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★宮家邦彦 あさラジ 2017年5月~7月分(若干書き起こしメモ)

2017.4.27 産経ニュース
【宮家邦彦のWorld Watch】

テロ等準備罪審議は「反対のための反対」そのものではないか 日本は「国会答弁法」の国だ
 今こそ、反対のための反対をやめ、政治をゲームの如(ごと)く扱わない姿勢を示すときだ。18日、英国のメイ首相が総選挙実施を表明した際、野党に呼びかけた言葉だ。同時期日本では衆院法務委員会で、テロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案の審議が始まった。今回は立法に関する日本と欧米諸国との考え方の違いについて考えてみたい。

 共謀とは英語でコンスピラシー、つまり「徒党による謀議、合意」を意味する。英米法では「反社会的な目的を達成するため秘密行動を決意する」行為自体に刑事責任が問われる。英国の共謀罪は「コモンロー」、すなわち中世以来イングランドで発展した伝統、慣習、先例に基づく判例法の一部として確立したそうだ。これに対し共謀罪が成文法上の犯罪である米国でも、その定義は英国のコモンローに基づくという。法案に反対する識者は英米で共謀罪が労働運動や反戦運動に適用されたことを批判している。

 では、英米以外はどうか。欧州大陸諸国は英米的「判例法」ではなく「成文法」主義だ。興味深いことに、大陸諸国の多くは組織犯罪に対して「徒党による合意」ではなく「犯罪組織への参加」自体の刑事責任を問う。つまり、具体的行為に関する共謀がなくても、その種の組織に参加するだけでアウトなのだ。

OECD(経済協力開発機構)加盟35カ国をみると、上記のような英米法的「合意罪」を採用する国が7カ国、大陸法的「参加罪」採用が13カ国、両者を併用する国が14カ国となっている。もうお分かりだろう。最後の1カ国、すなわち「合意罪」も「参加罪」も採用していない唯一の国が、わが日本なのだ。

 日本の刑法体系は「法益侵害行為」のみを罰する古典的建前が基本だから、国際組織犯罪防止条約(TOC条約)が求めるような「合意罪」または「参加罪」のいずれも刑事責任を問えない。しかし、IT技術の発達により情報の処理伝達速度が飛躍的に向上した21世紀に侵害行為の発生を待っている余裕はない。

 法務委員会での法案審議を見聞きして違和感を覚えたことがある。一部マスコミが「法案審議の際、常に法務省刑事局長の出席を認める」前代未聞の採決が行われたと報じたからだ。野党側は「法務大臣隠し」と批判しているそうだが、筆者にはなぜ問題なのかさっぱり分からない。

 誤解を恐れずに言えば、日本は「判例法」主義でも、「成文法」主義でもない、「国会答弁法」の国だ。法律の解釈運用は関連国会答弁が国会議事録に掲載されて事実上確定していく。
 
法案に反対する側は、国会答弁が混乱し解釈運用が決まる前に廃案にしようとする。これに対し、守る側はしっかりとした答弁を議事録に残そうとするのだ。日本が「国会答弁法」主義を続ける以上、今回のような国際条約批准のための重要法案制定の際は、国会の関連委員会質疑の中で刑事局長のような法律の専門家が審議に加わるのも当然ではないか。法律の専門家の答弁を封じ、大臣の「問題答弁」を引き出そうとする昔ながらの戦術は冒頭引用したメイ首相の「反対のための反対」そのものではないか。

 テロ等準備罪は対象が組織的犯罪集団に限られる。一般人は調査対象とはなっても、捜査対象になる可能性は極めて低い。TOC条約は既に世界の187カ国・地域が締結した。世界のテロリストがネット技術を駆使し、ネット上で重大テロ事件を計画・実行する現実に鑑みれば、オリンピックなどのスポーツイベントの有無にかかわらず、日本が新たに立法措置をとるのは至極当然であろう。277もの犯罪が対象で冤罪(えんざい)を生む恐れがあるとの批判には運用の厳格化で対処すればよい。そのためのプロ・専門家による国会審議ではないのか。やはり、客観的に見て、テロ等準備罪創設の機は熟していると考える。
 
【宮家邦彦 】あさラジ! 2017年5月5日



【宮家邦彦 】あさラジ! 2017年5月12日


【宮家邦彦 】あさラジ! 2017年5月19日


0:11 米朝関係 軟着陸?


5:07 米司法省 トランプ大統領に叛旗


10:11 加計学園問題


16:05 トランプ大統領 初の外遊



【宮家邦彦 】あさラジ! 2017年5月26日



0:13 トランプ大統領 ロシアゲート


5:23 イギリスの大事件


10:41 加計学園問題


17:47 G7サミット イタリア シチリア島で今日 開幕



【宮家邦彦 】あさラジ! 2017年6月2日



0:15 サミット総括
5:12 イギリス総選挙 メイ首相率いる保守党に 逆風
10:10 トランプ大統領 パリ協定からの離脱表明
16:35 小池百合子 自民党から離党

【宮家邦彦 】あさラジ! 2017年6月9日


0:11 カタール断交 カタールは嫌われている?


4:50 英総選挙


9:42 ロシアゲート コミー前長官 議会公聴会で証言



【石破茂】 あさラジ!2017年6月16日



0:42 脱アベノミクス 石破茂の日本列島創生論
5:37 安倍総理の憲法改正に異論?
10:58 加計学園問題 萩生田官房副長官の指示文書が存在?




6/22【宮家邦彦のWorld Watch】


米の「ディープ・ステート(闇の国家)」など繰り返し報道で、洗脳されそうになる恐ろしさ
 この原稿は夜明け前のワシントンの定宿で書いている。今回は筆者が所属するキヤノングローバル戦略研究所と米シンクタンク「スティムソン・センター」共催によるシンポジウムでパネリストを務めた。日米の研究者・論客が「日米関係以外の問題」を議論するこのシリーズ。今回のテーマは「ユーラシア戦略」だった。なぜ「日米関係以外」にこだわるのか?


 筆者は冒頭、「日米関係者の、日米関係者による、日米関係者のための会合にはあまり関心がない」と述べた。今の関心は日米関係ではなく、国内分裂が進む米国の新政権が欧州・中東・アジアに対し、戦略的で地政学的に意味のある外交政策を適切かつ効果的に立案・実施できるか否かだからだ。筆者発言のポイントのみ紹介しよう。


 ●ユーラシアは欧州、中東、東アジアの3つから成り、そこにロシア、イラン、中国という現状変更勢力がいる。


 ●日本の国益は、自由な国際秩序を維持するため、これら3国の各地域での覇権国家化を阻止することだ。


 ●イランや中国の覇権国化は原油輸入の大半を依存する湾岸地域とのシーレーン維持という日本の国益を害する。


 ●欧州の独立・繁栄維持は、対露牽制(けんせい)だけでなく、中東地域の安定にも資するため日本の利益となる云々(うんぬん)。



アジア専門家の多い聴衆がどの程度理解したかは不明だ。


 それにしても、米国内の混乱は予想以上に深刻だった。筆者の空港到着数時間前、これを象徴する事件が起きている。ワシントン郊外の野球場で早朝、共和党議員などを狙って反トランプの民主党支持者の男が銃を乱射、銃撃戦の末、下院院内幹事ら5人が負傷したのだ。翌日彼らは恒例の議会民主・共和両党対抗チャリティー野球試合を控えていた。射殺された犯人は保守系共和党議員6人のリストを持っていた。明らかに政治目的の暗殺未遂事件だ。


 いくらトランプ嫌いとはいえ、民主党支持の白人老人がこんな事件を起こすとは誰も予想しなかった。その日と翌日だけは民主・共和両党とも「暴力に屈しない」と団結を誓っていたが、その後直ちに泥仕合が再開された。ロシアゲートをめぐる親トランプ・反トランプの溝が簡単に埋まるとは到底思えない。


 ホテルにいる間、テレビで親トランプのFOXニュースと反トランプのCNNを10分おきに見比べた。驚いたのは保守系のFOXニュースが「ディープ・ステートの報復、トランプ政権崩壊を望む」といった扇情的見出しの報道番組を終日繰り返し流していたことだ。ディープ・ステートとは「闇の国家」などと訳され、政府内の一部機関や組織が時の政治指導者の文民統制に従わず、勝手な行動をとる状況を指す。


 FOXテレビの有名なニュース・ホストによれば、「先月トランプ大統領に解任された前FBI長官も、司法省の副長官や特別検察官も、全ては『ディープ・ステート』の一員であり、選挙で選ばれたトランプ氏に対するクーデターをたくらんでいる」のだそうだ。


 面白いと筆者も書き始めたが、さすが産経新聞、ワシントン特派員が既に「ポトマック通信」で紹介していたことが判明した。彼の言う通り、一見信じ難い「陰謀論」なのだが、FOXのようなメディアが終日繰り返し報じれば、FOXしか見ない普通の視聴者はそれを信じるだろう。筆者ですら、保守系議員や知事などの、そうした発言に「なるほどね、そうだったのか」と洗脳されそうになるから結構恐ろしい。


 こう考えると、荒唐無稽と思えるトランプ氏の戦術も、意外に効果的なのだ。民主制度がポピュリズムや偽情報による洗脳に対していかに脆弱(ぜいじゃく)か、今回よく分かった。日本も例外ではない。



【宮家邦彦】 あさラジ! 2017年6月23日

0:13 米国のディープステートって何?
4:54 米中外交安全保障対話の初会合開かれる
10:15 都議選 今日 告示
16:11 本拠地を失った◯◯国 これからどうなる?


【宮家邦彦】 あさラジ! 2017年6月30日

0:19 トランプ政権が日本化?
4:55 先進国の甘い認識 中国に援助すべきでなかった!
10:02 下村博文 加計疑惑を全面否定
17:12 米 航空便の搭乗前手続きを強化


【宮家邦彦】 あさラジ! 2017年7月7日

0:15 宮家邦彦は都議会選挙をどう見た?
4:36 日EU EPA EUの思惑
9:47 九州の記録的豪雨災害
14:41 日米韓 キタへの圧力強化で一致?


(7月14日 お休み)




【宮家邦彦】 あさラジ! 2017年7月21日

0:29 中国人の対日感情の変化に驚き
4:52 CNNの反トランプ報道 トランプ大統領はゴルフ三昧
9:54 PKO日報問題
17:55 米中 包括経済対話 いきなり決裂

【宮家邦彦】 あさラジ! 2017年7月28日


0:13 どうなる オバマケア
5:02 稲田大臣 辞意表明 PKO日報問題の本質
10:11 レンポウ辞任 民進党 来月下旬に代表選
17:53 大阪地検 籠池夫妻を取り調べも黙秘






















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