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★検察人事問題の本質、稲田検事総長は林氏を後継にしたくてゴネた…(門田隆将、書き起こしメモ)

▼検察庁における問題の本質、それは黒川VS林真琴の後継者争い。それで稲田氏は林さんを後継に考えたから法務省刑事局長にした。▼ところが上川陽子大臣とそりが合わなくて、それで人事が逆転、黒川氏が法務事務次官に。林氏は名古屋高検へ…▼この流れに元に戻そうとして動いたのが稲田検事総長、いろいろ理由をつけて検事総長に居座り…。(→本質はこの前もめた検察庁法改正とはほとんど関係ない。あれはあくまで派生的な要素)


検察庁における問題の本質がこれがどこにあるかということは朝日新聞がこれだけページを割いて書いているのに書かれていない。
なので、私が解説をしたいと思います。
これは9日東京高検黒川東京高検検事長と林真琴名古屋高検検事長との怨念の人事抗争です。2人は司法修習35期の同期、東大法学部の学科(私法)まで同じなわけです。
2人が人材的にも検事総長にふさわしいだろうということで、
最初からこの優秀な人材だったわけなんだけども、
この黒川さんのほうは人当たりがよいと。
それで対外的には政治的な折衝、法務検察の永田町担当です。
だから政治の人脈すごくあって、
しかも検察官としての能力もあって、
今回のIR汚職の陣頭指揮して、秋元議員を...のは、黒川さんです。
だから黒川さんっていうのはそういう人物です。
それで片方の林さんっていうのは、
これは非常にその厳しい人で、黒川さんのように人当たりは良くない、
頑として言うことを聞かないタイプの人間
この両極なんだけど
この二人が同じようにご出世してくる


これポイントは今の検事総長の稲田さんです
稲田さんが大きな位置を占めていて、
後継に林さんのほうを選んだ。
それで林さんの方を後継にしているから
検察内部では林さんで決まりと思っていた。
これ基本的な認識として持っておいて欲しいのは、
法務省刑事局長っていうのが重要なポストなわけです。
それで法務省の刑事局長から法務省事務次官そして東京高検長ナンバー2です。
がそれで次長になって、
それで総長に上がって終わりっていうのは、この一番綺麗なコースです。
かならずしもそうではないんだけども、一番順当コースはそれ。
だから法務省刑事局長に就くことが重要。
それで。法務省刑事局長は林真琴さんです
黒川さんは官房長だったわけです。官房長に過ぎなかったから。
そのときにすでに決着が付いていた。
ところが、その決着がひっくり返ったところから今回の問題が起こっているわけです。


2018年の上川陽子法務大臣がひっくり返しちゃったわけ。


法務省局長の林真琴さんと法務大臣上川さんがそりが合わなかった。


国際仲裁センターいうのを上川さが日本に誘致しようとして、
自分の大手柄というか、レガシーというか、
彼女ハーバード大学のケネディスクールで政治行政学修士号をとったことが自慢の方ですので、こういう国際的な業績を残したいので、それをやろうとしてたら、
林真琴さんが法務省局長として、これに壁となっちゃったわけです。
それで逆転現象が起こっちゃう


何かというと林真琴さんが法務事務次官に上がる所がストップさせられて
名古屋高検に異動させられた。
そこで黒川さんが官房長から事務次官が上がった。


ここで怨念が、抗争が始まるわけ。


当然この内閣人事局が霞ヶ関600人の幹部人事仕切ってます
この幹部人事で力をもっている人、それは誰かといったら菅義偉官房長官です。
この力を持っている菅義偉官房長官に上川さんが相談して、
それで政界担当で黒川さんのことは当然、法務検察の黒川さんは菅さんとも(関係が)いいですから
それ、いいじゃないかということで、法務事務次官に。
だから怨念戦争になった。


このことに今の総長の稲田さんがごねたわけです。


稲田さんがごねたところから始まってます…。


稲田さんが黒川さんを総長にするつもりならば、
去年の暮れに稲田さんが総長降りればよかっただけなんです。
しかし、林を総長にするために拒絶した、
つまり黒川さんが2月に定年となれば(なっていれば)、
林さんが東京高検次長になって、そして東京高検の長を務めて
そこから検事総長 元に戻そうとしたわけです。


元に戻そうとして去年暮れの総長の退任を拒否した。
それで定年延長問題起こったわけです。
理由は50年ぶりに日本で開催される国連司法の世界大会があるんですけど、
(コロナで)なくなっちゃいましたが、
去年の12月に「来年4月にあるからこれがホストとしてこれやんなくちゃいけないから、俺は退任しないよ」っていう理由にして。稲田さんが検事総長に居座った。
私にいろいろ解説してくれた法務省の人たちは「本音は、それを理由にして黒川を2月に退任させる。定年退職させて、元に戻すつもりでそれをやったんだよ」と解説をいただきました。