の話をわかりやすく説明しろと言う奴多いが、この話よりは難しいと言っとく。
(ブログ人 注 上記事例は「銀河英雄伝説」をみてないと、ちょっとわからないかな)