ニュースが好き

政治でも経済でもアニメでもニュースなものが好きです。

★SAPIO 7月号見出し韓国「反日の嵐」再び&【虎ノ門ニュース】青山繁晴、これでいいのか「報道特集」高橋洋一Twitter(若干書き起こしメモ)

【DHC】6/5(月) 青山繁晴・居島一平【虎ノ門ニュース】



◆SAPIO2017年7月号
・目次
・韓国「反日の嵐」再び 「ソウル特設編集部」から現地ルポ7連発!
・韓国「反日の嵐」再び/反日の現場 ケント・ギルバート ソウルで見た「儒教の呪い」
・韓国「反日の嵐」再び/現地直撃取材 文在寅大統領を誕生させた韓国「棄民」たちの叫び
・韓国「反日の嵐」再び/新たな火種 文政権誕生で勢いづく反日組織を直撃「まずソウルに徴用工像を建てる!」/竹中明洋
・韓国「反日の嵐」再び/国防最前線 THAAD配備 韓国
・星州は、〝ヘリパッド問題〟沖縄・高江と瓜二つだった/古谷経衡
・韓国「反日の嵐」再び/言いがかり また韓国で燃え上がっている「旭日旗狩り」は大間違いだ/水間政憲
・韓国「反日の嵐」再び/食の変化 文在寅政権は「オデン・ブーム」演出で反日疑惑の一掃を図る?/黒田勝弘
・辞任から1年、遂に沈黙を破る 舛添要一「都知事失格」独占告白/聞き手 青木理
・『都知事失格』
・須田慎一郎『千里眼』
・日本を壊したのは誰だ! 平成総理17人の通信簿
・平成総理17人の通信簿/平成総理の愚言、恥言、妄言
・「ラストエンペラー」習近平の難局 第50回 中国は北朝鮮への軍事介入も辞さず/相馬勝
・落合信彦『新世界大戦の時代』
・大前研一『人間力の時代』
・小籔千豊 『イキる力』
・山下柚実 『ヒット商品は主張する』
・『人民元の興亡』『ゴーマニズム宣言SPECIAL 増補改訂版 天皇論 平成29年』
・小林よしのり『ゴーマニズム宣言』 共謀罪
・国会参考人招致 教育勅語で道徳は復活しない
・川本三郎『平成百色眼鏡 見たり読んだり』
・「フロム・リーダーズ」、「SAPIO川柳」
・書闘倶楽部
・深川峻太郎『日本人のホコロビ』
・武田砂鉄 『もの言う人々』
・私、死んでもいいですか 世界「安楽死」を巡る旅 日本編 第3回 私がしたことは殺人ですか?/宮下洋一
・日本地下経済が沸騰中/金1トンの密輸で4億円の儲け! 半グレにヤクザも参入する(金)シノギ/溝口敦
・日本地下経済が沸騰中/フリーターから1000万円巻き上げる 「銀行カードローン詐欺」の悪辣手口/藤野眞功
・北朝鮮急変情報/ウラジオストク発 「対日工作船」万景峰号、ロシアに現る!/竹中明洋
・北朝鮮急変情報/ついに北の住民が反旗を翻した! 「金正恩暗殺未遂事件」の全貌/城内康伸
・新連載 平成史 佐藤優×片山杜秀 第2回 「五五年体制」終焉と角栄の死 平成4年〜5年(1992〜1993)
・業田良家 『ガラガラポン 日本政治』
・岩合光昭 『動物眼鏡』



◆  ◆
これでいいのか「報道特集」!加計問題で偏りすぎていたその「中身」
出演者にも確認してみたところ…
 
髙橋 洋一
経済学者
嘉悦大学教授


ミスリードだらけだ


加計学園の問題が、いまだ収まらない。


本コラムを通じて、加計学園問題の本質は既に何度も書いている。先週のこのコラムでは、前川前事務次官があの記者会見で致命的な誤りを犯したことを指摘した(5月29日「前川・前事務次官の記者会見は、官僚目線で見れば「大失敗」だった 致命的なミスがそこかしこに…」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51868)。


つまり、閣議決定の挙証責任(今回の場合、獣医学部の新設について、獣医師の需要見通しを出すことなどが閣議決定されたが、需要見通しをどこが行うかという責任)は文科省側にあるにもかかわらず、それがないかのように話したこと(あるいは誤解していること)、獣医学部の需要見通しについて、自分たちの力では需要見通しが出せなかったため、内閣府に役所間の交渉で負けたに過ぎない、ということだ。


前川氏は、文科省のあの文書に「総理の意向」が書かれていたというが、獣医学部創設の是非は事務方による交渉結果なので、「総理の意向」なんてそもそもありもしないとも指摘した。このコラムは幸いなことに、マスコミ関係者を含め、多くの人に読んでもらった聞いている。




その中で「この加計学園問題は、マスコミの能力をチェックできる、いいリトマス紙になる。ダメなマスコミは、今回の加計学園問題が、新規参入を阻止出来なかった文科省の悪あがきであるという本質を見抜けず、『総理の意向』があったのかどうかが重要だ、と読み間違うだろう」と書いたが、早速ダメなマスコミがでてきたので、今回のコラムはそれを取り上げよう。


それは、6月3日(土)に放送されたTBSテレビ「報道特集」だ。この件に関して、同番組は「報道」と名乗る資格があるのか、と疑ってしまうほど資料の読解力不足が目立ち、さらに取材で裏をとらずに前川氏の意見を垂れ流すことに終始していたように見えた。


この回の番組の売りは、「加計学園問題~前川前次官単独インタビュー」となっていた。番組はいつもの通り、安倍首相が加計学園理事長と「お友達」であることを強調するところから始まる。これは、今の報道の定番である。そして、前川氏が登場し、「行政がゆがめられた」と証言する。


同番組は関係者にもインタビューしていたが、安倍首相と加計学園理事長の関係は知らなかったと発言していた。竹中平蔵・国家戦略特別区域諮問会議議員も登場していたが、彼は、プロジェクト案件は、閣議決定の客観的な条件について国家戦略特区法に基づき進められてきており、総理の個人的な関係や意向は全くないという。議事録もすべて公開している、とも発言していた。


そこで番組は「特区諮問会議の議事録には、加計学園が条件をみたすという記述はない」といい、逆に、加計学園が認められる直前の2016年9月16日の議事録では、文科省が「具体的な需要は明確となっておりません」と指摘していたことを取り上げるなど、文科省と農水省が最後まで新設に慎重であったことが記録されている、とナレーションで語られた。


先に言っておくと、この番組の中でも前川氏はちょっと信じがたいことを口にしていた。2016年9月と10月に、和泉・首相補佐官から「(新設のための手続きを)急いでくれ」と言われたことを、文科大臣に報告しなかったといった。これは、公務員の行為としては失格である。この点は、報道を掲げるならもっと突っ込むべきところであったが、番組は甘くスルーしている。


この方は、はっきりいえば古いタイプの国家公務員である。「我こそは国を導く者」という思い上がった人で、大臣のことなんかは無視して仕事をするタイプだと思う。筆者は彼と同年代で、元官僚であるのでしばしば実感するが、この年代の国家公務員には結構多いタイプなのだ。


一見、国士のような言動であるが、はっきりいえば、選挙で選ばれたわけでもないのに、思い上がってしまっている。責任はとれないくせに、権限ばかりをほしがる、かつての「よき時代の公務員」タイプである。そもそも事務次官のランクは、文科省では、大臣・副大臣・政務官の次のナンバー4にすぎない。それなのに、自分がトップと思い込んでいるのだろう。


検証していこう


それでは、番組のどこが「間違っていた」のかを検証しよう。番組では、加計学園の件について、2016年9月16日の1ヶ月半後、「突然」決定が下されたといい、前川氏も番組のインタビューで「文科省と内閣府の間の手続きがきちんとできていない」と言っていた。


しかし、番組では重要な議事録についての言及がごっそり落ちていた。それは、2015年6月8日の特区諮問会議の下の国家戦略特区ワーキンググループの議事録だ。そこでは国際水準の獣医学教育特区(愛媛県・今治市)について取り上げられている(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/150608_gijiyoushi_02.pdf)。これは、同年6月29日に特区についての閣議決定が行われる前のものであるが、閣議決定をどのように行うかについて、内閣府と文科省・農水省の間で調整が行われたものだ。


そこでは、文科省が挙証責任を間違えていることが、特区の有識者委員から指摘されている。要するに、文科省は獣医の数についての需要見通しを作るのは、内閣府であると思い込んでいたのだ。これは、先週の本コラムに書いたように、役人の間では考えられない話だ。というのも、大学の設置に関する許認可官庁は、いうまでもなく文科省だからだ。


そしてその1年3ヶ月後。番組で紹介されていた議事録の中でも、文科省から「具体的な需要は明確となっておりません」と、挙証責任を有すべき省庁としてあるまじき、他人事と考えているような発言が出てくる。しかも、需要見通しをデータで出せていないのだ。


これでは、文科省と内閣府で議論にならない。文科省が反撃もできないわけだから、内閣府の勝ちとなり、獣医学部の新設が進められるのである。


あまりに一方的ではないか


さて、番組では、文科省が需要見通しを作成できなかったことを報じていない。しかも、同じ議事録の中に書かれているが、特区の有識者委員は、需要見通しを文科省が出すことを前提としており、その需要見通しで「獣医の数は十分」となっても、獣医師の数は大学の学部段階で絞るのではなく、国家試験で絞ればいい、とも指摘している。


これは、法曹資格について、法科大学院を増設する時と同じロジックであり、大学段階で需給調整をすべきでないというわけだ。


そもそも需要見通しを作ってない文科省は、この疑問にもまったく答えることが出来ていない。つまり、議事録をみれば交渉は文科省の完敗なのである。なお、「総理の意向」という言葉が特区諮問会議の議事録に載っていないのは当然である。特区諮問会議まで議論があがらずに、その下のワーキンググループで議論が終わっているからだ。だから、議事録に「総理の意向」がでる余地はない。


なお、竹中氏に「報道特集」のインタビューについて確認したところ、取材時に、需要見通しについては文科省に挙証責任がある、ということを明確にTBSに述べたという。その重要な部分をTBSは意図的にカットして、前川氏にとって都合良いように番組を編集したともいえるわけだ。




もちろん番組にある程度の偏りは出るものだが、あまりに一方的すぎやしないか。これでは、TBSは悪意を持って竹中氏の発言をねじ曲げたことになり、「フェイクニュース」と言われても仕方ないのではないか。


前川氏は、獣医学部の新設について内閣府や官邸から催促を受けたと言うが、せいぜい「需要見通しを早く作成せよ」との意味程度であり、これらの事務的な話では、とても「総理の意向」まで及んでいない。これも、「総理の意向」がありえないと私がみる理由だ。こうした事情をみれば、文科省文書の「総理の意向」は文科省側のでっち上げ・口実の可能性さえあることは、前回のコラムに書いた通りだ。


以上について時系列で整理しよう。


○2015年6月8日 国家戦略特区ワーキンググループにおいて需要見通しに係る文科省の挙証責任の間違いを指摘される
○2015年8月29日 閣議決定で獣医学部参入条件(需要見通し)が決定される
○2016年9月16日 国家戦略特区ワーキンググループにおいて、需要見通しに係る文科省の挙証責任を文科省はまだ間違えていて、需要見通しデータを示せない
○2016年秋頃 文科省の「総理の意向」文書。これは文科省側のでっち上げの可能性も捨てきれない(?)
○2016年11月9日 国家戦略特別区域諮問会議で獣医学部の設置


前川氏は、この件に関しては議論が急ぎすぎていたというが、閣議決定から2年が経っており、これは日本では普通のスピードだ。世界ではもっと早く決められるモノも少なくない。


行政がゆがめられたというが、これは、文科行政で文科省の主張が通らなかっただけである。内閣府との交渉で文科省は完敗だっただけで、負けたことを「ゆがめられた」というのは情けない。


また、京産大が獣医学部新設の選に漏れたのは、前のコラムに書いたように、基本的には獣医師会の意向によるものである。


いずれにしても、番組の「デタラメさ」は、簡単に公開資料から検証できるのだ。この程度の話は、現役の担当者に聞けば直ぐわかるはずである。それなのに、この番組は、資料の読解力不足が目立ち、取材をしてウラを取ることもなく一方的に前川氏の意見を聴くばかりで、しかも竹中氏の話によればインタビューの編集に悪意があったというから、「報道」というには疑問がある、といわざるをえない。


私ならこうする


最後に、もし筆者が文科官僚であったらどうするかを書いておこう。


まず、需要見通しを獣医学部新設の条件とはしない。前回のコラムに書いたように、文科省のマンパワーを考えれば、需要見通しでは相手省庁と議論ができない。さらに、需要見通しを認可要件とする手法は20年前のものであり、あまりに時代錯誤だ。筆者なら、「資格要件」を参入条件にするべきだと主張しただろう。


筆者は2001~2003年まで公正取引委員会に出向していた。小泉政権のはじめのころであるが、需給条件を要件とする参入規制は、各省の業法では原則認められなくなった。需要見通しを役人が作るのは無理があるし、外れた場合、供給過多では供給者、供給過小では需要者のそれぞれの利益が損なわれるので、自由な競争に任せた方が無難だからである。これは、国家戦略特区ワーキンググループでも、特区の有識者委員が指摘している。


第二に、もしも需要見通しを新設の条件にしたなら、外部に見通しを発注してでも、数量的な需要見通しモデルを作る。特区の有識者委員から、どのような指摘があっても、モデル式とデータを示して、間違っていれば、具体的に指摘してほしいという。有識者の特区委員もこうした反論には弱い。おかしいことだとはいえ、閣議決定で需要見通しが条件だと決められたのだから、具体的に需要見通しを作って、特区の有識者委員と対峙すべきだった。


第三に、その上で、前川氏は、文科大臣と一緒に総理のところに赴いて、直談判すればよかった。需要見通しが特区の有識者委員・内閣府から論破されなければ、総理のところに行くことの大義名分はできるだろう。総理への直談判でなくても、特区諮問会議において、文科大臣から最終段階で異議を申し立てる(文科大臣が説明するのであるから説得的な理由が必要だが)チャンスもある。


前川氏の発言や実際の行動は、上で示した筆者の手順とはまったく無縁であり、その対極である。


役所間の交渉で負けたのに、現役後になってそのことの不満を言うなら、「負け犬の遠吠え」でしかない。内閣府のやり方が気にいらなかったのなら、現役時に、私が指摘したように行動すべきだった。


文科省は、狭い世界で許認可を背景として補助金を配る行政が多い。そこでは文科省が挙証責任を持つことなんて考えられず、文科省の意見がすべて通る世界なのだろう。しかし、文科省のように学校に補助金を配ると、学校関係者は文科省の顔色ばかり見るようになる。ここでは、文科省を「忖度」するのが当たり前になってくる。このような行政スタイルは、今後変わってくるだろう。


教育行政の補助金は学校ではなく、生徒に与えることもできる。補助付きの生徒を学校が受け入れることによっても、教育行政は可能だ。いわゆるバウチャー制度である。これであれば、文科省の役割も大きく変わらざるを得ない。文科省は、このバウチャー制度に猛反対している。なぜならば、自分たちの存在意義がなくなるからだ。しかし、その程度でなくなるような存在意義なら、国民には要らない役所、となってしまうだろう。


前川氏のような「規制緩和反対論者」が文科省行政を体現しているなら、いっそのことバウチャー制度を導入して、文科省の解体・かつ抜本的な体質改善が必要になるという意見も出てくるだろう。前川氏が個人的に倒閣運動まがいをやっているのかもしれないが、そのような手痛い「しっぺ返し」があることも指摘しておきたい。


◆  ◆
百田尚樹さんの講演会中止につき(続き)



(KAZUYA)
百田尚樹さんの講演会中止
→民進党原口一博氏が「学生のイベントに特定の議員が介入したとも聞いていますが何をしているのでしょうか」とツイート
→誰とは言ってないのに、なぜかキレる民進党有田芳生



(あるT)
【トークショー招致に抗議】映画上映会とトークショーに安倍昭恵夫人が参加したことに、会場の外でトークショー参加に抗議するプロ市民たち「国会に行け」
もうこれ、今回の百田尚樹氏の講演抗議中止によく似ている。ただのトークショーにも参加するなとか、どんだけ言論の自由が許されないんだと。


◆  ◆
おまけ